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February 06, 2006

ターゲットを絞ることによって、ターゲットが広がる

ターゲットを絞ることによって、実質的なターゲットが広がるのではないかと感じた。すべてに当てはまらないかもしれないが。

ターゲットを絞って、そこにあったものを作る。その時にそのターゲットで見えてきたものが、実は万人の心に共通していたりして、ターゲットが広がったり。ターゲットを絞ることによって、エッジがきいてきておしゃれというような認識を一般で持たれたりするような気がする。

そんなことを感じた。

February 01, 2006

自我を捨商品にとって何がベストか

NHK プロフェッショナル
佐藤可士和 アートディレクター


デザイナーとは:問診をして、課題を顕在化

広告は基本的に見てもらえないもの、関心のない人のバリアを破ってみてもらうのは難しい。

雑談はしない。

物の本質の魅力を表出かさせるデザイン

日常の中でどう見えるか。
実際に使う状況で試してみる

数日寝かせて、また考える

考えたプロセスを説明するために、試作品を見せて説明する。
そして、最後にどれがベストかをはっきり示す。

アイディアはすぐには書かない
実際に書いてしまうと、ビジュアルに影響されすぎてしまうので
あるていど、脳でイメージできるまでメモしない
対象物の中に答えがある。アイディアは対象物の中にある。
突然、アイディアは生まれるものではない

自我を捨てる。商品にとって何がベストか。
自分がどうこうってのはどうでもいい。

際立たないといけない

カッコウつけてかっこ悪い


コレだっと思う瞬間が多い人生。
そしてワクワクしている。

コンセプトを磨かないと物が売れない

ちょっとした思い一つで仕事は面白くも、つまらなくなる

潔いものが作りたい

ハードルの高いところを超えられる人

January 30, 2006

SECがフェイクサイトを作って投資教育

視点論点を見ていて驚いた。
アメリカのSEC(米国証券取引委員会)はフェイクサイトを6つぐらい造っている。

そして、そのフェイクサイトをクリックするとSECにつながりそんな甘い話はないと警告するらしい。
こんな投資教育があるらしい。

話していたおっちゃんは、実践的な投資教育といって評価していた。
驚き、日本の組織では出ない発想だろうな。

January 24, 2006

デジタルモニタ

京浜東北線に乗った。すると、何か違う。
車内中吊り広告があるところにモニタがあった。おお、なんだ?って思ったら、日本テレコムとJRが共同でやっているみたい。これがデジタルモニタと呼ばれるもの。

まあ、たいしたことはないのだが、 88.1ヘルツにあわせるとFMラジオで音声(ニュースなど)が聞こえたり、 無線LANでデータ受信できる。

電車に乗っているときに、FMラジオつきのmp3プレイヤーを持っていたので、 88.1ヘルツにあわせると音声が聞こえてきた。基本的に電車では車掌のアナウンスしか公式なものとしては聞こえてこない。山手線にモニタが着いていて、そこではクイズが流れたり、ひとこと英語が流れたり、CMが流れるが音はない。まあ、パブリックなスペースでいろいろな人がいるから当たり前なのだが。で、今日はモニタの映像と音(FMで)が連動する。これは、今までの人生ではなかったことなので、新鮮味があった。

日テレニュースも流れてた。日テレとこの2社ってつながりあるのかな?それとも、京浜東北沿線に本社があるのが日テレだから、ここを無視して他の局を使えないとか?

http://www.japan-telecom.co.jp/release/2005/jul/0705/index.html

January 23, 2006

薩摩白波

このCMいい映像使ってるなーとついつい眺めていた。
そして、CMが終わるとき、また驚かされた。酒のCMなのだ。やっぱり、酒のCMが良い。
なんでだろうね。基本的に、酒はまったりしたいときに飲む。まったりする、癒しと言うと「自然」なのだろうか、だから雄大な自然の映像を使う。さらに、酒といったらキレイでうまい水が重要。ってことで、水がある自然のCMになるんだろうな。

で、俺はそんな映像が好きと言うことですな。

まあ、競合他社が、しっとりとした大人なCMをして高級路線でブランディング化してきたので真似してるだけかもしれませんが。

iichikoにはじまり二階堂(以下のエントリーリンク)もすばらしいCMだった。


白波の広告
会社のウェブ

以前のアルコールと言うか酒のCMのエントリー
iichiko desgin二階堂-お酒のCMが洗練されているわけ-

Next-11

next eleven というものがGoldman sachs から昨年末発表された。BRICsに続くもの。あと1,2年したらネクスト11とか言ってるのかな?

次の成長市場Next eleven(11ヶ国):ベトナム、韓国、トルコ、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、イラン、ナイジェリア、エジプト、メキシコ。

この中で、ブリクス諸国を抜く(同じぐらい重要になる)可能性がある国としてメキシコを上げている。キター。メキシコだ。って感じですねー。もしかしたら韓国って書いてありました。

以前のエントリーでBRICsのsは南アフリカかなって書いたエントリー「s」この時、「s」で始まる国って、韓国か南アフリカかスロベニアかスウェーデンかスーダンかソマリアかサウジアラビアかシンガポールかスリランカかスペインかスイスかって考えて、まあ南アフリカか韓国かなって思った。でも、韓国はもうその域を超えているかなってのと、日本人がそういうと近隣諸国ですぐ思いつく国だから安っぽい気もして南アフリカにしたのでした。

実際に韓国のパワーはスゴイ。日本にいるより世界に出ると感じる。LG、サムスンなど世界の隅々までいきわたっている。実際の製品もだし広告も半端ないレベルだ。日本は車にしろ電化製品にしろ伝統があり高機能な商品を提供する会社がたくさんあるので、ドメスティックの製品ばかりで、外国の製品は少ない。だから、輸入も少なく、外国の企業の躍進を肌で気づくのが遅くなる気がする。

国の特長によって、外国でしか感じれないことの一つですな。

www.gs.com/hkchina/insight/ research/pdf/BRICs_3_12-1-05.pdf

まだ読んだことないけど、この本も一緒に読むと良さそうな気がする。

いつものように自分へのメモ。

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*国王とエントリーがかぶってた。以前もappleのCMでかぶったことあったな。

January 06, 2006

bBからVOXY

当たり前なんだけど、VOXYのCM見ていて思った。
昔、トヨタは若者からの支持があまり強くなかった。最近はそんなイメージはあまりない。ついこないだもbBの新型車を面白く発表した。iPodとかの携帯ミュージックプレーヤーが巷で大ブーム、それに乗じてうまい宣伝をやった。まずはじめTOYOTAが携帯ミュージックプレーヤーを発売するというニュースだけ流す。ついでに詳細は何月何日と発表。ウェブもそれっぽい興味を持たせるサイトにしてあって。すると、みんなトヨタが携帯ミュージックプレーヤーを今更発売するのかよ。それに業種違うし、って話題に。
発表までみんな興味を持って社会でもブログとかニュースでも話題に。この時点でトヨタの勝ち。で、発表。なんとbBの新型車でその車にはスピーカーが9つかな。若者は音楽が好きで初めから音楽を聴くのに適した車になっている。それで、車自体を動く携帯ミュージックプレーヤーと表現したのだった。みんなやられたという形になる。世の中の話題をさらうにはうまいやり方だよな。

って、関係ない話が長くなった。VOXYのCM見ていて思った。当たり前のトヨタの戦略なんだけど、若い世代にbBを買ってもらって、その人たちに子供が出来てbBじゃ小さくなる。でも、若者っぽいデザインの車がいい。さらに年もとりちょっと重厚感も欲しいってことでVOXY。bBからVOXYに乗り換えて行くような想定でトヨタは車を作っているんじゃないかな。ライフスタイルの変化に合わせた商品の提供をし続けることによって、トヨタは若い世代を取り入れてそのお客さんを離さないように努力している感じがした。

CMの作りこみ方もそのあたり気にして作っている気がしたから書いてみた。
bBけっこう売れるんじゃないかな。

December 26, 2005

義田貴士さん

義田貴士さんというのは、スポーツジャーナリストだ。この方は、イチロー、松井秀喜、上原などとプライベートでも相当仲がいいようだ。その仲のよさは以前から知られていて、イチローや松井などとの対談番組をいくつかやっている。それもかなりフランクに話している。

いやー、不思議だ。イチローはマスコミに対してあまり愛想がない。松井も、毎回インタビューには答えるが核心に迫ることは話さない。しかし、彼の前だといろいろと話す。イチローにいたっては新居を見せた。普通ならありえないと思う。なぜだろう。なぜ、世界のトッププレイヤーが彼だけには心を開くのか。

彼は1967年広島県生まれ。元テレビ朝日スポーツ記者のようだ。

やはり、記者は将来有望な若手を見つけて、仲良くなることが重要だと思う。記者になりたてで、すでに大物な人から本音を聞こうとしても難しい。すでに仲のよい記者がいるだろうし。だから、無名の若手から有望な人を見つけ、無名時代から仲良くなって、有名になってから大きな仕事をする。

たぶん、彼が駆け出しのコロにイチローも下積み時代だったんじゃないのかな。それでも、イチローの能力とかを見抜いてかどうか理由は知らないが、こまめにコンタクトをとって気も合ったから仲良くなった、そんで有名になってからでもイチローは彼のことを信じれる。だから取材を受けているのかな。

December 17, 2005

2005 CMランキング

広告批評が選ぶコマーシャルランキングトップ10
News23を 久しぶりすぎるぐらい久しぶりに見たらやっていたのでメモ。

1位 象印マホービン VE電気まほうびん サーモグラフィー篇
2位 日本コカコーラ ファンタ ヤギ篇、カメラマン篇
3位 明治製菓 明治ミルクチョコレート いつでも・どこでも篇 香取しんごがでてる
4位 大塚製薬 カロリーメイト ジャックバウアー上陸篇、ジャックバウアー決選篇
5位 シャネル シャネルNo5 No5 LE FILM篇
6位 大日本除虫菊 水性キンチョール 片隅篇 庭篇 
7位 アップル iPod Detroit篇
8位 石垣食品 フジミネラル麦茶 みねらーるむぎちゃ
9位日清食品 カップヌードル FLOWER、少年篇 NO BORDERってやつ。 
10位サッポロビール サッポロslims カルクヤバイってフレーズのCM

天野さんおすすめ

リクルート ホットペッパー まだ伴奏篇、もう終わり篇
産経新聞 防災王子キャンペーン 防災の達人
森永製菓 DW くどけよ篇

BGM I Want to Know What Love Is

December 07, 2005

物語と物をセット

物語と物をセットにして売る。

物を知る。
そして、そのものの物語を知る。

商品を売るときはその商品の持つ物語をしっかりと伝えて売ることが重要。

相手が一般消費者であろうと法人であろうと。

って、再認識。

October 14, 2005

言葉が苦手

昔から言葉が苦手だ。言語が苦手。なんと言えばいいか分からないが、カタカナの一部を書くときに戸惑ったり、エレベーター、エスカレーター、眉毛、まつげがすぐに分からなかったり。

字も子供の時から変わっていない。簡単に言えばへたくそだ。

たぶん、厳密に言葉を使わなくても相手に通じると思っているのと、的確な言葉を選ぶなら言いたいことがたくさんあってそれらをはやく言いたいと思っているからだろう。

しかし、今日スペイン語のテキストを見たら入って気安かった。

あと、スペイン語とかの歌で聞いているだけじゃ歌詞なんか全く分からないのに、歌詞を見ながらだと分かった気になれる。何でだろう。

文字と音がつながると認識できるのはなぜか。ああ、

August 12, 2005

日本のものづくり

岐阜で航空機の工場見学をさせてもらった。工場見学なんて、初めてかもしれないと思う。実に、すごい。いや、工作加工機械もすごいし、職人の人の作業もすごい。お話を聞いていっても日本の持っている技術のすごさを知ったし、航空機のかなりの部分を日本、特に岐阜で作られていることも知った。

なんだろう、実際に見ると日本のものづくりの力を感じる。

August 11, 2005

最後は一人で

最後の意思決定は一人で。特に、自分にしかかかわってこないものの時は。まあ、意思決定を下す前にたくさんの人の話を聞くことは重要だ。参考にする。自分では考え付かなかったことを聞ける。

たとえば、靴を買いに行ったとしよう、最終的に使うのは自分ひとりだ。だが、何人かで買いに行く。いろいろ言われるし、周りの人に迷惑をかけたくないと急いであまり吟味せずに選ぶ。そして選んだものに問題がある。それの被害は自分だけなのだ。そこを常に忘れてはならないな。

意思決定は一人で。

August 03, 2005

プレゼン方法

誰に 何を どうやって伝えるか
プレゼンは相手に最終的に何をして欲しいのかを明確にする
プレゼンはキーワードと雰囲気しかのこらない
明確具体的夢のあるビジョン 

July 16, 2005

サービスの質なる物

サービスの質なるものに今まであまり興味がなかった。良いか悪いかは分かるが、サービスの質に対して喜びというか効用を感じていなかった。最終的に求めているものさえ達成されればサービスとかはどうでもいいぐらいで思っていた。だから、サービスが良いから高いってものに全く興味がなかった。

世の中全く同じ商品を購入するにしても、料金が違う。すなわち企業の利益とかコストが違うからなんだろうけど、そのコストのひとつとしてサービスが違うこともある。さあ、同じ商品ならサービスが良くて高いのか、サービスが悪くて安いのどれを選ぶか。

