脳と魂
やはり対談本は内容の深さにかける気がするが、それだからすらすら読める。そんなことは言いつつ、真ん中あたりは面白かった。
天職なんてないという件で、人間の生活に必要だから仕事がある、そして人間はその仕事をする。この順番なんだから、すべての人に天職なんてあるはずがない。社会的な必要性から仕事ができ、人間はそれを行うんだから、という当たり前だが、自分で気がつかなかった思考パターンが面白かった。
歴史的なことや、哲学史的なことなど、自分が一回読んでもすぐ忘れる系のことも結構書いてあった。
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