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July 15, 2004

パラダイムシフト

意識のないものが多く集まることにより、 まったくあらたな意識が生まれ、 新たな社会(流れ)が作られていく。

よく分からないんですけど、
思ったこと。

社会(仕組み・考え方のベース・ライフスタイル)の根本から変わる。
このことだと思うのです。パラダイムシフトとは。

で、このパラダイムシフトを起こしているのは一人一人の市民なわけです。
でも、彼らはその変化に気づかない、
気づいたとしても遅い。

実際に彼らは社会を変えているまさにその原動力になっているにもかかわらず、
そのときには気づいていない。

自分の意識の外の行動で、
社会が変わっていっている。
だから、気づかない。
で、変わりきったころとか、
変化に対応するにはおそくなりすぎてから、
その変化に気づく。

不思議なことだ。

じゃあ、この変化を一番最初に引き起こしたのは何か?
新たな技術を持ってきたり、それを使った何か(サービス)などを始めた人。
ブームを作る人に似ているかもしれません。

でも、彼らにも明確な未来社会は見えていないかも知れない。
信じている人はいると思うけど。

すると、誰もその変化を分からないのか?
というとそれも違う。
早く変化に気づき、それを利用したり、その流れを踏まえ、
新たな流れを作る人がいるわけだ。
このような人は、新たなことが起こることに敏感だったりするわけだ。

ということは、未来がどうなるかははっきりとはすべての人が分からない、
だけれども、自分なりにいろいろな変化を感じ、調べ、考え、
それにあったことをする、さらにその変化を踏まえて新たなことをする。
これしかないのではないか。
もちろん、これは判断を誤って失敗することも多いにある。
なぜなら、最終的に未来を作り上げていくのは、
そのような新たな変化に気づいていない一人一人の人間だからだ。
変化に気づいて、新たなことをした人が
未来を作るわけではない。
このマジョリティの流れが最終的に社会を作るからだ。

じゃあ、このマジョリティにどうしたら新たなものサービスをうまく広められるか。
そこが重要になる。
しかし、彼らに根本的な変化を察知されたらいけない。
察知されれば、彼らは自ら行動を起こし、
その根本的な変化に対応したことを始めるからだ。
すると、変化を早く察知して新たな行動を起こした人が描いた未来像とは、違った社会が生まれると思う。
だから、多くの人に察知されたらまずい(変化に早く気づいて新たなことを始める人の立場)

となると、成功するには変化を自ら見極め、
それを踏まえたこと(サービスなど)をする。
しかし、多くの人にはその変化を感じ取られないようにする。
これか?

なんか、あんまり面白い文書にならなかった。

言いたかったのは、変化などに対して鈍感な人がたくさん集まることによって、
実は大きな変化が生まれている。
もちろん変えていることは、気づいていない。
変化が終わるころに気づく。
これって不思議。

カブも一緒なきがする。
みんながあがると思っていても下がったりとか、
多くの人の意思に反して動くときがアル。
ってか、それの方が多い。
じゃあ、最終的には何が決定要因なんだろう。

意識のないものが多く集まることにより、
まったくあらたな意識が生まれ、
新たな社会(流れ)が作られていく。
これ不思議。

じゃあ、これからの社会を作り上げていく我々は
何を見て、何を感じて、何をどう判断すれば良いのだろうか。
そして、その判断に基づいて何かを始める場合はどのように行うべきなのだろうか。
難しい問題だ。
意識のないものの集団化による新たな意識・流れをつかむのか?!


なんか、田坂さんが昔いっていた、
複雑なものに生命が宿るという言葉を思い出した。

あと、僕がいつも言う
権利とか何とかで守られた組織とかでは変化が一気に起こる。
というか、外部に対して既存の支配した物を使って一気にアピールするから、
大きな変化に見える。
でも、規制のない社会とかでは毎日変化が起こり続けている。
こっちの積み重ねは徐々に起こる変化だから気づきにくい。
でもちりも積もれば山となるで、最終的にはこっちの変化の方が大きいって話。
それを昔の僕のブログから引用
確か、地上はデジタルが始まった日のテレビを見て思ったことです。
全局いっせいに、カウントダウンをやっている会場からの中継を流して、
総理大臣とか総務大臣も着てカウントダウンしていた。
それを見て、違うだろ!と思って書いた文章です。
以下引用


January 28, 2004
見えないからこそ、大きな変化
前も書いたかもしれないけど、また書きます。

変化っていうのは見分けるのが難しい。
そもそも、変化しているのかどうか、また良いほうへ変化しているのか、悪いほうなのか?そのスピードも分かりにくい。
まして、内部にいると分かりやすいように感じるんだけど、実は見えないことが多い。
だから、常に外部に視点を置くことが重要であると。

でね、ネットとかみたいにみんなが自由にいろいろ手を加えていけるものは日々変化している。新しいことが起こり、機能が付け加わり、徐々にそれが浸透していく。ある、スパンで見ればかなりの変化が起こっている。でも、毎日起こっているので、日々その変化に気づくことはない。気づきにくい。大きな変化だとは感じにくい。

しかし、規制で縛られているものはみんなが自由に手を加えることができない。権限を持っているものだけが、システムや仕組み、規則を変えることができる。ちょこちょこ変えればユーザーにとってはウザイ。だから、一気に変える。大きなチェンジをさせる。だから、一般人はとても驚き、変化がおきたー、と思う。でもじつは規制のないもののほうが大きな変化が起こってるんだよね。

そんでもって、これも思い出した。楽天の田中さんの話から


田中氏は、ブログで何ができるか?という議論の盛り上がりを、90年代にインターネットが登場したときの議論と対比した上で、ブログの「新しさ」として3つのポイントを挙げた。1つは、単純なことだが「Web作成が簡単になったこと」。eBayや楽天が、オークションやショッピングモールという、従来から存在していたサービスを簡素化しただけでインターネットの世界を変えたように、特定の機能を「簡単にする」ということが時に非連続なインパクトをもたらすと述べた。

ほんの少しの変化、一見すれば何もたいしたようなことではないこと。
これ、ほんの少し便利になるだけで、大きな変化が起こる。
うんうん、これを見極めれたら最強です。

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