セルフガソリンスタンドのように、サービスが簡略化されている場合はまた別です。

安心だろう。
自分がやりたいことを確実に達成するために、無駄な不安を持たずにできること。

あと、気分がいいか悪いか。いい気分でいたいじゃないか。ってことなのかな。僕はあまり怒りの感情がないので、あまり高いサービスを求めてないのかも。

コンビニのファックスも改善されてたしなー。送った後に送った内容と送り先が確認書類として出てきた。

July 10, 2005

ブラックボックス

外からは見えないブラックボックス。

これがあると、外部からは価値などを評価しにくくなる。世の中一般と切り離すことによって地位を権威を作り上げる。

それとか、魅惑な感じを出してみるとか。

なんでも、このブラックボックスを作ることが人をひきつけたり、個人の心の中に生まれるなんとなくな価値を付加したり。

オープンソースの流れと反するというよりも、併用が重要だな。ってか、オープンにする部分とブラックボックスにする部分は全く違う部分なんだろう。

本物の信頼と本物の仕事

命がかかっている、自分の人生をかけている。あえてそのような状況になっていなくても、なってしまったような、なっている職業。宇宙飛行士。

前回、スペースシャトルは失敗し飛行士はなくなっている。そんなことがあってから、初めての打ち上げだ。恐怖は拭い去れないだろう。でも、それ以上に信頼と宇宙飛行士としての生きがいがあるのだろう。

何十年もたったら、宇宙飛行士って仕事も特別ではなくなっているかもしれないけど今は特別な仕事のような気がする。

宇宙飛行士は昔なりたかった。それでマジで調べたこともある。なるための条件を調べて、それをクリアーしようと大学とか調べていた記憶も。それに、英語の教科書に宇宙飛行士の教材が載っていて、その写真がすばらしく心躍った記憶がある。

なんか宇宙飛行士という人たちに惹かれる。それは宇宙飛行士という名前のかっこよさや希少性、宇宙へのロマンだけではなく人柄に。

宇宙飛行士の方を見ていると、どの方も人間としてすばらしい方が多いような気がする。何というのだろう、人間としてすばらしい人がどんな人か一言で言えといわれても分からないが、なにか、かんじる。宇宙飛行士(特に日本人)には共通の何かがあるような気がして、その独特の世界観が僕にはすんなり入ってくる。別に、どんなビジョンがあってそれでやっているからどうのこうの、という話でもないし。

ああ、ロケットやスペースシャトルの発射を見たい。肌で地響きを感じたい。

July 09, 2005

120人のうち1人

知力、胆力(肝っ玉が据わっている)、行動力+オーナーと経営者が同じ(自分の利益が会社の利益になるというインセンティブ)M&Aコンサルティングの村上さん。

三木谷さんが言っていた、経営者、株主、社員、お客、取引先、の利益の方向性を一致させる。

板倉さんが言っていた、変数をできるだけ少なくする。ひとつの事業に関係すること(変数)が多すぎて複雑になると経営が難しいから。あと、事業のリスクにあった金の調達方法をする。

100万人ということは日本人120人のうち1人。この100万人を超えると世の中に相当インパクトをもってくるな。これはキーの数字だな。mixiにしろgyaoにしろ。

作り出される背景ストーリー

ものに付加された背景ストーリー(意味づけ)とそれをいかに広めるかにかかっている。

当たり前だが、同じ商品でも売り上げが全く違う。それは、その商品にどんな意味づけがなされているかだ。ただのリストバンド。でも、アフリカの飢餓を救うために収益が使われるというと、有名人が宣伝し、大衆がつける。こういった意味づけひとつで商品の価値が違う。いかに、ストーリーを作るかが商品が売れるかどうかの差だな。

あと、それをどうやって広めるか。どのチャネルを使って、いつ、とか。いくらストーリーがあってもみんなに伝わらなかったら意味がないから。

メモメモ。

July 04, 2005

ゲーム性、競争、スキルアップ

あまりにもスタート時点でレベルの差があるといけない。多少は競争心を増す。

ゲームの時間は短すぎず、長すぎず。これが難しい。

ゲーム性、競争心、負けたくない、ワクワク感をあおるようなインセンティブシステム。

評価方法・基準をしっかり決めておく。

負けた人のフォローの方法を考える。


全体としてのレベルアップ。
普段なら身につけることのない(めんどくさいから)知識をつけられる。
勝敗により人間関係に亀裂。

June 27, 2005

トヨタの副社長

なんか、シリコンバレーに行きたい。何をしたいというわけではなく空気を感じに。そしてその周辺のスタンフォードやUCLAやcaltechにも行ってみたい。適当に授業にもぐって、学生と話してみたい。ふらっとグーグルなんかにも訪れても見たい。

トヨタの人事が変わったというニュースがあって、トヨタのウェブへ飛んでみていた。そこに人事のニュースがあったわけだが、それに驚いた。代表取締役副社長が8人、専務取締役が13人ぐらいいた。純粋に多いとおもった。まあ、大きな会社だからある程度必要なのかもしれないが、それにしても多い気がする。これじゃ、意思決定できないよなー。

そんなこといっても、業績がよければ問題ない。なんていっても結果出しているから、ああだこうだ言っても意味ないですね。トヨタ神伝説。とはいいつつ、利益が一兆円超えているというところだけ注目を浴びて、テクニカルな話で財務面が今後問題になるのではということもあるようですが。

でも、個人的にはgoogle的な会社が好きです。

June 22, 2005

思想クローン

自分の遺伝子を残したいと生物は思っているというが、自分の考えのクローンを残したいという欲求もあるのではないかと話していた。

それは、子供であるとか教育者となり子供を育てるとかそういう行動で現れる。金持ちになった創業者とかが教育やりたがるのもこれかな?金がないと教育はできないが、金があると思想クローン製造に走る。

June 21, 2005

マクドナルド

マクドナルド価格変わりすぎ。最近出した100円と500円のセットもしかり。前は60円バーガーがあったり。ころころ価格が変わるから、いったい今どの商品があって、いくらなのかがさっぱり分からない。消費者のことを考えていないなー。まあ、値段を変えることによってニュースとして報道される宣伝効果も狙っているのかな。あと、今回のぽっきりの値段は、レジでのおつりのやり取りの時間短縮があったみたいだ。それと、安い製品を買ったついでに、もらおうという作戦。これは海外では成功しているみたいだけど、日本ではイマイチで、業績予想を下回ったとか。

そんでもって、ジュースを100円で出したのが分からない。たぶん、カフェが増えているからそれに対抗しているのだろうけど、相当利益率が高いドリンクを100円にしちゃうとね。

でも、売り上げ増減はありながらプレゼンスがあるのは世界企業である証拠であるのだろう。新商品の投入や新しいシステムの導入は絶対に必要だ。しかし、ころころ変わりすぎるのもややこしいだけだ。スイッチングコストがかかるだけになりかねない。どのような状況になったら、どのタイミングで、どのような頻度で、どのような改革を実施するのがベストなのかは難しい問題だ。

6月19日の日経

この前の日曜日、6月19日の日経には中途採用の広告ばかりだった。

何でだろうか。この時期に中途採用が活発になるのは。

不思議だったのでメモ。

June 19, 2005

感動を行動に

人の話や人の行動、人の成果に感動しているだけでは意味がない。

その感動から、自ら何かを感じ取り行動に移さなければ意味がない。

ただ感動しているだけでは、何も生まれない。

感動するだけで終わらせるのではなく、その感動をばねに行動に移す。

June 17, 2005

ニーズ?

ニーズやマーケットの顔色伺いだけでは、自分のやりたいことでないし根強いファンはうまれない。ファンという固定客がつくと会社として安定する。
表面上の客だけでは、ちょっとしたことで他の商品に移っていってしまう客だ。これは、会社にとってはリスク名経営となってしまう。

自分たちの会社が、明確な理念を持って、ただ単に大衆の流れに迎合しない粋な商品を提供することによって熱狂的なファンがうまれる。自分たちの商品に魂がこもらなかったらファンはうまれない!

しかし全くマーケットニーズの方向と違ってもビジネスにならないのも事実。独自の道と社会性のエッジをいかに見極めるかということになるんだろう。

June 13, 2005

儲けの根幹を自らで持つということ

人の話や実体験から感じたこと。

広告代理店と飲料メーカーの例。

スーパーやコンビにで売っているペットボトルのお茶なんて全部同じようなもんだ。そりゃ、ウーロン茶と緑茶は違う。同じ種類のお茶でも多少味は違う。それは事実だ。でも、他の製品と比べると違いが少ない。絶対このお茶と決めている人も少ない。コンビニへ行きなんとなく決める人が多いのではなかろうか。そんなものがお茶である。

こんな他のお茶と違いの少ないお茶たちなんですが、ヒット商品とまったく売れずに消え去るお茶がある。この市場、毎年毎年大量のお茶が投入されほんの一部が残り、ほとんどがなくなる。この違いはなんだ?といえば商品のイメージといいますか、ブランド化といいますか、ようは広告とかパッケージ、商品名、そんなものによって売り上げが決定付けられると思うのです。

となると、飲料メーカーが売れるか売れないかの最大の決定要因を持っているのではなく、広告代理店が持っているということになる。飲料メーカーにしてみれば大きな問題です。自分の会社で儲けの根幹をコントローラぶる出ないのは経営のリスクが高すぎる。

あと、インターネット企業にも同じことが言える。インターネットのみで儲ける会社はグーグルやヤフーが儲けの根幹を握っている。ヤフーとグーグルが検索結果からあるインターネット企業を消してしまえばつぶれる会社だってたくさんある。アマゾンの結果をグーグルがのっけなかったら売り上げが下がるという話が典型だ。

儲けるための最大要因を自らの会社で持つということは安定した経営の基本であるのだなと思いました。まあ、自社以外の外部の組織や要因があるからこそ、お金を儲けることができるのも事実でありまして。これは自分の会社しかなえれば取引もできず儲けることができないということです。儲ける要因がいくつかあると思うのですが、それを分散したり、最大要因は自社でコントロール可能にしたりと。そんなことが大切なんだろうな。

ブランドとかインターネットとか金融の技術とか最先端のものはすごい売り上げに大きな影響を与えるが、何かあったら一気に崩れ去ってしまう気がします。実は昔から商売の基本といわれるようなもっと地味なことがいざとなったときに強いんだろうな。泥臭いことってやつね。たぶん、これは会社という組織にも個人にもいえるのだろう。

金融の専門家となりテクニカルな取引をしたとしよう。この業界は進化が早い。結果を出していたとしても、若くて頭の柔らかい人がどんどん頭角を表してくる。年を重ね若いときに結果を出していて、かつマネージする側にうまく移ることができればいいが、そうなれなかったら年をとり進化の激しい金融技術についていけなかったら、仕事を失ってしまうなんてこともなくなないと思う。

自らの会社で儲かるかどうかの決定要因を持つことが重要。それは他に依存(ネットワークに)しない独自のものなんだろうな。ネット意外なところにあるもの、とか。

May 25, 2005

製品サービスにあいまいさを持たせる

飽きないロボットが現在のロボット作りのコンセプトだと聞いた。すごく面白い発想だと感じた。

人間は鮮明に記憶できないから創造性が生まれる。ということは商品やサービスにもあいまいさを持たせると面白いのだろうなとふと思った。

これかなりのポイントだな。

March 17, 2005

何かを始める前にやっておくこと

どんなことでもいいから、何か始める前にやっておくこと。

・やり始めることに対する自分のイメージや、考えている問題点、なんでもいいからメモしておく
・感性豊かでかつ分析能力のあると自分が信頼できる人をおく。それは、何か物事を始める前の自分を知っている人に限る。かつ、その物事(プロジェクトなど)に直接および間接的にかかわらない人に限る


そして、一番忙しくなって周りが見えないときに見る。それと、その信頼できる人にコメントをもらう。

March 11, 2005

ソニーに関して、私の予想は外れましたね

そーいえば、ちょいと前、ソニーのトップ人事があった。

私は、久夛良木健さんが次のトップになると予想していましたが、外れました。この方は、もともと相当自分の道を貫く人で、プレス手で成功しました。その後本社の副社長になって、バランス感覚もつけてきたように感じた。それになんといっても、頭が良くてファンキー。こういう人がトップになればさらにソニーも面白くなると思っていた。

あと、個人的に徳中暉久さんがソニーのブレーンだと思っていた。と言うのも、2003年株主総会での言動を見ていたらそう感じた。言動と言うのは徳中暉久さんだけでなく、出井さんの言動を含め、徳中暉久さんが前に出ないが重要なポジションだと思っていた。出井さんが分からないと、徳中暉久さんに聞いている感じだった。出井さんと徳中さん以外が話しているときに、こっそり耳打ちしたり。それは徳中暉久さんの専門でないことでも。CFOの方はイマイチだったし。、しかし、徳中暉久さんが話すことはなかった。だから、この方はもう少し続けるのかと思ったら、取締役を退任されるらしい。

まあ、ハワード・ストリンガーさんという、外国の方がトップになったわけだが、どうなるか面白いと言うのはある。大賀さんが、裏で操ったとかマスコミの報道はありますが、面白い人事ですね。ソニーどうなるんでしょう。設立趣意書の精神は貫いて欲しい。


