人が片足でバランスをとる時の脳の不思議
バランスを意識的にとっているが論理的に重心を考えてバランスをとっているわけではない。しかしある意味において数学的というか論理的にバランスをとっているから片足で立っていられる。無意識的に論理的にバランスをとっているんですなぁ。そのとき脳は相当な処理を行っているはずである!しかしその処理を人間は感じれない。これはなぜか。不思議ですな。
片足で立とうと意識的に思う。そうすると、人間は立てるわけですけれども、こっちにどれぐらいの体重がかかっているから、もう少し足の右側で踏ん張ってとかやっているわけじゃない。もっと言えば、右に12キロ重さが偏っているから、左にそれだけの力をかけてとかやっているはず。しかし、それは気がついていない。意識的にやっていない。けど出来ている。
意識的に行動→無意識での動き(処理)→意識的な目的の状態を達成。
こうなっている。最終的な意識的な目的の状態を達成しようと思ったら、それを行うための途中過程を具体的にどうやるとか人間は分かっていなくても、出来てしまっているんですよね。これって、すごすぎないですか?
片足バランスの意識と無意識はどんな脳の状態なんだろう?
これは走っているスクーターを見ていて、止まったら倒れるなと思い、人は止まっても倒れないことから考え始めました。