テレビをつけたらNHKの5分世界遺産番組でスペインのトレドをやっていた。ここは2年生の夏に行った。2003年の9月ぐらいだ。
スペインをぐるっと一周して、マドリッドへ戻る一個前の都市だ。ポルトガルのリスボンから夜行バスでマドリッドへ戻り、朝一番のバスでトレドへ行った。トレドについてからは、宿を探した。ここのユースホステルみたいなところは昔のお城を改装したところで、とまってみたいと思ったがフルだった。それからこの町では安くてよい宿が見つからず、何時間も町をほっつき歩いた。けっこう疲れた記憶がある。それでも、安くてけっこうきれいな宿を見つけた。そして、この町をまた歩いた。なんか落ち着きのある町で、ゆっくりできた。公園でのんきに本を読んだりもした。
400年立っても町の姿は変わってないらしい。ああ、タホ川に囲まれた小さな町。かつての首都とは思えないほどこじんまりしている。この町ははっきりとした行動の記憶ではなく、なんか思い出があるんだよな。