そういえば「正義」というなまえや「正」「義」さらに「健」という文字が入っている人が好きだ。好きと言うよりも、いろいろな尊敬する人を考えてみたら、このような文字が入っていた。「孫正義」「柳井正」「堀義人」「久夛良木健」「茂木健一郎」などなどね。いっておくと、私は正義(せいぎ)なるものがあるかどうか知りません。いわゆる社会一般の正義は、ない可能性が高いです。ただ、個人にとっての正義はあるのかもしれません。

WBSでゴーンさんが出ていた。日産で6年やっていたらしい。そんなにもかぁ。と感じた。はじめはたたかれていたけど、今はたたく人なんていない。国民の大半なんて、そんなもんだ。まあ、批判されると言うのは、すごい人、能力のある人の証拠であるのも事実。

一番はマインドセット、行動、基本的ものの見方を変えられた。らしいです。

February 15, 2005

僕の目には発着する飛行機が見えていますよ

いやー、この言葉。
ガイアの夜明けなる番組があります。

中部国際空港(?)セントレアと関西国際空港についてあーだコーダとやっていた。セントレアはトヨタのマネジメント層の人が社長で、関空は松下の改革を中村さんとやった人が社長らしい。セントレアはオープンだし、関空は第二滑走路建設でいろいろあるみたいだ。

まあ、第二滑走路の話は関空側から報道するか、国民側から放送するか、政府側から放送するかで、見ている人のイメージはだいぶ違うだろうなと思った。まあ、こんなことはどうでも良いことである。

で、関空の社長が言っていた。

「僕の目には発着する飛行機が見えていますよ」

とね。これだよな。一歩間違えば宗教です。しかし、この論理的思考力に基づいたイメージや想像力非常に重要だと思うのです。シュミレーションって奴ですか?先をイメージすることは、その後の行動に大きなメリットがあります。

ちょいとまてよ、ここでいう「僕の目には発着する飛行機が見えていますよ」はそんなシュミレーションとかいう次元じゃないのです。本当に見えるんだと思います。見えないものが見えるんです。こうでなくっちゃ、新しい社会を創造する人にはなれないと思う。世の中をがらっと変える、面白くする、まさにアップルの広告でいうクレージーな人だと思う。

まあ、この社長さんがこれに当てはまるかどうかは知りませんが。

February 09, 2005

地方企業はビジョナリーカンパニー

地方企業はビジョナリーカンパニーであると言うことです。

今日思ったんですけど、まあ、当たり前です。特に一代目の地方企業はビジョナリーカンパニーが多いのではないかと考えたわけです。

そもそも、ビジョナリーカンパニーとは何か?
まあ、私はかの有名なビジョナリー・カンパニーの2冊を読んだことがないので、この本に沿った定義は知らない。

しかし、この本に書いてあるビジョナリーカンパニーとは以下の条件を満たしているものらしい。
(1)業界で卓越した企業である。
(2)見識ある経営者や企業幹部たちの間で広く尊敬されている。
(3)社会に消えることのない足跡を残している。
(4)CEOが世代交代している。
(5)当初の主力製品やサービスのライフサイクルを超えて繁栄している。
(6)1950年以前に設立されている。

まあ、僕がいっているビジョナリーカンパニーはこのようなものではない。俺に言わせれば、上記の6点を満たしている企業をなぜビジョナリーカンパニーというか分からない。6つの条件を満たす企業がすべてビジョナリーカンパニーではないといっているのでもない。さらに、6つの条件が満たされている企業を批判しているわけでもない。こんな条件を満たしている企業は世界中探してもめったにないような素晴らしい企業であると思う。

まあ、これらの細かいことは本を読まないとなんともいえないので、特に触れないでおこう。今度、ビジョナリー・カンパニー1・2を出来るだけ早く読む必要があると思う次第です。また、読んだことがある人はいろいろ教えてほしいです。素晴らしい本らしいので。

で、僕がタイトルに書いたビジョナリーカンパニーは明確なビジョン・理念を持った企業のことで、まさに「読んで字のごとく」ってやつです。

話はそれるが僕の好きな会社は僕の言うビジョナリーカンパニーであったりします。まあ、なんで、地方に僕の言うビジョナリーカンパニーが多いか。

それはですね、東京で会社を作る人は安っぽい人が多い可能性がある。安っぽいというのは、周りに会社を作った人がいるから作ったとか、なんかカッコイイからとか、お金儲かりそうだからとか、そういう理由で作る。そんでもって、東京は地方と比べて会社設立の障壁が低いように感じます。さまざまなサポート体制があり、会社を作った仲間もたくさんいる。お金の面でも投資・融資を受けやすい。環境が恵まれています。このような環境による相乗効果で、コラボレーションが起こったり、相互補完ができるなどメリットも多いんですけど、ハングリー精神はなくなりやすいと思います。

逆に、地方で会社を作る人はかなり異端児です。環境やサポート体制も整っていません。自分が、このような社会にするために、これをやりたいとかなり強く思わないと会社を作らないと思うのです。会社を設立する障壁が高いからこそ、設立する人は強い思い・ビジョン・理念があると思うわけです。

そのような強い思いがあると、必然的にビジョンのある企業になると思うのです。会社のファウンダーがそのような理念をアピールすることにより、その理念に共感した人が集まり、組織としてビジョンオリエンティッドな会社になると思うのです。

まあ、なんとなく思っただけ。

別にビジョンがはっきりしているからすべて良いというわけでも、ビジョンがあるから儲けることが出来るとも思ってません。なんとなく会社を作ることも面白くて良いと思います。僕の言うビジョナリーカンパニーは、逆にビジョンに傾斜しすぎて、冷静な目で見えなくなると言う大きな問題があるかもしれません。
個人的に好きかどうかの話をしているだけですから、どっちが良い悪いではないですよと、最後に付け加えておきます。

February 05, 2005

若き国際的指導者

あまり、ニュースにならなかったが、世界経済フォーラム(ダボス会議)が「若き国際的指導者」237人を選出したらしい。日本人は10人みたいだ。

まあ、個人的に選出された人すべてがどうかって話はあるんだけど、まあ頭の片隅に入れておこう。
年齢を見ると、国際的ビジネスマンとして「若き」ってのは40歳までということなのかな。

これとは関係ないけど、日経の「そこまでやるか 新エリート主義」っていう夕刊の連載特集にも、いろいろな人がのっていた。
理化学研究所 神戸研究所 発生・再生科学総合研究センター上田泰己チームリーダーは、すごかった。27ぐらいでチームリーダになったらしい。大学で行ったら教授みたいだ。東大医学部5年のときに山之内との共同プロジェクトでリーダーしたり、バイオと言語をそれぞれ一年でマスターしたり、ソニーCSLの北野宏明さんに1年師事したとか。それで、東大博士課程を修了して理研のチームリーダー。すごいね。理研もそんなことする時代なのだな。

矢野 祥君もすごい。14歳で大学はいって、今はシカゴ大学医学部とか。ピアノも出来て空手かなんか武道もやっているらしい。

http://www.weforum.org/pdf/YGL/list05.pdf

楽天 三木谷浩史社長(39)、
中古車輸出会社アガスタ 松崎みさ社長(34)
伊藤忠商事法務部 社内弁護士 茅野みつるさん(38)
参院議員 浅尾慶一郎(40)
ファーストリテイリング 堂前宣夫副社長(35)
衆院議員 古川元久(39)
サイバード 堀主知ロバート社長(39)
東大 近藤正晃ジェームス助教授(37)
横浜市長 中田宏(40)
参院議員 鶴保庸介(37)。

BRICs

BRICsっていうじゃないですか。

前から、sはどっかの可能性があるのではと思っていたんですけど、South Africa
(南アフリカ)かもね。

G7にブラジル、中国、インド、南アフリカが呼ばれたらしい。
確かに、資源豊富だし、けっこう都市化していて、アフリカの重要な都市であるのは事実だ。

まあ、注目ということですな。

January 20, 2005

ついでに、こっちも誉めておこう

アップルをさっきほめたけど、やっぱソニーもすごい。
短期的に業績下方修正のニュースなんて糞食らえ。

先日、採用方法を変えたと言うニュースがヤフーにのっていた。採用試験に受かってから2年間ならいつでも入社可能という制度だ。ようは2006年入社に受かったら2008年までの間ならいつ入社してもいいってこと。その間、好きなように人生送っていいぞと。

まあ、これに対する意見はいろいろあろうが、私は支持するね。まあ、ワークスがやっていたのですが、ワークスがやるのとソニーがやるのでは意味が違うのは自明です。影響力が違います。たぶん、来年以降この傾向が出てくるかも。

で、そんなことを一番最初に出来てしまうソニーはすごいです。

まあ、その話は横においといて、会社がこうしないといけないのは大学の制度がだめだからですよ。4年間のうち1年間は好きなように使っていい年を作るべきです。大学の単位なんて3年で十分取れます。集中してやって、1年間人それぞれの使い方をして経験値をアップしたほうがいい。旅をするにしても資格の勉強するにしても、バイトにしてもなんでも言いわけです。その点、私の大学は毎年単位の規則があるので、制約が多い。その点W大って、4年まで自動で進級できるなら、学生はもっと頭を使って4年間を過ごすべきだと思うのですが。単位の年間上限があるから無理なのか?今度Wの人に聞こう。


やはり、大学生と言う時間は貴重だ。無駄に人に会わず、本をひたすら読んだり、半年ぐらい旅に出るという経験をするべきなんだろう。そう、蓄積する、ひたすら考える時なんて今ぐらいしかないんだから。来年から、セメスター制に変わるらしいので少し考えるとしよう。


かなり無理な付け加えだが、電子マネーが暴れてるね。確実に5年後には現金使う人が減るな。
スイカにPiTaPaですか。まあ、思うのが関西と関東で電子マネーが違うね。なんか、ここまで分かれるのって、50,60ヘルツみたいな感じ。まあ、どうせいずれ統一されるんですが。

January 05, 2005

人が成長する大きな意識変化-リミッターを切る経験-

正月のミーティングで、人が育つポイントと求める人物像とその人の見極め方のようなことについて話した。そして、今日髪を切られながらちょいと考えた。人間が成長するかどうかは、生まれ持ったスペックを別にしたらその人の考えや曖昧な感情だと思うのです。心の中で大きな変化、今まで「なし」だと思っていたものが、「あり」になったとたんに変化、成長すると思うのです。で、考えた。

「リミッターを切る経験」 
これは完全に自由に権限と責任を渡すのではなく、精神的にブレイクスルーしていない人と共に精神的にブレイクスルーをした人がプロジェクトを行い何でもありで、何をやっても良いことを知ってもらい、それから一人でプロジェクトを回して成長してもらう。

何でもあり、何をやっても良いということを経験を通して知ってもらうことが成長の第一歩だと考えたのです。人間は、これはやっていいのだろうか、これは絶対やってはいけないと考えているものがあります。さらに言えば、無意識のうちにこれはありえないと思い選択肢から排除している場合があります。これは可能性を捨て、成長を阻むという大きな損失です。

そこで、何らかのプロジェクトを丸投げ刷るのではなく、プロジェクトを通してこれから成長していこうと思っている人と共にリーダー(育て役)はプロジェクトを行うのです。で、リーダーは丸投げではなく、仕事を振るのです。それは、ちょいと無理っぽい仕事を。その仕事を達成しようとするときに、こんなことしてもいいのかよってことを解決方法に含んでおく。仕事ができなかったときにその解決方法を示す。すると何をしてもいいんだなという心境の変化が起こる可能性がある。

一回、なんでもありっていう感覚が心に宿ると、それ以降何かをするときに可能性を広げることができる。選択肢が広がり、チャレンジして成功していくのではと。それから仕事は丸投げするべきではないのかと考えるわけです。

世の中なんでもありってのを知るためには、一人で発展途上国に少ない金で行くとか、死にそうな経験、自分とはまったく異なるものが常識である世界を経験するのも効果的かとおもいます。

正月2日の朝から岐阜でミーティング。このミーティングが面白かったのです。その後のランチも面白い方が参戦して最高に楽しかった。

正月ミーティングのラフなメモ

人が育つポイント

イベントはいろいろなレベルの人が同時にかかわるため、自分の先を見ることができる
自分の仕事への当事者意識
組織に対する当事者意識
組織を自分のように感じること
自発的に質問をする(現場での問題意識)
なんかできそうな感じ
自分がいないと事業が回らなく感じる(全体の事業の中で自分の仕事の役割を明確に理解する)
仕事のきっかけとゴールをはっきりする。
一番中心になる人にアドバイスをうけたりほめられる
まずはゆるい役職をあたえる(入りやすい、やろうと思ったときにできる)
定期的に連絡を取る
信頼関係(自らの大切なことを話し、相手のことも聞く)
徐々にステップアップできるように、レベルごとの課題(ステージ)を提供する
責任感が生まれ仕事をすることにより、良いアウトプットを生み出そうと頭を使う→成長

求める人物像

やっている活動を理解し、質問者のストライクゾーンを見つけそこにボールを投げる能力
自責性 失敗の原因をどこに見つけるか、自らの問題点を見つけることができる→改善につながる
当事者意識を持っている人
常に学び成長する姿勢
可能性を信じるこころ
何事も楽しむ
マインド、アビリティ、スキル

