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April 04, 2005

あの青い空を飛ぶ日まで

それは、小学生のころからのあこがれ。
家族でよくテレビで見ていた。
なんか、大学生がばっかみたいに、魂込めて、マジになってやっていた。
でも、ものすごく楽しそうだった。

そう、人間が生まれてからずっとあこがれ続けている、飛ぶということ。

鳥人間コンテストだ。

去年、インドへ行った。そのとき、ドミトリーで会った彼は東北大学工学部、鳥人間のサークルに入り、パイロットとして2度出場し上位に入っていた。

彼は、大学院に入学が決まり、入学式に出ないで休学届けを出して、初めての海外旅行で、世界一周に飛び出した男だった。

そんな彼と、あの、暑苦しく、寝づらいインドで朝まで語り明かした。今でも、あの状況を思い出すと心が躍る。

東北は試験飛行の場所を借りることもままならない。もちろんスポンサーもつかない。メンバーで積み立てたかねで部品を買い、みんなで朝から晩までつくり、みんなの思いとともにそらへ飛び立つ。

そんな、鳥人間コンテスト、今年の締め切りが3月10日だった。もう今年でることはない。

空が好きです。

パリダカ、鳥人間、ロボコン、男の夢。

彼の世界一周は無事に終わり、今春はれて大学院入学となったのだろうか。

旅人は群れない。

旅人はひと時の身分なんだから。

それは、彼自身しか知らないのだ。

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