実は、日吉に引っ越してきたときポップザウルスというミスチルのライブビデオを見ていた。
確かに見ていた。
見ながら荷物をダンボールから出していた。
そして今日また、同じビデオを見ながら荷物をダンボールに詰め込んでいた。
ダンボールから出すときと、入れるときまったく逆の作業だ。
まったく同じビデオを見ている私がいる。
何も変わっていないのか?
もちろん、似た作業をするからBGMとして同じビデオを流したとも考えられる。
しかし、そう考えるのはつまらない。
同じものを見ているが、実はまったく違う。
大学生活でいろいろなことが起こった。
自分でも変わったと思う。
しかし、同じビデオを見ている。音楽とか感性に訴えかけるものは同じものが好き。
本質的には変わっていないのかもしれない。
ダンボールに2年間の思い出を残さずつめていこう。
そして、また新たな地でダンボールという扉を開こう。