やりたいこと面白いことを見つける「アンテナ」
何かを始める、一歩踏み出す「勇気」
何があってもへこたれずやると決めたことは続ける「根性」


希望格差の話とかもした。
そういえば、正月に絶望を希望に変えるということを聞いたなとも思い出した。

December 31, 2004

シリコンバレーってのは

いつかねー、シリコンバレーという場所をしったのは定かではない。

だが、知ったときから憧れのようなものがあったと思う。
現実とはそう甘いものではないと思うが、新しい技術やサービスを提供しようとする起業家、大学、VCやエンジェル、弁護士、会計士などのいろいろな人が助け合い、近くには海岸、テニスコートなどの施設もあるみたいなイメージ。インフラが整い、新しいことを有能な仲間と協力してがむしゃらにやる。妄想かもしれないがあこがれる。

でも、バブルとかで物価が高くなりすぎて仕事をしていても持ち家に住めなかったり子供を育てる環境としては悪くなるという話も聞く。

まあ、それは置いておくとして、やっぱりシリコンバレーは気になる。ということで、JTPAというシリコンバレーで働く日本人をサポートするNPOが開いた東京セミナーに行ってきた。

JTPA第2回東京セミナー
テーマ 「シリコンバレー・ベンチャーを通じたキャリアディベロップメント」
− シリコンバレー・ベンチャーから学んだこと −
2004年12月27日(月)

3名の方は三菱商事でシリコンバレーに駐在し、その人脈でベンチャーキャピタルを設立した方、銀行からスタンフォードのMBAに行きシリコンバレーに残りコンサルやビジネスディベロップメントをしている方、東北大学の助手で文部省からスタンフォードに派遣され、そのつながりでシリコンバレーのベンチャーに参加して、現在はNTTの研究者の方とそれぞれ異なるキャリアを積んだ方の話が聞けてとても面白かった。


メモ

・日本人であることがまったく意味を持たなくなる価値を生み出せるキャリアパンターン
・日本人であることを強みにするキャリアパターン

シリコンバレーで仕事をする、創業する人の目標のボトムラインは同じ、会社の株式公開やイグジット

日本の大企業だと、自分の将来が見えてくる。この大学、この部署出身で最高でこの人の役職、普通でこの人のような役職、最低だとこの人みたいなロールも出るがいる。それはつまらない。

ベンチャー創業時は資金集めで断られることも多く感情の起伏が激しい。それをどのようにとロースするかが重要。

もし、これができたらどのようになるのかを、価値・人脈などを具体的にイメージする。

「反省はしても、後悔ぁはしない人生」

成功するまであきらめなければ、進歩する。
細かい仕事を成功させて這い上がって行く

小さくてもユニークさを出していく。そうしないとビザが下りないという現実問題がある。
自分の価値を伝えて、わかってもらう

転職前に、ヒアリングに行く。自分が転職する業種や業界で成功している人、自分と似たキャリアを先に経験した人に自分でも成功できるか、やっていけるかを聞きにいく。

必要なスキルと足りないスキルを理解して、足りないものはうめる。

自分の価値を回りにいかに伝えるか。しゃべらないとわかってないと思われる。事実(実績)を積み重ねて見せる。肝になるところで、ツボを押さえてみんなをひきつける。勝負どころでキメ言葉を言う。聞く力をつけて、話を踏まえた説明。

自分の行っていることの説得力を増すためにMBAで習ったアカウンティングやロジカルシンキングなどを使う。実際は前線で学ぶしかない。

良いビジネススクールは多様な人が着ている。学部卒、コンサル、投資銀行出身、NPOにビジネスを持ち込みたい人、起業家、とりあえず行く人、キャリアを転換するため、黒人、アジア人、白人、年齢も幅があるなど。

November 19, 2004

ガラポン

なつかしい、ガラポン。
これは昔土曜日の午前中にやっていた大前研一氏の番組だ。

高校のときにこの番組を見ていた。(今はやってません)土曜日に家にいるとき、偶然テレビを見ていたらこの番組がやっていて面白いとおもい見たのがきっかけだ。そのとき、テレビに映っている態度のでかいおっさんが大前さんだなんて知らなかった。(少したって何者か少し知った)

で、この番組ビデオにもとってあって東京にも持ってきているのです。なんか偉そうな発言になってしまいますけど、なかなかいいことを言っているんです。純粋に情報量も多いし、それを踏まえた予測も鋭い。さらに、行動一つ一つに考え抜いた感がある。

でも、大学に入って、大前さんのことを一時期うさんくさいなーとおもって遠ざけていた。

でも、最近また、その評価が変わりつつある。
本を読んだのが理由なんだけど。確か、彼は僕が高校のときにエブリデイドットコムという事業を始めた。その時テレビで、オンラインショッピングが伸びないのは操作が難しいからといっていた。消費をする主婦には難しいと。それで、バーコード付きパンフレットを配って、ほしい商品のバーコードを読み取って購入できるようにすれば売れる。みたいなことを。このとき僕はこれはあんまり売れないだろうとおもった。

で、まだその事業は続いている。成功しているのかしていないのかは知らないが、まあ大成功はしていないだろう。個人的には失敗の部類に入るのではとおもっているのです。調べてなくて詳しく知らずに発言してます。

彼はマッキンゼーという会社の社長もしていた人です。マッキンゼーが本当にすごいのかは知らないけれど、多分マッキンゼーの人たちは世界でもトップ集団であると自負しているとおもう。そんじょそこらのプライドじゃないとおもう。経営の世界では右にでるものはいないプロだと。僕の勝手な想像なんですけど。

ここをふまえてですよ、で、ここからです。今までは前説です。
彼はこう書いていたのです。自分のやってきたことには成功も失敗もあると。「失敗なんてして当たり前、失敗して強くなる。失敗という経験はありがたいとおもう、恥ずかしくない」と言い切っていた。失敗だと自分の中ではおもったとしても、公言するってのはまた意味が違うとおもう。すごいな、本物だなとおもった。そして、その公言するという行為によって自らを引き締めている。

みんな失敗は怖いし、できるだけ避けたい、認めるのに抵抗があるものだと思う。僕もそうだ。でも、失敗してこそ人間は強くなり、失敗するからこそ成長できるし、失敗を恐れてばかりいたら挑戦できないと僕もおもう。失敗を受け入れ、自分の欠点を受け入れ、それを分析して、次の行動に生かす。これだよな。心がけよう。

それにしても、プライドが相当高いとおもう人が負けを認めてそれを糧に挑戦するといえるのはスゴイ。社会的な名声と地位を得た人が、失敗を認める。純粋に尊敬するなぁ。まあ、プライドが高いって言う認識が僕の偏見だったりとかするのかもしれません。

November 17, 2004

東京通信工業株式会社設立趣意書

よく、東通工の設立趣意書の「自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場」だけ引用されるが、この文章はそのほかの部分も非常に価値のある文章だと思います。

漢字とカタカナで読みにくいのですが、きにならないくらいです。

すごい、思いが伝わってきます。
HPのフィオリーナ社長は大勢の前でも一人一人に話しかけるように話すと聞いたことがあるが、文章でもコレが重要なんだろうな。

カタカナ言葉を使ってなんとなく分かった気にさせる安っぽさではなく、本質を見抜いた含蓄のあるものです。


東京通信工業株式会社設立趣意書 - 井深 大

 戦時中、私ガ在任セル日本測定器株式会社ニ於テ、私ト共ニ新兵器ノ試作、製作ニ文字通リ寝食ヲ忘レテ努力シタ、技術者数名ヲ中心ニ、真面目ナ実践力ニ富ンデイル約二十名ノ人達ガ、終戦ニ依リ日本測定器ガ解散スルト同時ニ集マッテ、東京通信研究所ト云フ名称デ、通信機器ノ研究製作ヲ開始シタ。

コレハ技術者達ニ技術スル事ニ深イ喜ビヲ感ジ、ソノ社会的使命ヲ自覚シテ思イキリ働ケル安定シタ職場ヲコシラエルノガ第一ノ目的デアッタ。戦時中、総テノ悪条件ノ基ニコレ等ノ人達ガ孜々トシテ、使命達成ニ努メ大イナル意義ト興味ヲ有スル技術的主題ニ対シテ驚クベキ情熱ト能力ヲ発揮スル事ヲ実地ニ経験シ、又、何ガコレ等ノ真剣ナル気持ヲ鈍ラスモノデアルカト云フ事ヲ審ニ知ル事ガ出来タ。

ソレデコレ等ノ人達ガ、真ニ人格的ニ結合シ、堅キ協同精神ヲ以テ思フ存分技術能力ヲ発揮出来ル様ナ状態ニ置ク事ガ出来タラ、例ヘ其ノ人員ハ僅カデ、其ノ施設ハ乏シクトモ其ノ運営ハ如何ニ楽シキモノデアリ、其ノ成果ハ如何ニ大デアルカヲ考ヘ、コノ理想ヲ実現出来ル構想ヲ種々心ノ内ニ書イテ来タ。

トコロガハカラザル終戦ハ、之ノ夢ノ実現ヲ速進シテ呉レタ。誰レ誘フトモナク志ヲ同ジクスル者ガ自然ニ集リ、新シキ日本ノ発足ト軌ヲ同ジウシテ我々ノ発足ガ始マッタ。発足ニ対スル心構ヘヲ今更喋々スル要モナク、永イ間皆ンナノ間ニ自然ニ培レテイタ共通ノ意志ニ基イテ全ク自然ニ滑リ出シタノデアル。

最初ハ、日本測定器カラ譲渡シテ貰ッタ僅カナ試験器ト材料部品ト小遣ヒ程度ノ僅カナ資金ヲ以テ出来ルダケ小サナ形態デ何トカ切抜ケテ行ク計画ヲ建テタ。

各人ハ、其ノ規模ガ如何ニ小サクトモ其ノ人的結合ノ緊密サト確固タル技術ヲ持ッテ行バ如何ナル荒波ヲモ押シ切レル自信ヲ持ッテ大キナ希望ヲ以テ出発シタ。斯様ナ小サナ規模デ出発シタ所以ハ、コノ国家的大転換期ニ於ケル社会情勢ノ見透シガ出来ズ、又我々ノ仕事ガ社会ニ理解サレ利用価値ヲ見出サレル迄ニハ、相当ノ期間ヲ要スルト考ヘタカラデアル。然ルニ実際ニ動キ出シテ見ルト我々ノ持ツ様ナ技術精神ヤ経営方針ガ如何ニ現下ノ日本ニトッテ緊急カクベカラザル存在デアッタカヲ各方面カラノ需要ノ声ヲ通ジテハッキリ自覚セシメラレタノデアッタ。

其レハ先ヅ逓信院、運輸省等ノ通信ニ関係アル官庁ノ活溌ナ動キニ見出サレタ。即チ全波受信機ノ一般ヘノ許可民間放送局ノ自由開始、テレヴィジョン試験放送或ハ戦災通信網ノ急速ナル復興、意図トソノ綿密厖大ナル諸計画ノ発表等他ノ低迷困惑セル諸官庁ノ中ニアッテ一人水際立ッタ指導性ヲ示シ一般業者側ガ逆ニ牽引サレタカノ感ヲ呈シタノデアツタ。

斯ル動キハ特ニ過去ニオイテ逓信院ト関係ノ深カッタ我々ニ対シ直接ノ影響ヲ及ボシ、早クモ真空管電圧計等ノ多量註文ヲ見ル結果トナリ。

 其ノ他短時日ノ間ニコノ方面ヨリ提案サレタ新製品ノ研究、試作依頼ノ種目ハ相当量ニノボル状態デアル。又間接的面カラ云ヘバ全波受信機ノ一般許可ニ依ル影響ハ終戦後ノ「ラヂオプログラム」ニ対スル新シイ興味ト共ニラヂオセット其ノ物ニ対スル一般ノ関心ヲ急激ニ喚起シ戦災ニ依ル「セット」電気蓄音機類ノ大量焼損モ相待ッテ我ガ社ノラヂオサービス部二対スル需要ヲ日ヲ追ッテ増加セシメタノデアル。其ノ他諸大学、研究所ノ学究、同ジ志ヲ有スル良心的企業家等ト特ニ深イ相互扶助的連繋ヲ持ツ我々ハコノ方面ヨリノ優秀部品類ニ対スル多種多彩ナ要求ニ当面シツツアルノデアル。

 以上ノ如キ各方面ヨリノ需要ノ増大ハ我々ニ新シイ決意ヲ促シタノデアル。即チ資本ト設備ヲ拡充スル事ノ必要ト意義ヲ痛感シタノデアル。

 我々ノ心カラナル試ミガ、カクモ社会ノ宏般ナ層ニ反響ヲ呼ビ起シ、発足ヨリ旬日ヲ経ズシテ新会社設立ノ気運ニ向ッタ事ニ対シ、我々ハ云ヒ知レヌ感動ヲ覚ヘル。ソレハ単ニ我ガ社ノ前途ニ赫々タル発展飛躍ヲ約束スルバカリデナク我々ノ真摯ナル理想ガ再建日本ノ企業ノ在リ方トハカラズモ一致シタ事ニ対スル大ナル喜ビカラデアル。



