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June 23, 2005

たった一回の経験とたった一人

一回経験したことは何故ほとんど不安にならないか。何か始めてやるときは、いつも恐怖というか不安というかそんなものが付きまとう。どうなるか推測できないからだろう。頭の中である程度シュミレーションはできるが、やったことない事に関して詳細まで想像することは困難だ。その想像できない部分でどんなことが起こるかわからないから恐れるのだろう。これはひとりは不安二人だとほとんど不安じゃないというのとも似ているのかもしれない。普段の生活だったら、ひとりでも全く不安でもない。そういう状況ではなく、周りに人気のいない真っ暗なところとかの話だ。知り合いが一人いるだけで精神状態が全く違う。一人だろうが二人だろうが、得体の知れないものが襲ってきたら死んでしまうだろう。二人いるからといって格段に強くなるわけではないのだから。

何故二人だと平気なのか。それに追加して考えると、三人だと二人のときと不安度は変わらない。すなわち一人と二人の間にだけ差があって、二人と三人では差がない。一回も行ったことないところや、一回もやったことないことは不安だが、2回目のときは不安じゃない。3回目は2回目と精神状態が大して変わらない。と考えると、不安とはあるかないかなのか。1か0かというものなのだろうか?

一回やったからといって安全度がアップするわけでも、二人だからといって大して安全度がアップするわけでもない。この不安なる物は人間の意識によって生み出されるわけだが、なんと不確かなものなのだろうか。でも、自然にこのようになるのはなぜだろう。
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