風の旅人という写真が多い雑誌がある。この創刊号を偶然渋谷のブックファーストで買った。偶然というのは、売れ残っており100円だったから。だから以前から読んでいた。といっても一回だけ。なんか、変わっている印象。なにか得体の知れない感じをこの本から得ていた。寂しさの中にある殺伐さといえばいいのか、現実の中の寂しさの中の現実離れした感じ。
しかし、編集長の話を直接聞く機械があった。すると印象が変わった。なんか、あいまいな点の印象が、線につながったというか、ああ、そうなんだと思えた。
言葉で明確にコンセプトを知ったから。
作っている人柄を知ったから。
なんでだろうか。まったく同じものを見るのにこれほどまでに印象が違う。