人間は感覚が変わる。当たり前といえば当たり前だが不思議だ。
たとえば、小さい頃はテレビでやっているアニメにかぶりついてみていた人も、それから10年20年たてば見ていないだろう。ニュースを見たくなったりするものだ。
小さい頃、お菓子や甘いものを好きで好きで、それしか食べたくないと思っていた人が、年をとると塩辛とかいわゆる大人の味を好きになる。味覚が変化しているのだ。
これって、当たり前かもしれないが不思議だ。例えば食べ物で考えると人間の舌は昔も今も一緒だ。(正確には細胞は日々変わっているから違うのだろうけど。)なのに、人間が感じ取るうまさというものは変わる。舌も食べ物も基本的に変わっていない。すると、それをおいしいと感じる脳だけが変化していることになる。
さあて、ではなぜ脳が変化するのか?
過去の感覚経験で成長した?いろいろな経験をしていくうちに、感覚が成長していった。スポーツ選手が練習してスポーツがうまくなり、グローブの良し悪しが分かるようになったりするのと同じだ。毎日の食事は練習で、鍛えられていった。
体が欲している栄養分などを無意識のうちに脳が判断し、それが含まれる食べ物をおいしいと感じている。
周りの趣向が変化して、大人っぽいと言われるものを好きになっているのに自分だけ子供の頃と一緒だと恥ずかしいから、大人っぽいことを真似るうちに感覚が変わっていった。
よー分からん。
関係ないが、
なんかCMで人間は輝くために生まれてきたといっていた。なんか、うれしかった。