会社設立ノ目的 一、 真面目ナル技術者ノ技能ヲ、最高度ニ発揮セシムベキ自由豁達ニシテ愉快ナル理想工場ノ建設
一、 日本再建、文化向上ニ対スル技術面、生産面ヨリノ活発ナル活動
一、 戦時中、各方面ニ非常ニ進歩シタル技術ノ国民生活内ヘノ即事応用
一、 諸大学、研究所等ノ研究成果ノ内最モ国民生活ニ応用価値ヲ有スル優秀ナルモノノ迅速ナル製品、商品化
一、 無線通信機類ノ日常生活ヘノ浸透化並ビニ家庭電化ノ促進
一、 戦災通信網ノ復旧作業ニ対スル積極的参加並ビニ必要ナル技術ノ提供
一、 新時代ニフサワシキ優秀ラジオセットノ製作普及並ビニラジオサービスノ徹底化
一、 国民科学知識ノ実際的啓蒙活動


経営方針 一、 不当ナル儲ケ主義ヲ廃シ、飽迄内容ノ充実、実質的ナ活動ニ重点ヲ置キ、徒ラニ規模ノ大ヲ追ハズ
一、 経営規模トシテハ寧ロ小ナルヲ望ミ大経営企業ノ大経営ナルガ為ニ、進ミ得ザル分野ニ技術ノ進路ト経営活動ヲ期スル
一、 極力製品ノ選択ニ努メ技術上ノ困難ハ寧ロ之ヲ歓迎、量ノ多少ニ関セズ最モ社会的ニ利用度ノ高イ高級技術製品ヲ対象トス、又単ニ電気、機械等ノ形式的分類ハサケ、其ノ両者ヲ統合セルガ如キ他社ノ追随ヲ絶対許サザル境地ニ独自ナル製品化ヲ行フ。
一、 技術界業界ニ多クノ知己関係ト絶大ナル信用ヲ有スル我ガ社ノ特長ヲ最高度ニ活用以テ大資本ニ充分匹敵スルニ足ル生産活動販路ノ開拓資材ノ獲得等ヲ相互扶助的ニ行フ
一、 従来ノ下請工場ヲ独立自主的経営ノ方向ヘ指導育成シ、相互扶助ノ陣営ノ拡大強化ヲ計ル
一、 従業員ハ厳選サレタル可成小員数ヲ以ッテ構成シ、形式的職階制ヲサケ、一切ノ秩序ヲ実力本位、人格主義ノ上ニ置キ個人ノ技能ヲ最大限ニ発揮セシム。
一、 会社ノ余剰利益ハ適切ナル方法ヲモッテ全従業員ニ配分、又、生活安定ノ道モ実質的面ヨリ充分考慮援助シ、会社ノ仕事即チ自己ノ仕事ノ観念ヲ徹底セシム。


経営部門 一、 サービス部
 全波受信機ノ普及、家庭電化、テレヴィジョン受信機ノ現出等ヲ考エレバ今後コノ部門ノ活動ハ質量共ニ其ノ重要度ヲ加ヘル事ハ必至ノ事実デアル。従来我ガ国ニオイテハ「ラヂオサービス」ト云ヒ得ル程ノモノ皆無ニシテ只技術程度ノ低イラヂオ業者ノ片手間仕事ニ堕シテイタ現状デアルガ将来ハ高級受信機ノ出現ト共ニ斯カル業者ハ当然影ヲ消サザルヲ得ル運命ニアリ逆ニ其ノ需要面ノ広サト起業意義ノ大キサノ為一流セットメーカートタイアップセルサービス専門ノ大会社ノ出現スラ充分予想サレル所デアル。
 当社モソノ自覚ニ基ヅイテ技術ト測定機ヲ思フ様、駆使シ徹底シタサービス活動ヲ行フ計画デアル。其ノ一例トシテサービス専用ノ小形自動車設置案ガアル。即チ電気蓄音機ハ云フ迄モナク高級受信機テレヴィジョン受信機等ハ重量容積等ガ相当大ニナル事実ニ鑑ミ一切ノ測定修理サービス用具ヲ完備セル小形自動車ヲ常備シ電話一本ニヨッテ縦横自在ニ走セ廻リ迅速ニ己ガ任務ヲ遂行セントスルモノデアル。カクスレバ仕事ノ能率ハ元ヨリサービスニ従事スル技術者ノ数モサービス要具モ少クテ済ミ一般ノ便宜ニ利スル点大ナルモノガアルト信ズル。
 又地方ノ需要ニ関シテハ目下近接他府県ヨリ運搬ノ困難ヲ犯シテ当所ニ持チ込マレル高級セットノ数ノ少クナイ点ヲ考慮シ将来ハ地方ノ特定ラヂオ商ト契約期日ヲ定メテ一括修理ヲ行フ予定デアル。
 政府ニヨル全波受信機ノ一般許可ハ大小ノ無線会社ヲ刺激シ目下全波受信機ノ製造ガ盛ンニ行ハレツツアル現状デアルガ資材其ノ他ノ関係上尚コレ等ノ製品ガ市場ニ出廻ル迄ニハ相当ナ日月ヲ要スルモノト考ヘラレ、コノ時間的空隙ニ於ケル一般需要ニ応ヘテ当社ニ於イテハ目下従来ノ手持受信機ニ付加装置ヲ附スル事ニ依ッテ簡単ニ全波受信機ニ改造出来ル方法ヲ工夫創案シ鋭意製作中ナルモコノ付加装置ハ使用資材ガ少ク技術的ニ高級性能優秀ナル為既ニ一般及ビラヂオ商方面ヨリ予約申込ヲ続々見ツツアリ。当社ニ於イテハ大体明年六月迄ニ五◯◯台(価格四◯万円)ヲ製作スル予定ニテ以後ハ全波受信機ノ市場出廻リ状況如何ニ依リ態度ヲ決スル予定デアル。
 当社ヘノ修理依頼ハ戦災ニ依ル被害数量ノ多キ為ト高級セットヲ安心シテ託スルニ足ル信用アルラヂオ業ノ少キ為、日ヲ追ッテ増加シツツアリ、コレニ対シ当社ニテハ利益ヲ第二義トシ例ヘバ故障修理理由ヲ素人ニモ理解シ易キ様ニ解説シタルメモヲ与ヘルガ如キ親切丁寧ナル方法ヲ以テサービス精神徹底化ヲ期シツツアリ、一旦手掛ケタルセットハ最後迄其ノ責任ヲ持チ如何ナル煩雑ナル要求ニ対シテモ快ク応ズル精神的態度ハ我ガサービス部ノ本質ヲナルモノデアル。
 其ノ他数ハ少キモ絶対他社ノ追随ヲ許サザル最高水準ヲ行ク高級受信機ノ製造、当社独自ノ電気部品、家庭電化用品ノ製作モ種々企画シツツアリ。又海外技術ノ紹介、一切ノ無線史料、図書ヲ具備セル図書館ノ設置講習会開催ニヨル一般電気知識ノ啓蒙活動等モ将来ノサービス部ノ重要ナ課題トナルデアラウ。

(株主トサービスノ問題)
 尚将来株主ニ対スルサービス(電気一般)ハ特ニ重点的ニ之ヲ行フ予定デアル。即チ株主対会社ノ一般的関係ニ自由ニサービスヲ要求出来ル会員制度的性格ヲ持タセル事ハ意義アリ興味アル試ミト思考サル。
 新シイ機械、テレヴィジョン家庭模写電信(無線ニ依リ新聞ヲ伝送印刷スル装置)等ノ新製品ヤ家庭電化用品ヲ優先的ニ提供シ従来ノ一般的ナ関係ヨリ、特色アル緊密ナ形ニ結ビ付ケルデアラウ。
 家庭電化ガ日ヲ追ッテ盛ンニナル傾向ニアル今日特ニソレハ有効適切ナ方法ト思考サレル。

二、 測定機器部門
 現在ラヂオ製造者ノ数ノ多キニ比シテコレノ製作修理ニ必要ナル測定器ノ製作者ハ極メテ寥々タルモノデアリ又一般ラヂオ業者ニシテ調整修理ニ当リ測定器ヲ用フル者ハ皆無ニ近イ状態デアル。然シ従来ノ一般ニ普及セル程度ノラヂオ受信機ナラバ現在ノラヂオ業者ガ行ッテイルガ如キ所謂『カン』ニ依存シタ方法モ可能ナルモ今後高級受信機、全波受信機ヲ一般ガ使用スル様ニナレバカカル非科学的方法ハ其ノ存在ヲ許サレナクナル事ハ明白ナ事実デアル。過去ニ於テ測定器製造ガ活溌ニ行ハレナカツタ理由ハ技術ノ困難と多数ノ標準器ヲ必要トシタ為デアルガ何レニセヨ測定器製造業者ノ数ガ少イト云フ事実ハコノ方面ヘノ技術的経営的分野ガ未ダ多分ニ残サレテイルト云フ事ヲ物語ルモノデアル。即チ使用資材ガ少ク価格ガ高価デ競争相手ガ少イト云フ点デ極メテ経営的ニ有利デアリ高度ナ技術ヲ有スル企業家ニトッテハ真ニ絶好ナ進路ト云フベキデアル。
 我々ハ過去ニ属シタ日本測定器株式会社ハコノ数少イ測定機器製造業ノ内ノ屈指ノモノデアッテ僅カナ資本ト貧弱ナ設備ヲ持ッテ極メテ短日月ノ間ニ驚クベキ発展ヲ遂行シ得タノモ時局トハ云ヘ一重ニ測定機器部門ノ持ツ経営的特性ニ依ッタモノト断言出来得ルノデアル。
 日本測定器株式会社ノ主要製品ノ一ツタル超短波用ノ真空管電圧計ハ我々ノ十年近イ年月ト血ノ滲ム用ナ努力ノ結晶デアッテ、其ノ一般ニ於ケル絶大ナ定辞ハ云ハズモガナ正ニ我ガ国ノ世界ニ誇リ得ル測定器ノ一ツデアル事ハ今回米国進駐軍ガコレニ対シ異常ナ感心ヲ持チ参考ノタメ本国ニ持帰ツタ事実ニヨッテモ雄弁ニ物語ラレル所デアラウ。コノ真空管電圧計ハコノ度ノ新会社ニ於テモ其ノ儘踏襲シテ製作サレル予定デ既ニ逓信院ヨリ本年度トシテ百五拾台(約三十万円)ノ発注ヲ見、三月末マデニ完成ノ予定ニテ目下鋭意進行中デアル。尚逓信院トシテハ二十一年度ノ一括発注モ用意サレテアリ、一般ヨリノ需要モ相当量ニノボル事ハ必至ニテ又将来テレヴィジョン開始トナレバ欠クベカラザルモノニナルデアラウ事等ヲ考ヘレバ単ニ真空管電圧計一種ノミヲ製造品目トシテモ充分会社ノ経営ハ成立シ得ルモノト思考サル。
 其ノ他特殊ナ高級測定器ヲ順次製作スル計画デアルガ特ニ重点ヲ置キ度イノハ余リ技術的訓練ヲ受ケテイナイラヂオ商ニモ高級ラヂオ診断ガ自動的ニ行ヘル様ナサービス用測定器云ヒカヘレバセット分析器ト云ッタ如キ種類ノ測定具ノ製造デアル。カカル測定器ノ普及ニ依ッテ一般ラヂオ商ノサービスヲ真ノサースタラシムル事ガ社会的ニ充分意義ヲ有スルモノト信ズル。
 ソシテコレハ大セットメーカート連結シ其ノ適合シタ診断ヲ行ヘルガ如キ装置ニスル予定デアル。
 前記サービス部門ハ大衆相手ノ直接ノサービスヲ意味スルトスレバ街頭部門ト云ヘバ専門家相手ノサービス部門ト云ヒ得ルデアラウ。サービス精神ノ徹底化ヲ計ル事ハ前者ノ場合ト勿論同様デアル。

