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July 06, 2005

携帯のメールが長い傾向

携帯が苦手、PCも苦手な友達がいます。PCにメールを送ってもまず見ないので、携帯に送ります。彼らから返信があるのは、早くて2日後ぐらい。遅いと一週間後ぐらいに忘れたころにやってくる。

しかし、その携帯メールはとても長いのです。

そんな人たちは、絶対向こうから連絡してこない。僕も自分から連絡することが全くといっていいほどないのですが、世の中に2,3人だけたまに(年に2,3度)連絡する人がいる。彼らは純粋にすごい面白い人たちで、話すと楽しいのである。

そんな一人に会いに7月末福井に行くことにした。楽しみで仕方ない。あの兄ちゃんに会っていろいろ話そう。

2012年オリンピック

なんでいまさらオリンピックがこんなに祭りになっているんだ?ロンドン、モスクワ、ニューヨーク、マドリッド、パリ???おいおい世界中のトップ都市ばかりじゃないか。何かあったのか?何でだ?

今さら、それになんか各国力を入れすぎでしょ、シラクさんにしろ、ブレアさんにしろサミットあるでしょ。それにベッカムさん、モハメドアリさんにしろ。それに、スピルバーグかなんか知らんがそんなような有名な映画監督がアピールのムービー作ったり。パリはリュックベッソンとかいう人がムービー作ったみたい。ヒラリークリントンもシンガポール来てるし。松井も紹介ビデオに出てるし。なぜかマドリッドのビデオにはバルセロナのサグラダファミリアとか映ってるし。

毎回こんなに各国チカラ入れていますか?もし毎回チカラ入れているとしたら、今回だけマスコミが祭りしすぎ?マスコミ報道量も変わらないなら偶然俺が見すぎただけ?

なんか裏であるのですかね?

本命のフランスは負け、ロンドンになったそうで。

あ、パリに住んでいる某先生、街中の反応はどうでした?

機械に負けた

電車の券売機にお金を食われる経験をしたことがある人も多いだろう。

今回もそんなことが起きた。そんなんで金を損するのは癪に障るので呼び出しボタンで、駅員を呼び出した。

そもそも、人間よりも機械のほうが信頼されている。正しいとされている。確かに人間の脳は本来不確かさを持っているらしいから、失敗をしないという前提で作られた機械が信頼されるのは仕方ないのかもしれない。だが、機械が常に正常に動作するとも限らない。俺は確実に210円を券売機に入れた。そうしたら、110円としか出ない。ふざけるなと思って、駅員を呼ぶ。そして取り消しを押したら100円しか出てこない。110円と表示されているのに100円しか出てこない。この時点で故障している。しかし、駅員はそれを認めない。バカだ。マジでバカだ。ふざけるな。俺が絶対入れたと言い張ったら、今日の営業が終わってから実際の金額と、機械が認識した金の額を比べて110円多かったら、110円返すといった。そして、電話するといった。

案の定電話があって、110円返してもらったのだが、あるいみ機械は犯罪者なんだけど、なにも責任を取らない。機械は俺の金を盗んだのだ。しかし、機械のほうが正しいと言い張る。ある意味嘘もついている。人の金を盗んで、盗んでいないとうそをつく。しかし機械だから何もお咎めなし。機械が犯罪する時代なんだな。

海馬

依然読んだ進化しすぎた脳が面白く、同じ著者の海馬/脳は疲れないも読んだみたいと思っていた。そうしたら、文庫が出ていたので購入。


進化しすぎた脳 中高生と語る「大脳生理学」の最前線
池谷 裕二 長崎 訓子
4255002738

で、一気に読み終えたのです。面白すぎたので本当に集中して読み続けた感じです。

なんか、糸井さんの話が始めつまらなかった。つまらなかったというか、はじめは科学的な話が読みたいと思っていたので、糸井さんの話が期待はずれだった。しかし、途中から池谷さんの話が増え面白くなってきた。それに、この二人のコンビネーションが絶妙で面白かった。糸井さんのコピーライターというか、あんまり脳の仕組みとは関係ないけど一線で働いていた人と、科学の世界で一線で働く人、それぞれの経験が抽象的な原理の部分で重なることが多く、しっくりきた。

それにしても、面白かった。

たとえば、以前のエントリーで五感の中でも視覚というエントリーで五感の中では一番視覚を人間は信頼している気がすると書いたのだがその理由が分かった。純粋に視覚野が一番でかいらしい。まあ、一番でかいから一番重要視するかどうかは一概には言えないし、もしそれが真だとしても、なぜ視覚が重要視されているのかは分からないんだけど。


メモ

それとか、脳は疲れない、会議などで疲れるのは目や体だけであって、休む時は体をほぐすだけで、議題を考え続けても問題ないってこと。これも気分転換に休むのはOKといえばそうだけど。

これが面白かった。ある意味普段の生活も寝ている時に見ている夢と同じ。脳は無意識のうちにランダムに情報をくっつける。これは起きている時も寝ている時も。寝ている時にこれが怒っているのが夢。寝ながら記憶の組み合わせをいろいろ行っているので、ありえないような夢を見る。まあ、夢には記憶にあるものしか出てこないことからも言える。さらに、昼間になんとなく見たことがよる夢になるというおれが行っていたことにも当てはまる。

30歳から脳のつながり能力がアップする。経験記憶というか方法記憶。howの記憶です。これは実際の経験による記憶で、これは累乗でアップするからすごいことになる。これは30歳以降発達する。

何かを始めてから、やる気がアップする細胞(部位)がある。側坐核というらしい。理由がなくても、とりあえずやってみて、やり始めて時間がたつとやる気が出てくるような仕組みになっている。目標もビジョンもなく、とりあえずやってみることも重要。

受け手に決定権がある。これはコミュニケーションにおいて。いくら発信する側が熱心でも、受け手に聴く気がなければ全く伝わらない。それに、発信側の表現はひとつであって、同じであっても、受けては人によってみんな違う。芸術の感じ方も。

オープンソースの強さ。人間は一人では限界。ある程度核ができて途中でも発表することによって、他の人のアイディアが加わりよいものができる。これは人間の仕組みに即している。

行ってしまったことが未来を作る。口で言ったら現実化する。これは脳が安定を求める性質があるのと似ている。

心とは脳が働く状態のこと。

海馬/脳は疲れない ほぼ日ブックス
4255001545池谷 裕二 糸井 重里

朝日出版社 2002-07-10
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