唐招提寺展に行って来たわけだが。
人が多すぎた。月曜日は休館日なのだが、人がたくさん来るからオープンにしたらしい。それなのに、すごい人。どこで情報聞きつけてきたんだ?
あと、1年ちょっと前に唐招提寺にいったことがある。もちろん鑑真さんを見れると思っていったわけだが普段は見れないらしく、しょぼーんとして帰った記憶がある。まあ、それくらい鑑真さんを見たかったわけである。何でか知らないが、中学か小学校の資料集にのっていた鑑真さんの顔がなんともいえぬ、もう、声が出そうで、口でぐぅと言葉が止まる感じ。だったから、気になっていたわけです。
興福寺の阿修羅さんはきれいだなと思って見に行ったわけです。まあ、その時の説明の文章にインドインドと書いてあったので、インドへ行きたいなという気持ちが確信に変わった気がします。
話がそれたが、人が多すぎた。むさかった。まあ、私もその環境を作り出している一人なのであるが。みんな、何の変哲もないかわらを列に並んで見ていた。もっと正確に言えば、入り口からすべての陳列物を見ていた。説明文もすべて読みながら。まあ、それもいいんですよ。専門家の人ばかりかもしれないし。でも、普通の人って説明よんでも分からないでしょ。(まあ、知りたいという欲求がすごい人かもしれないしね。)別に、全部をくまなく均等に見る必要はないと思うのです。自分の見たいものを見たいようにみればいいと思うのです。それが、すべて均等に見るだったら、問題ないのですが、なんか、何も考えず、周りに流されるように見ている気がする。すべて満遍なく、見ないと損をした感じなのかな?なんでも、満遍なくそつなくやるという精神なのか?これも、教育の弊害ですか?それとも、日本人の性質ですか?もっと、美術館や博物館を好き勝手に見てもいいんじゃないかなと思いました。
唐招提寺