三、 通信機部門
前述ニ部門ハ大体会社ノ維持経営ヲ分担スル部門デアルガ、該当部門ハ当分ノ間新シキ特殊通信機ノ試作研究ヲ分担シ今日ヨリモ会社ノ明日ニ備ヘ将来ノ大飛躍ヲココニ期待シ得ルノデアル。逓信院、運輸省、内務省等ハ再建日本ノ重要課題タル通信網ノ能率上昇ヲ積極的ニ企画シツツアリ、当社モ其ノ要望ニ応ヘ全ク新シキ種々ノ試作ヲ実践中ニシテ其ノ内ノ主ナルモノヲ次ニ簡単ニ説明スレバ、
イ、 時分割多重通信方式
コレハ現在ノ有線或ハ無線ヲシテ簡単ナ装置デ三十、四十等ノ多重通話ヲ可能ナラシムルモノデアッテ東北帝大ノ通信研究所ニ於テ昭和十八年ヨリ研究ヲ開始、戦時中、特ニ発達シタ電波警戒ノ技術ヲ多分ニ取リ入レタル極メテ特色アル方式ニヨルモノデアリ逓信院、運輸省デモ其ノ成果ヲ非常ニ注目シツツアリ、鉄道省発注予定ノ試作セットガ完成シ成功スレバ現在計画中ノ青函十二重超短波無線電話装置(見積価格、約五六十万円)ノ註文ハ当社ニ来ル予定ナリ。
ロ、 簡易重畳電話装置
コレハ現在ノ電話線ニ尚一通話増シテ二十通話をヲ可能ナラシムル(現在ノ線路ヲ使用シテ倍ノ通話ヲ可能トス)非常ニ簡単ナ装置デ既ニ日本測定器株式会社ニ於テ全ク他ノ目的ヲ持ツテ多年研究サレタル或種ノ兵器ヲ若干改良スレバコノ目的ヲ充分果シ得ラレルノデアル。目下盛ンニ試作中ナルモコレモ又当社技術人ノ独壇場オ家芸ノ一ツデアッテ完成ノ上採用トナレバ其ノ需要度ハ恐ルベキモノデアラウ。
ハ、 録字通信機
コレモ戦時中航空通信ニ用ヒ操縦士ニ電信符合拾得ノ煩カラ脱セシムル目的ヲ持ツテ企画サレタモノデ完成ヲ見ズシテ終戦トナツタモノデアル。送信側ニ於テ電鍵ノ代リニ五十音ノタイプライターヲ叩ケバ受信側デハ通信文ノ五十音ガ順次テープ上ニ印字サレツツ出テ来テ通信ガ終レバテープハ停止スル。装置ハ簡単デアリ送信装置ハ大体携帯用タイプライタート同型、受信装置ハ手提金庫程度ノモノデ有線無線双方ニ使用出来、将来電信局デコレヲ叩ケバ加入者側デハテープノ電報ヲ受ケル事ニナリ又家庭デ電話ヲカケテ留守ノ場合等ハコチラカラ伝言ヲ叩イテ置ケバ何等ノ技術モ要セズ先方ヘ伝言ヲ書イタテープヲ残ス事ガ出来ルノデアル。又鉄道等ノ指令装置ニ用ヒテモ命令ノ内容ガ明瞭ニ印刷サレル為極メテ多ク電信機ノ当然到達スベキ理想ノ一ツノ型デアルガコレノ完成ハ非常ニ意義深イモノガアラウ。本機ノ製作ハ相当精密ナ機械装置ヲ必要トシ現在ノ状態デハ即時製品化スル事ハ困難デアルガ取敢ズ試作ダケハ完璧ナモノニスル為 設計進行シツツアル。
ニ、 プログラム選択受信方式
コレモ日本測定機器株式会社ニ於テ研究完成シタル兵器ノ応用品デアル。放送局ニ於テ其ノプログラム毎ニ異ツタ周波数ノ音(例ヘバニュースナラバ「ド」音楽ナラバ「レ」ノ如ク)ヲ放送前ニ一寸出ス(ピアノヲ叩ク程度ニテヨシ)ト受信側デハ其ノ音ノ高サニヨツテ動作スル周波数継電器ガ動作シテ受信機ガ働ク其レ故ニ聴取者ハ自分ガ聞キタイト思フプログラム丈ノボタンヲ押シテオケバ自動的ニラジオノスイッチガ入ツテ其ノプログラムノミ聞ク事ガ出来ル。其レガ終レバ矢張リ特定音ヲ出シ又自動的ニスイッチヲキル事ニナル。其ノ他コノ装置ヲ用ヒ自動的ニ時報ニ時計ヲ合ス事モ可能デアル。
ホ、 其ノ他特殊部品
音又発振器、濾波継電器、音又時計等ノ如キハ当社独特ノモノデ戦争目的ヲモッテ研究製作シ来レルモノノ内今後ノ通信技術方面ニ転換利用可能ナルモノ数多クアルヲモツテ各方面ノ要求ニ応ジ逐次製作シ行ク予定ナリ。

November 01, 2004

何かがある

ウェブページがしょぼい会社、やる気のなさそうな社員、誰でも出来そうなビジネス、はっきり言ってダメダメな会社って感じです。このような会社で本当に業績が悪いところもあるが、しっかり利益を出しているところもある。どうしてだ?どうやって儲けているのだ?

見栄えだけかっこよくて、無駄に力んでいる企業で利益を出せない会社よりすごい。
それは、犯罪チックなことを裏でやっているとか、人脈がすごいとか理由はあるんだろう。でも、こんな理由じゃない部分もあるはずだ。

何が違うのだろう。ビジネスセンスというものはそういうものだろうか?
組織としての何かしらの強さ、会社の習慣、雰囲気いろいろあるんだろうな。
それを掴み取りたいな。

October 19, 2004

日本も景気回復かねぇ?

なんか、最近外国から注目企業のトップが日本に来日している。それもけっこう多い気がする。ハイアールニしろ、googleにしろ、シーメンスにしろ。GEのイメルトもきてたし。大きくニュースになった人もならなかった人も含め。会議があったにしろ何にしろ、今の時期に日本に来たにはそれなりの理由があるだろう。

日本の携帯とかブロードバンドとかの単体の技術・マーケットに興味があるとか、世界の他地域の景気の問題とかもあるだろうけど、日本の景気が今後回復していくとふんで、その前に日本を自らの目で確かめようとか思っているのかなと思ったりしました。感覚的にネ。

October 18, 2004

分析

何か問題にぶち当たったら、その時思ったこと、感じたこと、どうすれば解決できるかを思うがままに列挙する。その後、問題解決のためのコンサルが利用するツールを利用する。こうすることによって、直感的な解決方法と、ツールを使った論理的な解決方法両方を行える。

見えない大陸

直感は経験に基づく 未知なるものを求める性格がこれからの見えない大陸時代にあっている 立ち止まるな後退してもいいかアクションをおこせ 

変かを楽しむ 大前が失敗を認めそれだからこそ、勝ち抜けるすごい 失敗を容認できないじぶんのこわさ 失敗なんてして当たり前そして強くなる 失敗をありがたいと思う恥ずかしくない 先見力構想力 変化を先取りバンてーじポイントとのつながり 見えない大陸ジャングルをサバイブする時代 ミジかな変化の真価を見極める みんな賛成があやしい、それならぼつ

有能な経営者、何をしなければならないかと自問自答 この企業にとって正しいことは何かと自問自答していた アクションプランをきちんと策定していた 意思決定にたいして責任をまっとうしていた コミュニケーションヘの責任をまっとうしていた 問題ではなくチャンスに焦点をあてていた 会議を生産的に進行 私ではなく我われとして発言したり考えたりしていた

ハーバードビジネスレビュー  大前研一 先見力、構想力より。

August 10, 2004

吾人の任務

確か、2003年の4月だったと思う。
シスアドの試験を受けに金沢八景にある、
関東学院大学?に行った。

その後、ふらっと本屋に立ち寄った。
そこで目に入ったのが、「吾人の任務 MBAに学び、MBAを創る」。

グロービスという会社はMBAマネジメントブック
のシリーズで知っていた。
でも、その社長がどんな人でとか、
どのような理念でやっているかなど知らなかった。

しかし、ふと手にとって見たら、面白い。
一気に読めた。
立ち読みで半分ぐらい呼んだ記憶がある。
それくらい面白かった。
信念を感じた。
買うしかないと思い、即購入。
それで、帰りの電車で読みきった記憶がある。

家についてから、読み直した。
そうすると、さらに強いものを感じた。
それから、尊敬する人の一人となっていた。
ぜひあってお話したいと。

理由はよく分からないですけど、
堀義人という人にただならぬものを感じたと、
そういうわけです。

それで、チャンス到来。
堀さんの講演情報をつかむ。
聴きに行くチャンスゲット。
何があろうと行きます。
そう思いました。

講演のあとに絶対直接話すと決めました。
だって、こんな機会はめったにない。
うん、うん。楽しみだ。

それで、今日が来たわけです。
麹町にある、オフィスに少し緊張しながら向かう。
駅を出て歩くと、そこにはオフィスが。
きれいだ。
オフィスのつくりにもこだわっている堀さんのオフィスだけある。

で、受付を済ませ講演会場へ。
40人ぐらいだろうか。
僕は、真ん中少し後ろに座った。
基本は一列目だが、あいていなかった。

でも、その微妙な席に座ったことが良かった。
なんと、僕の横が開いていたので、
堀さんが座って、講演の資料を真剣な顔でチェックしていた。
隣で横顔を見れたのは良かった。
その集中力、はめったに見れない。
だって、懇親会で近くで話すのとは違う。
マジになっているときの顔、行動を真横で見られる。
これは価値がある。

で、講演が始まり、PCでログをとる。
とても話がうまい。
おもしろい。
吾人の任務とかぶっていたところもあるが、
実際ナまで話を聞くと、同じ内容でも感じるものが違う。
内容は一番下にあります。

一番感じたのは、信念。
彼はやはり信念を持っている。
MBAというものの重要性。
日本でのアジアでの世界での意味。
グロービスがなすべき役割。
そして、長期的なビジョン。
さらに、頭がいいと思う。
夢やビジョンがはっきりとしていて、冷静。
さらに、ノリというか、遊び心もしっかりアル。
本当にすごい。
そう感じました。

競合であっても、良かったらよいという。
これもすごい。

それから懇親会。
まず、堀さんのところに行きます。
でも、堀さんの本も読んだことないのに、
会社でしって来て名刺交換だけするようなおっさんで群がる。
ああ、、、
とりあえず、名刺交換だけはした。
でも、こんなために俺はきたのではない。
何も知らずに来た人とは、気持ちが違う。
比べ物にならないと、自分では思ってる。
群らがっている間は、他の参加者と話したり、
オフィスのつくりを見たり、参考でおいてあるケースを見る。

で、群れが減った。
はい、僕の時間です。
堀さんに近づき、話す。
とりあえず、聞きたかったことがあった。
それは、こんな感じ。
堀さんは15年も前にMBAを知り、HBSという世界一のスクールへ留学した。
その当時、日本ではMBAというものの認知はあまりなかったはず。
認知もなく、ブームでもないその当時、
MBAの意義を感じ、今後の社会での重要性を感じ、
MBAをとった。
だから、今の社会で役立っている。
今はMBAをみんなが知っている。
ブームだ。MBAをとると給料が上がるとか、
キャリアアップにつながるとか、そんな感じで捉えられている。
で、今さらMBAをとっても遅いのではないか?
昔の人は無名でもMBAを見つけ、
価値を見極めとった。
しかし、今はみんな知っている。
それで調査もそこまでせずに、強い思いいれもないのにMBAとる。
そこに、先見の名を感じない。
今はマイナーだが、今後の社会で必要になる能力を身につけられもの、
そんなものがあるのではないか?

こう思って、堀さんにそんな資格というか、
能力があるのではないか?とたずねたのです。

そうしたら、自分がMBAをやっているから、
それの意義を感じて、信じて、そこに信念があるから、答えは想像が付くのですが、
MBAは陳腐化しない、とる意義はある。
という答えでした。
詳しく言うと、
アメリカではずっと昔(100年ぐらい)からMBAがあリ、
大きな役割を果たしてきた。
経営というものを体系的に学ぶ方法はこれ以外にない。
ブームとかで過ぎ去るようなものではないと。
さらに、MBAも常に変わり続けている。
そんな感じの答えをいただいた。
さらに、MBAなら海外に行けと。
海外で生活したことがないなら、特に意義があると。

ふむふむと思いました。
そのほかにも、堀さんのビジョンをお聞きしたり、
私についていろいろ聞いてくださったり。
そんな感じです。
で、尊敬する人からメッセージとかをもらうのが好きな僕は、
吾人の任務を持参です。
一言メッセージを書いてくださいとお願いです。
快く書いてくださる。
講演の中でも最も強調していらっしゃった、
「可能性を信じる!!」と書いていただきました。
ありがたいです、この言葉もいつも胸に留めておく言葉になりました。
かなり、もともと僕が考えている思想と近いです。

うんうん、いい一日だった。
堀義人
松井道夫
孫正義
折口雅博
柳井正

このあたりの経営者には信念を感じます。
深く知らない人もいますが、何か感じます。

懇親会で、W大のM2の人にこんなことを言われた。
どうやってモチベーションを保つのですか?
なんかピンと来なかった。
確かに、テンションが下がるときもある。
でも、心のそこからやりたいことであれば、
短期間気持ちが下がったとしても、長期にやる気がなくなったりすることはない。
そう思っています。
それに、僕は単細胞なので、人の話とか、本を読むだけで、
高揚できる便利な人間です。

吾人の任務 MBAに学び、MBAを創る
堀 義人

発売日 2002/03/15
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堀ファン向けかな
自分の可能性を信じること

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生ログです。


2004/08/10 グロービス経営セミナー@グロービス東京

☆住友商事からHBS
MBAやケースメソッドすら何か知らずに留学
入社4年目27歳留学。
目標を設定
・多くの人に会おう、世界のネットワークを作ろう
・経営学の体系を学ぼう
・世界中旅行しよう

ケースメソッドに驚く。
20〜30ページの戦略論をかかれたもの、組織図、財務状況が書かれている。
2時間掛けて読んで、分析。
質問・この経営環境をどのように分析しますか
  ・この会社のCEOやCFOだったら何をしますか?(アクションプラン計画)

グループでディスカッション。
否定的意見は価値がある。
1日2ケースぐらい
80分教授は話さない。質問をするだけ。
どんな意見でも良い。ユニークに考えるとよい。
同じ考えだと会社は失敗する。独自の経営スタイル。
一人当たり1分ぐらいの発言時間。

理論や教科書は予習で。フレームワークを使って分析しろ。

MITはレクチャー形式。HBSはケース。ケースをするとアイデアが生まれるようになる。
発言しないと放校処分。日本人の4人に1には放校だった。

2ヶ月ごとにテスト。下位20%にウォーニングレター。成績注意の手紙。
4時間の試験。持ち込み可能。ケースを一つ渡されて、読んで、分析して。
15ページぐらいの回答とする。

