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October 10, 2003

あのですね、最近思い出すわけです。
スペインのことを。
何でかというと、いろいろやることがあって正に現実の世界という感じ。
それとは対極にあるのはスペインでの生活。
一人で、携帯も持たず、時間も忘れ、すべての制約から解き放たれている。

両極の生活だから、その生活を欲するのです。
特に、「食」について思い出す。
バルセロナのラ・フォンダで食べたパエリア、チキンサラダ、イカの墨ソテー、ミートボール、そしてサングリア(赤ワインにりんご、オレンジ、桃などのフルーツを切って入れる、ブランデー、グラニュー糖もほんの少し入ってるのかな?)。一緒に食べた二人はすごい人生送ってたなー、世界一周中の同い年の女の子、31歳でバックパックが生活の荷物全部というイギリスを拠点にしている女の人。闘牛を見ながら飲んだワイン、その後のビールとイカのフライ、驚異的にやわらかかった。(現代のアフォな日本のリポーターはやわらかい=うまいの用に使うから許せない。私はその意で使っていない。)刺すように暑い太陽が降り注いでいたグラナダのアルハンブラ宮殿の壁をよじ登ったあとに飲んだアルハンブラと言う地ビール、これはうまかった。苦味が抑えられていたな。その夜はスーパーで買ったお惣菜。白身のソテー、マシュマロに練り物がつめてあるやつ、牛肉のトマト煮、白身と気ピーマンのカルパッチョ、生ハム、バケット(パン)、赤ワイン。これは安くてうまかった。かなり豪華な料理です。これも3人でシェアしたからできたこと。医学部7年生っていってたなー。3週間以上旅をすると現実の世界に戻れなくなるとしきりにいっていた。それをなんか思い出した。思い出した。その後、もう一人と知り合って、バルに行ったなー、1時くらいから行ったのかなー、朝4時まで四人でいろいろ楽しく旅の話をしながらビールを飲んだ。うまかった。そのうちの一人は親父がJALのパイロットって言ってたな、逗子すんでる専修の4年とか言ってた。あっそういえば、グラナダでアラブ街に行きケバブを食った。トルコのケバブとは違ったな。でも、うまかった。何を入れるってall? YES, ALL.いつもそう、飯屋とかでトッピング全部入れるって言われると常に全部入れてしまいます。夜はパエリヤ(今回は黄色かった、前回は茶色かった、スペインでは両方ともメジャーらしい)ジャガイモのサラダはオレンジとかオリーブが入っていたな。ここのビールもうまかった。そういえば、飯のときは毎回、オリーブとチーズ、パンが出てきます。オリーブもがりがり食ってました。あの酸味がいいよね。チーズもあの癖のあるチーズがいい。日本では出会えないチーズ。あのチーズをまた食いたいな。(余談、トルコで初めの日の止まった宿の朝飯<この宿しか朝飯は無かった、ほかはボロ宿すぎたからだ>)のチーズとパンに塗るチーズは最高にうまかった。)夜、アルハンブラを見たな、ライトアbプが半端無くきれいだった、そこで意味のわからない話になった、タイムスリップはできるかとか、武士道の精神についてとか、でも1時をすぎてガクガクブルブルしてきたので帰ったなー。
次の日の昼飯は、トルティーヤ、あれは大してうまくないだろうと思っていたのにうまかった。サンドにしてあったねー。ここでチョリソも食ったな。そういやー、この日モロッコに渡った、変なパンみたいなものを食ったなー、なんかパンの間に挟まれているのがいろいろなものをすりつぶしてある感じで、よくわからないものだった。ヨーロッパの味ではなかった。それと、次の日の昼に怪しい食い物屋に入ったなー。スペインに戻ってから、宿の前で朝市場があってそこで量り売りのりんごを買ってかじりながら、バス停を探したなー。日本のりんごとは違ってモサモサだった。でも、旅人はりんごをかじってる、そんなイメージないですか?これは、アルへシラスを旅立つ朝までの話です。セビーリャのショッピングセンターへは何度も行ったなー。それで、パンとかジュース買ったなー。 ポルトガルのリスボンではリゾットみたいなのを食べた。ポルトガルの庶民料理らしい。あと、鰯の丸揚げとか、イカリング白身フライ、にんじんをすりおろして油につけたようなサラダ。それに、エッグタルトとか言うものの元になったパステイス・デ・ナタという菓子を食べた。シナモンを降りかけてもらって食べた。かなりシナモン利いてたなー。卵の味がしてうまかった。そーいやーマックにも行ったなー、世界のマック調査隊としては基本だけどね。あと、たこのリゾットをポルトガルを去る夜に食べた、あーサーモンも食べたは。一緒に食べた人に分けてもらった。ポルトガルのビールもうまかった 。トレドでは、金がなくなってひもじかったなー、でっかいパンを買ってそれを食ってた。どうしてもひもじくなって、最初の日の朝からピンチのためにと保存しておいたビスケットを食べたら、この世のものとも思えないくらいうまく感じた。それだけ、まともなもの食ってなかったんだな。で、マドリッドでは、最後に究極にうまかった生ハム(ハモンセラーノ)を食べないといけないと思い最後にパンと一緒に食べたなー。マジこれは旨い。塩味と油の感じがたまらん。夜はバルに行った。一緒に言った人がスペインに留学してたことがあるらしくて、バルで注文してくれた。メニューをほとんど解説してくれた。ビールとワイン。ワインって言っても夏のワインとオレンジ(レモン?)とか言う飲み物らしい。その人が頼んでいたので私もお願いした。スペイン語だとかっこいい言葉なんだけど日本語にすると「夏のワインとオレンジ(ティント・デ・ベラーノ)」ちょっとかっこ悪い。でも、すごい旨かった、ワインに少しレモンファンタみたいなのを入れて、オレンジとかレモンが入ってたかな?バルは酒を一杯頼むと小皿につまみ(タパス)が来る。それが旨い旨い。チーズを揚げたもの、大豆とか野菜をワインビネガーとオリーブオイルで合えたものぱパプリカととトマトのオリーブオイル和え、ムール貝などを食べた。スペイン人ぽくヨーロッパのサッカーNO1を決める試合で盛り上がりながら飲んだなー。バルには地域の人が集まって酒を飲んでサッカーをテレビで見て盛り上がる。イイ文化だなー。バルは朝パンとかコーヒーを売り、昼はランチ、夜は酒とつまみとサッカー、公衆便所代わりにもなるし、タバコも売っている、ゲームもあって、両替もしてくれる、温かみのあるコンビにって感じかな。酒がかなり安いし。この日の夜飯はおごってもらった。これ重要、リスボンの最後の夜のチーズ、最強に旨かった、外はハードチーズっぽい、けどサイズが小さくて中は結構やわらかい。これが旨かった、適度な癖があった(ヨーロッパ基準で)あと、しろカビチーズみたいなのも旨かったなー、リスボンで食べたチーズがこのたびで一番旨かったかも知れない。それだけです。以上、印象に残った食でした。

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