歌番組で、翼をくださいを歌っていた。
そして、中学や小学校のときを思い出した。小学校のとき音楽の時間は遊んでたなー。替え歌を即興で作ってでかい声で歌ったり、小学校の音楽の先生は教師としては相当問題ありだったけど、いい先生だったな。あの人の純粋さは大好きだ。
中学は合唱なるものをよくやらされたな。中学最後の音楽の授業で泣いていた人がいた。それは何だろうね。数学では泣かなくても、最後の音楽の授業は泣く。歌が持つパワーなのか。確かに、あの時が最後の合唱だったな。一生みんなと歌うことはないのだ。
で、中学の最後に合唱のCDを作った。サラマンカホールというところまで録音しに行った。そもそも、こんなCDなんていらない、と言って無駄だからやめろと職員室で大嫌いだった音楽教師と戦った記憶すらある。さらに録音の時は隣のやつが半端なく音痴で、隣の友達と大笑いした記憶しかない。小学校の時も文集でクラスのページをメモ帳にしようといったり。
小・中学時代は、その瞬間を生きていたのだろう。
将来も過去もなんて、その時の僕には考えられもしなかったのだろう。
ただその瞬間しか存在しなかった。
しかし、今となってみれば年を重ねることに少しばかりおびえ、過去の思い出に浸ることもある。
これが年をとったと言うことなのだろう。
そういえばかっこいいが、ただの天邪鬼か。
で、ふと思う。僕は昔は徹底的に写真を排除した。というのも、野外学習や修学旅行には卒業アルバムのカメラマンがついて来て、写真を撮り、戻ってきたら学校の壁とかに写真が張り出されてほしいものを購入するシステムだった。しかし、僕は小学校から高校まで一枚たりとも写真を買っていない。そうとう寂しいやつだ。思い出が何もない。まあ、その何もないのが大切な思い出なんだよな。
その反動で、今写真が大好きなのかな 笑
中学の教室で、あの時の友達と小さな机といすに座り、いろいろ語りたいものだ。
参考エントリー
タイムマシーンはもうこない