1週間13ケースをこなす。
会計側面、人事側面など情報システム、リーダーシップ、オペレーション。それぞれの側面から考える。

物が売れない。なぜか?
営業努力が足りない?物自体が悪い?営業部門のリーダーが悪い?投資額が少ない?
などなど。
間違った問題意識を持って対応すると、悪化していく。
優先順位づけをして、大きい問題小さい問題に分ける。

これを行うと、経営が頭の回るようになる。
CMや新聞記事を見て、会社を分析してしまう。
店でも回転率、客単価を創造してします。

堀さんのHBSの同期
ローソンのにいなみさん。隣の部屋だった。
HP樋口さん
2歳年下、楽天三木谷

論理的思考。
経営の複雑系の中で、自分なりの仮説を立てながら問題を構造化する。
地頭を鍛えていく。

定跡が分からず将棋を打てるか?
定跡は基本形に近い。
過去の蓄積によって生まれた知恵。
定跡を学ばないと、自分の体験だけを下にやらなければならない。

ある程度強くなると、定跡だけではだめになる。
自分のアイデアや考えが必要になる。
でも、基礎は定跡である。
経営も同じ。フレームワーク(定跡)を知っている必要がある。

ベンチャーを成功させるには経営学の基礎が必要。
MBA的なものを学ばないと、成功しない。
MBAを持っていなくても、本や人から学んでいる。
勉強家が成功している。
大きく成功するためには、戦略論を知っている必要がある。

コミュニケーション能力。
発言により、自分の考えを伝える。
そして、共感を得ないといけない。

論理的思考
定跡を学ぶ
伝える能力。(コミュニケーション能力。スピーチ、文章などで)
人間関係能力(リーダーシップ、ベクトルを一つにしながら)

ビジネスと経営は違う。
ビジネスは取引。
経営は一つのビジョンに突き進んでいく、システムを作っていく力。
経営のマーケティングはニーズを見極めプロダクトを作成、どう売るか。

HBSのケースでは、自分の考えをまとめ、勉強が面白かった。

日本に残っている、時間のない優秀な人の学校を作りたい。
HBSのチェアマンにアポを卒業1週間前に。
ケースを売ってくれないか。とたずねる。
4名の人を紹介してくれる。


多くの人に会い、夢を語らった。
日本社会の価値体系。官が一番、大企業→中小
アメリカ、ベンチャー→プロフェッショナル→大企業のサラリーマン→官
(リスクをとるほうが偉い)

どうしたら、会社は大きくなるのか?
ゼロから困難にぶつかりながら、創意工夫をして、常人をはるかに越えるエネルギーを使い、考えもしないほどのものを作り上げるダイナミズム。これに感動。

学生時代。ゲイツなどをレクチャーの講師として呼んで、受講する。
何が講師と根本的に違うのか?

人間の可能性は無限大。自分自身が可能性を閉じている。僕はこんなもんだと思ってしまうのがダメ。

壁にぶつかるのは当たり前。方法論と、意欲があれば乗り越えられる。
可能性をとことん信じる。ビジョン戦略を考える(シュミレーション)、自分の頭の仲で描けなくなったとき初めて可能性を否定する。
3年で出来ないなら6年ではと、タイムスケジュールを変える。

・ヨーロッパ6週間バックパック。


学んだ一番大きなこと。
スピリット。可能性をとことん信じること。

アジアNO1のMBAを作る。29歳のときに考えた。
あったのは、信念、可能性を信じる、HBSで学んだこと、元気な体があった。
渋谷の貸し教室から、10年前に始まった。
受講生満足を高めた。
受講生が不満を持ったら、無条件で返金。クオリティを高める。
アンケートで平均4(max5)以下の教師をクビ。

200億のファンド。99年のファンドとしては世界一。

企業内研修300社。時価総額合計は東証の30%。
出版物。などなど。

株式公開は考えていない。
非公開企業でアジアNO1の大学院。
授業では儲からない。ファンドなどで儲ける。
学びの場として快適をつらぬく。


MBAをとってきても商社ではあまり経営のフレームワークは役に立たなかった。
総合商社から総合事業会社にかわる。
プラントを売るのではなくて、買って運営をして、そこで金をもうけよう。
こうしたときにMBAが役に立った。

新規事業企画、買収など経営に関することでMBA役立つ。
MBAにより視点が広くなる。住商がいかにかつか?など。
小さい範囲では役立たないが、経営要素が増えると役立つ。

MBAは海外に行くのが一番よい。
経営学フレームワーク以外のメリットがよい。
違った価値体系の人との出会いが、視点を増やす。視野を広げる。


(グロービス)教育理念
・経営学を通してネットワークを作る場。(大学で会う人は利害関係がない。ポジティブに考える人。語らい、情報交換)
・経営のフレームワークを学ぶ場、考える力を養成。能力育成
・志を作る場である。自分の生き方に気がつく。自分の生き方を考える場。終身雇用の時代ではない。

留学中に考えたこと。
可能性を信じる。(吾人の任務)

ブランドをどのように対抗できるのか?(グローバルな視点で)
ヨーロッパNo1は無認可の学校だった。
2012年にはアジアのNo1になると決めている。
30年計画が当初からある。(残り18年)
30歳ではじめた。60歳のときにNo1。今は42歳

質疑応答

グロービスの卒業生が、実際に社会を変えてこそグロービスの価値がある。
リーダーシップ論では「代表的日本人」を使っている
特定の本を読んで、ディスカッションをリーダーシップの授業でやる。

志と能力を持った人間が多く生まれれば、日本は勝つ
知恵を社会に広めるのが仕事。(日本で経営にたいする理解が深まった)
自分がどれほどの志をもてるか。これ重要
リスクをとらなきゃ、リターンはない。(僕も実感してます)
嘘や、だましは良くない。それで失敗すると虐げられる。
真っ向勝負で、誠実に経営して失敗してもオープンにすれば、
そこまでひどく扱われない。
失敗しても死ぬわけじゃない。
「自分の生き方を決めて、能力をつけていく!能力を高めればどこでも生きていけるし、引く手あまた」


June 29, 2004

スティーブバルマー

今日、大学の東館G-SECラボで慶應義塾・マイクロソフト合同国際シンポジウムがあった。
こんな感じのシンポジウム
注:時間が経つと違ったリンクに飛ぶかもしれません。

G-SECラボはたいして大きくないところなので、事前申し込み&抽選でした。
G-SECラボはこんなところ
それで、当選したので行ってきました。まあ、当選していなくても行っていましたが。笑

今回のエントリーはいつも以上に読みにくいです。すいません。

13時ちょっと前に、スティーブバルマーさんが現れた。
いい体格してるな!でかい。
はじめの印象です。

それはいいとして、シンポジウムが始まった。
まず、「開会の辞 安西祐一郎 慶應義塾 塾長」
正直、自分から半径1メートル以内ではじめてみた。
はじめの印象は品のよさそうな方でした。
で、開会の辞くを読み始めた。
塾長はまず、バルマーさんが着てくれたことに感謝の気持ちを英語で伝え、
その後、持っていた、原稿を読まずに話すといった。
しかし、たまにちらちら見ながら話した。
えっ、それはないでしょ。
と衝撃。
開会の辞が終わり、バルマーさんの話が始まった。
存在感がアル。
彼が前に出たらみんなひきつけられた感じがした。
マイクロソフトのCEOだからなのか、
あのような立ち振る舞いができるからCEOになれたのか。

それはいいとして、話が始まった。
すると、塾長が席を立つ。
アレレ?もう帰るのか?
それはないだろう。と思った。
が、本当に帰った。
忙しいのかもしれない。それは分かる。
でも、スティーブバルマーの話を聞かずに3分で帰るのは間違っていると思います。
塾長さん。生徒からの素朴な意見です。


今回思ったのは2つ

☆スティーブバルマーという男

・自分が楽しそうな話し方をする、だからみんなも楽しく、ワクワクする。
自分が楽しそうじゃなかったら、相手も楽しくなりません。下を見ながらぼそぼそ話しても、聞き取りずらいし、こっちまで嫌な気分になる。これは当たり前だけど、できていないことがけっこう多いのかも。

・プレゼンの準備をしっかりしている。相手を持ち上げる
これは実感しました。フクザワセンセイとか言ったり、一万円になっていることも知っていた。それに、日本社会での慶應の位置なども。調べていた。相当忙しいはずなのに、やるべきことはしっかりやっているのだなと。これも基本的なのだけれど、できないことが多い。事前準備、練習はしっかりと。なんか、彼の行動を見て、自分の行動を見直してました(笑)

・頭の処理速度が速い?!
彼は僕の2列前の椅子に座っていた。そのときにレジュメを見ていた。けっこう文字が書いてあるのが分かる。でも、カナリのスピードで資料をドンドンめくる。内容を把握しているのか?なんか、この人だと内容をある程度把握してそう、と思ってしまう。

・メモを見ない
まあ、これは良くあるんですけど。メモを見ない。はじめの挨拶は少し日本語を使った。そのときだけは小さな紙を持っていた。しかし、それが終わると、演台の上に放リ投げた。それ以降は全く見てない。もちろん、演台の前ではなく、ど真ん中に一人まっすぐ立って話した。

・ボディーランゲージ
強調したいところ、では本当に大きな身振りだった。自分が本当にこれからの社会で大切だと確信しているからあのような声、身振りができるのだろう。彼の心が聞いている側にも伝わってくる。僕もそうだが、自分が本当に楽しいことや、思っていることを話すときは声が大きくなったり、早口になったり、立ったりする。この気持ちは相手に伝わるもんですね。ある程度、この気持ちをコントロールしてプレゼンするとベストなんでしょうかね。

・段の上にいない、親近感
G-SECラボのつくりが、段差がないからですけど、彼が話すのは僕たちと同じ高さ。何か親近感が沸きます。遠い存在のような気がしない。たった24年前にマイクロソフトをビルゲイツたちと作った男。ここまでの組織にした男。それなのに、お高くとまった気がしなかった。さらに、そう思わせたのはこの言葉かもしれない。「僕はビルゲイツじゃない。彼は未来を想像し、ビジョンを語るのがうまい。しかし、私は経営者だ。そのような能力は秀でていない。だから私は着実に経営するだけだ。」自分の立つべき姿をしっかりと把握して、その役割をしっかりこなす。それはすごいです。最近の意味の分からな世の中の風潮で、なぜかリーダーだけがすばらしいと勘違いしたり、常識にとらわれずブレークスルーにより新しいものを作る人がすばらしい、ビジョンを語る人だけがすばらしいと勘違いしている人がいる。しかし、世の中にそんな人しかいなかったら成り立たない。もちろん、今あげた人も必要だが、それ以外の地道に努力をして裏から支える人なども絶対に必要であり、重要なわけです。これを忘れてはいけないなと。忘れてしますと、就職活動で僕はサークルのキャプテンでしたと嘘をつく奴が増えるわけです。そんでもって、そんな奴だけを評価して採用する会社もいくつかあるのです。これは違うと言い切れます。

・英語の発音がきれい。早すぎない。おいらでも聞き取れる。
彼の英語はきれい。きれいな英語を判断できるほどの人間ではないですが、なにかそんな感じがした。少なくとも単語を日本人向けに選んでいた。スピードを調整していた。声がきれいで聞き取りやすかった。これは事実だと思います。プロの経営者だと実感しました。

話が変わって、
☆慶應が有名な人を呼ぶときの宣伝について
・宣伝をほとんどしていない。
今回のシンポジウムもほとんど宣伝していない。学内の掲示もゼロ。HPでの宣伝のみ。なぜだ?当日の看板もない。これは混乱を防ぐためなのか?めんどくさいからなのか?よく分からない。有名人が着たからその大学がすばらしいとは思わない。講演したのと、しないのでは意味あいが全然違うわけだから。来たのは事実だから、もっと大きく公表してもいいのに。公表することにより、また新たな繋がりとか、新しいことが起こるかもしれないんだからね。


あと、古川さんも着ていました。先週の木曜日にもお会いしたんですよね。

http://www.event-information.jp/Events/academia/より引用


スティーブ バルマー
マイクロソフト コーポレーション CEO(最高経営責任者)

デトロイト近郊出身。ハーバード大学で応用数学と経済学の学位を取得。ハーバード大学在学中にビル ゲイツと知り合う。
1980 年にマイクロソフト入社。経営、経営システム開発、販売やサポートなど数多くの役職を勤め、1998 年 7 月社長に就任。2000 年 1 月より現職の最高経営責任者(CEO)に就任し、経営上の総責任者として「世界中のすべての人々とビジネスの可能性を最大限に引き出すためのお手伝いをします」という企業ミッションに取り組んでいます。

June 24, 2004

株主総会の違い

株主総会の違いにみる企業風土
去年はSONYの株主総会に、今年はSOFT BANKの株主総会に行った。

感じたのは両社の違い。
まず、場所。
ソニーは品川のホテル
ソフトバンクは国際フォーラム。

でも、コレだけじゃなにも違いは分かんない。

まず違い。
入り口。
人の数が違う。ソニーは人であふれていた。数珠繋ぎで並びながら入った。
一方、ソフトバンクはそんなに人がいない。
情報漏洩もんだいで人がたくさん来るのかと思いきや、
そんなにも人がいない。

受付
どっちもすんなり入れた。

話す人
ソニーは担当役員が説明をした。
ソフトバンクはすべてを孫さん一人で話した。

パワポ
ソニーはかっこいい。洗練されていた。
ソフトバンクはシンプル。ホントにパワポで作ったって感じ。

総会後の休憩
ソニーはパンとジュースがただで出た。
コーヒーのみ

商品紹介
ソニーはクオリア製品全部、さらにキュリオ、いろんなプロジェクトのパネルがあった。
ソフトバンクはBBTVとBBphoneのブースだけ。

お土産
ソニーはケーキと電池セット
ソフトバンクはなし

株主懇談会(経営近況報告会)
ソニーは演台などを取り払い、取締役たちが椅子に座りながらラフな感じでディスカッション。
ソフトバンクは孫さんが演台の前で一人で話した。質問も一人で回答した。

最後のムービー
ソニーは映像が美しかった。商品宣伝のような感じがした。
ソフトバンクはメッセージ性が強かった。孫さんの思いをそのままムービーにした感じ

これらを見て、ソニーは世界の企業だと実感した。
ソニーは演出でブランドを作り出している。
純粋にかっこいい。これは金のかかったかっこよさ。
ソフトバンクは、荒削りな感じがあった。
これから、まだまだ攻めるぞって感じ。
あと、孫さん色が強かった。
ベンチャーのにおいがした。

株主総会一つで、企業風土がけっこう分かります。
企業訪問するより、株主総会に行く時代が来るか?
株の勉強にもなるし。
ってそんな時代は来ませんね(笑)

カゴメ

カゴメの株が1025円で売れた。
売れたけど、儲けはほとんどなし。
手数料とかを差し引いてほんの少しプラスが。

メモのために書いておきます。
値動きの激しい株はリスクが高いが、
値動きが少ないのも面白くない。

投資資金がたくさんあれば、
両方の株をあわせて投資すればいいのだが、
そうも行かない。

また新たな投資先をちょいと考えます。
よいところあったら教えてください。

孫さんの記憶に残った発言

これはメモです。
すいません、下のエントリーとかを読んで下さい。

国家の体系はインフラにある

自転車は歩きの4倍のスピードだ。
自動車は自転車の10倍のスピードだ。
新幹線は自動車の30倍のスピードだ。

これだけでも、社会は変わった。
ライフスタイルは変わった。
ブロードバンドはナローバンドの1000倍だ。
いったい、どんな世の中が来るのだろうか!?
それを想像するだけでわくわくする。

21世紀はブロードバンドインフラで国際競争力が決まる。

まず面をとれ!、それから深掘しろ。
(これはGet share first, profit laterの思想だねぇ)
まず、初期設備投資をしてシェアをとる。
その後、サービスなどを充実したりする。
多様な商品を提供する。
そこで利益を得る。

NTTは1000万回線に80年
BBphoneは2年で1000万回線。
この違いは、技術の原理が根本的に変わったからだ。
デジタルの特性を活かせ。

一時的なブーム商品ではなく、
人々のライフスタイルを豊に変える商品に意味がある。
普及率は100%に近づく商品。
これは、社会を変える。

最後のムービーを見て思ったこと。
テクノロジーは世の中を面白く、豊にする力を持っている。
しかし使い方は間違ってはいけない。
それぞれの個人が、考え、想像し、何かを作り、
共有することによって未来の社会は作り上げられる。

May 25, 2004

アーリーアダプターを使う

まあ、よく言われることなんですけど、
アーリーアダプターというか、
オタクというか、
彼らを使うといいですね。

ただで、彼らは自分の好きな商品を
金ももらえないのに喜んで宣伝する。

それに、アーリーアダプターは周りから情報通とか
新しい商品について詳しく知っていると思われている。
だから、商品とかサービスとかを進めるとみんな試したくなるんだよね。

この人たちがわくわくするサービス、商品を作ることが重要ですな。
何がポイントなんだろう。
彼らがココロオドルポイントはシンプルで機能性が高いとか、
夢があるとか、開発者が馬鹿だけど頭イイとか、
よく分からん、けどなんかありそう。

このアーリーアダプターたちが好きにならなければ、一般に広まりにくいからな。

たとえば、この「ブログ」というもの。
別に、何の利益もないのに僕はいろいろな人に宣伝してしまった。
そして、かなりの人がやり始めた。
シックスアパートとかレンタルブログ屋にとってはありがたい人間だ。

まあ、口コミって奴ですか。
一歩間違えるとマルチレベルマーケティング(MLM)とか
ネットワークマーケティング、ネットワークビジネスっていわれるんですけどね(爆)

それと、この前話してたんだけど
IBMのホームページビルダーかなんかのサポートページ。

このIBMのホームページビルダーの使い方が分からない人が多くて、
サポートセンターに電話が多く、
コストがかかっていたらしい。
で、このソフトのユーザーのコミュニティを
IBMが裏で金を払って外注したらしい。
表向きは、IBMのホームページビルダーユーザーの融資が作っていることになっている、
けど、IBMが金をはらって作ったと。

でね、そのページにはヘビーユーザーが問題の解決策とかを書いて
まともな、コミュニティができたらしい。
で、コスト削減となったとさ。


サービスや商品にどれだけほれさせるか、
そしてその商品を紹介したり、書き込みをしたときのフィードバックがどんな感じかで変わるのかな。

May 20, 2004

最新の未来像

ソーシャル・キャピタル
コミュニティソリューション
ネットワーク型組織
ネットワークコミュニティ

とか、変革の世紀っぽいこととか、
最新の組織論、社会のありかた、NPOとかの評価とか
21世紀社会のあり方とか、
CSRとか組織のあり方、組織内でのコミュニケーションのあり方とかなんか

そんな感じのことが詳しく書かれていて、さらに最新の研究やニュースがのっているサイトありませんか?

かなり、学びたい。

ドラッカーとかトフラーとかは古いって言うし。
まあ、有名になった時点で社会的に評価を受けるということは、一般人が分かるレベルになったということは先見性というか最新ではなくなっているんですよね。

来年はSFCに通おっかな。
大学時代には大学でしかできないことをやろう。

学ばねば

学ばねば。
僕は何も学んでこなかった。

今からでも間に合う。
学ばねば。

まず、自分がなりたい自分を想像する
(何を学びたいか、
何を学ぶ必要があるか
今後どのような社会になっていくのかも踏まえて)
で、それに近づくためには何を学び、実践すればよいかをスケジュール立てする。

そして、学び始める。
毎日学ぶ。

http://web11.sfc.keio.ac.jp/~s01532mt/mt/

May 14, 2004

ティッシュ配り

えっと、今は経済地理の授業中。
中部活性化センターとかいうところの人が来て愛知万博について話してます。
みんなのCHUBUとかいうHPを作るらしいです。
ブロードバンド対応で同が使いまくりのページにしたいらしいです。おめでたいですね。
重いページは嫌いです。

で、本題。
慶應の日吉生協前ではいつもティッシュを配っている。
自動車学校、資格の学校(TACにLECに大原、伊藤塾)とさすがにサラ金(町でよく配っている、武富士、ディック、プロミス、アイフル)は配っていません。

三田に来て変わった。
生協の前では、大原ぐらいしか配っていない。
と、思ったら田町駅の階段下で資格の学校TACのティッシュを配ってる。
さらに、もうちょっと先の道の角でもTACが配っている。
また、次の角で配ってる。

この配り方って効率的?
だって、だいたいティッシュを見なくてもどこの会社のティッシュを配っているかわかる。
それで、とる人といえばティッシュが目当ての人だけ。
さらに、ティッシュ目当ての人ばらばらの角で配っていたら、その角で配っているティッシュをすべてもらう。
もちろん、そんなティッシュ目当ての人に宣伝効果はない。

普通に一箇所で配っても効果がないのに、ばらばらに配ったら同じ人がとっていくだけで効果なし。
どうせ金をかけるなら「ティッシュ配り」もっと考えたほうがいいよ。

May 12, 2004

クレジットカード

レポートがわからないのでブログを書くというダメな奴です(笑)

うーん、最近クレジットカードを使うことが増えてきた。
クレジットというものがそこまで好きではない。
昔の人間といわれればそうだろう。

クレジットは金を持ち歩かなくていいし、おつりもなくて便利と。
さらにポイントもつくと。
それくらい知っています。

でも、私はクレジットカードを使いません。もっぱら現金で支払います。
なぜなら、クレジットカードは
・お金を使った気がしない
・いくら使ったかわからない

その点、現金は払うときに金そのままを渡す(当たり前)ので金が減った感じがする。
だから、自然と無駄遣いが抑えられる。

クレジットカードもいくら使ったかわかるように、カードに一ヶ月に使った金とか残金が表示されればいいのに。でもそうすると、クレジットカード会社が儲からないんですよね。

じゃあ、デビットカードだ。といわれるかもしれない。
これは、口座にある分だけしか使えないので、使いすぎることはないけど。
でも、金を払った感覚がない。

Edyやスイカのようなものは、入っているだけしか使えない。
これも、ためしに何回か使ったけど結局ほとんど使っていない。
現金で払う習慣というものが抜けていないのだろう。

うーん、こう思うとクレジットカードに使うのになれて、クレジットでも金を使ったように感じるようになれば問題ないのか?

May 11, 2004

広告の価値

昔、ネット広告の値段が一気に下がった。
今は、googleのせいでちょいとあがっているけど。

われ思うに、今までは普通広告の効果が数字で見えてこなかった。
数字でズバット効果が見える広告がなかった。
でも、ネット広告で数値で見れるようになった。
すると、想像よりも広告効果がすくないと、
で広告の価格が下がる。

まあ、クリック以外にも目に入ってこれば印象に残るとかの効果がないわけではない。
けど、想像よりも広告効果は少ないのかな。。。

CMもしかり。
ハードディスクレコーダーやDVD録画がもっと進めば、テレビをリアルタイムで見る人が少なくなるだろう。
すると、CMは飛ばしてみることになる。もちろん、ビデオにとるから視聴率も下がるだろう。

さらにハードディスクやDVDはビデオよりもCMを簡単にすっ飛ばせる。
30秒スキップボタンなるものがあるハードディスクレコーダーやDVDがあるらしい。
30秒とはCMの時間(確か15秒と30秒)
さらに、そのボタンの位置がスゴイ
再生ボタンのすぐ横。
むちゃくちゃ使いやすいところにあります。
はい、これはすっ飛ばします。

すると、インターネットもCMも紙(フリーペーパー含む)も効果が低いと。
すると、なんの効果が一番あるか?
口コミ
コレ最強かも、でも効果を計りにくい。
でも、口コミは友達からの情報ということもあり人が信用しやすい。
じゃあ、口コミ専用の広告代理店ってないの?
とか思ったら、MLM、ネットワークビジネス、ネットワークマーケティングが思いついてしまった。
この流れになるの?
日本の文化には合わないと思うんだけど。
MLM、ネットワークビジネス、ネットワークマーケティングがフィーバーする日本。
なんか違う気が。
少なくとも私はMLM、ネットワークビジネス、ネットワークマーケティングをやりません。
宣言しときます。

ただ、自分がトップとしてやるなら別かも。
これ、宗教と一緒ね。
宗教もネットワークビジネスも一番上ならやってもいいです。
それか、つかまらないようにすべての実験を握った参謀とかね(笑)

May 07, 2004

フォーブスと金融業

昨日かな、浜松町の本屋へ行きました。
雑誌を何冊か立ち読み。
出版不況の中立ち読みだけして帰る客はうれしくなさそう。まあ、それはおいといて。

フォーブスという雑誌があります。この雑誌を立ち読み。毎年、億万長者ランキングが発表される雑誌です。で、今回手にとって見たら、その号。18回目?らしいんですけど、ビル・ゲイツ君が11回連続一位とか。やるねー。で、それもどうでもいい。孫さんとかが一気にいなくなったのもどうでも良くない。良くないのかよ。でもこのエントリーに関してはそこまで関係ない。いや、最後に関係がある。どっちだ!日本でトップが佐治さんであることもどうでもいい。日本人がランキングの中に少ないこともどうでも良くない。問題だ。で、日本人は少ないんですけど、その中の人の職業が偏りすぎていた感じがあった。

よーは、日本人でランキングに入っている人は金融業、金貸しやさんが多かった気がした。
だから、悪いというわけではない。金を貸すという行為は非常に意味がある。その金から何十倍、何百倍、何千倍の価値が生まれてくる可能性があるからだ。(まあ、経営の仕方的に何千倍にもなるようなリスクの高いビジネスには金を貸さないわけですが。。。)このような、新たな価値をうむ夢のアル、金貸しはイイと思うが、夢のない金貸しは寂しい。なぜなら、金がなくて生活に困る人がサラ金のようなところで金を借りると思うんだけど、これはどうしても金が回らなくなって借りているだけ。焼け石に水状態の金借りだと思う。これから、何か生まれる可能性が少ない気がする。コレは寂しい。で、この金貸し屋が儲かっているということは、日本はけっこうリアルに困っている人が多い。ということだ。(このような人から金を取る商売はかっこよいとは思えないし。ビジネスはビジネスモデルがかっこいいかが問題じゃないといわれればそうなんだけど)

このような会社が儲かるよりも、もっと夢のある会社の人がランキングに入ってくる日本になるとおもろいんだろうなと思います。夢のある会社って何ですかね?私的にこんど考えて見ましょうか。