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November 02, 2004

中国

NHKスペシャル 「63億人の地図(8)中国豊かさへの模索」上海ドリーム光と影▽学校に行きたい

これまたメモです。

昨日の「夜回り先生」のまとめをしたいと思いつつ出来ていません。。。

中国はやっぱり注目の国ですし、チェックしとかないと今後の世界を読むことが出来ない。やっぱり、大学の間に中国に行こうと思う。中国にはまだビジネスチャンスはあると思った。中国語と、中国の事情が分かっていればチャンスはあるな。でも、昔と比べればかなり厳しくなっているだろう。

格差が広がってどんな問題が生じ、それをどう乗り越えるか。賃金が高くなり他国との差別化が図れなくなった場合、どう乗り越えるか。

メモ

上海、北京と、内陸部の格差。GDPはシンセンと最下位は171倍の格差。

「上海」
富人区は2億円〜10億円の住宅が並ぶ。ゴルフ場もある。上海の企業の社長。次男を10年間イギリス留学2億円。高卒。ペンキ塗りなど。27歳転機。先富論、先に留めるものから。銀行から金をかり、投資会社を作った。今は年商360億円。学校設立=貴族学校。金を持ったら、親は教育に金をかけることを見越して。入学金50万円。平均年収の倍。
小学一年生ぐらいの人が、ハーバード大学に絶対入るといっていた。
経済成長率11.8%(2003年)
農村から来た出稼ぎ労働者「民工」、地域間格差を利用して儲ける

1980年代から都市に移動。1億人。今後も毎年500万人増える予想。
上海の3人に1人が出稼ぎ。

教育格差
民工学校、農村戸籍で公立学校に受け入れてもらえず、地方からの出稼ぎ労働者の子どもで行き場のない子どもが行く学校。都市戸籍の子どもが公立学校に優先して入れる。民工学校は上海に400以上ある。田舎の子どもは公立中学に入ることが厳しい。民工小学校(中学)も入学が厳しい。

地方から出稼ぎに来ている親は子どもに、「会社員や公務員になってほしい。」

中学で出稼ぎの親と離れ地方に戻らなくてはいけない小学生の作文。「上海の生活は短かった。上海で学べるなら、コンピューターと英語を学び海外に行きたかった。でも、農村に帰っても学び、また上海に戻ってくる」

93年で少し、GDP格差が出てきた。しかし、大きな差ではない。93年以降この10年で急激に格差が広がった。


内陸部 中庄村

上海と比べると村は原始時代のよう。900円の教科書代が払えず小学校5年生で中退。年収8,000円の家庭。その子の夢は先生。学校に通えない子が村に50人。

村が食べていくためには、教育しかない。中学卒以上でなければ、都市に出稼ぎにもいけない。
入学金8万円、一家の年収の7倍。大学卒業すると都市戸籍に変えることが出来る。そうすれば、都市で安定した暮らしが出来るようになる。幸せになるには大学に行くしかないが、入学金を払えない。牛一頭2万円。村のトップたちで一人の子どもを大学に進学させるための金を工面する会議。村が保証人となり金融機関から金を借りて大学進学。卒業後本人が返済。「村に帰ってきて、みんなのために働きたい。」

西部大開発
内陸部のインフラを開発する。そこに工場などを誘致する。

先富から共同富裕へ

経済成長だけでは、中国が発展できない。一人一人の幸せ、人間としての尊厳、平等が保たれることが必要。

本当の豊かさとは何か?
明日への手がかりを探して生きている。

禅の極意

NHKスペシャル「永平寺104歳の禅師」迷いの時代を心安らかに生きる禅の極意とは

うーん、禅ってすさまじいな。どうのこうの言う前に黙って坐禅をひたすらする。まだ僕は禅の考えは分からない。まだ、という表現が正しいかどうかは分からないが。とりあえず、今は分からない。今無理やり分かる必要もないと思うし。

でも、禅の考えは美しいとは思う。

以下は番組を見てのメモ

禅はよき人を作る
よき人は、地位とか名誉とかがない
欲は克服すべきを覚えんといかん
それが禅だ

天があり地があってその恵みを受けて人間がその正しい真(まこと)を実行していく
大法則のもとに生かされている
真は名前を変えたならば真理
まず第一に正しい真を持って先祖に挨拶。

3、5分でも坐禅

11歳のときから93年間欠かさず毎朝坐禅

坐禅
何も考えない、前後裁断、その時その時、一息一息しかしない、
何か考えたら余分や。

人間は地位名誉、わがままでいっぱいだ
欲は克服するすべを覚えないといけない。
それが坐禅だ

息と一つになる
坐禅とはまっすぐということ
背筋を、首筋をまっすぐ、右にも左にも傾かない
まっすぐとは正直

体をまっすぐにしたら心もまっすぐになる
人間はわがままが自由だと思っている
型にはまったものが日常でなければならない

長い間培われてきた型を守ることが修行である

日常生活のすべてが修行、少しでもいたらなければやり直し
すべてがみな禅だ
禅とは一つになっていくことが禅
歩くことは、歩く禅、しゃべったら、しゃべる禅

スリッパがいがんでおることは自分がいがんでいること。
心が表れている。

11歳のコロはいやいや坐禅をしていた。他にしたいことがあった。坐禅や厳しい作法がいやだった。
転機は29歳のとき、82歳で老師が亡くなった。
老荘の暖かい死骸を見たとき、偉い人だったと思った。私(わたくし)のない生活をする。
やっぱり日常の生活が基本。老師は運僧(修行僧)と同じ食事を食べ、同じ生活をした。
口だけでない実行で示した
老師のようになりたい。
学ぶということはマネをすることからきている。
一生まねをしたら、それは本物だ。

坐禅の意味を考えるのをやめ、ただひたすら座るようになった。
釈迦の教えを今後に伝えていくのが永平寺の住職の仕事

大衆に範を示さなければならない。現代は地位にあるものが範を犯したりしている。、教えというものが何のためにあるかといえば、実行するためにある。そのために黙って真理を実行するところの坐禅を進めた。黙って実行すること。

肺結核のときでも、坐禅をしていた。3年4ヶ月の入院生活

正岡子規 病状六尺(病寐六尺)

平気で死ぬことが悟りだと思っていたが、
平気で生きておることが悟りやった
平気で生きておることは難しい

死ぬときが着たら死んだら死んだらいい
平気で生きているときは、平気で生きていればいい

命がけやったら何でも出来るなとおもった。

自分分より大事なものはない。
永平寺は自分だ。環境も自分だ。
永平寺を大切にすることは自分を大切にすること。

自然は立派だ

日記をつけている。何月何日に花が咲いた、虫がないた。ほとんど違わない。規則正しい。そういうのが法だ。法にかなったのが大自然だ。
自然の法則を真似て人間が暮らす。
人間の欲望に従っては迷いの世界だ。

真理を黙って実行するのが大自然だ

誰にほめられることもない、これだけのことをしたら、これだけの報酬がもらえることもない。時が着たら、花が咲き、すべきことをして、黙って去っていく。そういうのが実行であり、教えであり、真理だ。

自分の人生を一本の梅ノ木とたとえ、
「103歳になる老梅も花を咲かせることが出来る。
これもただ坐禅をしてきたからだ。」

命が続く限り禅の修業を続ける。

宇宙論

「宇宙論〜宇宙の始まりと未来を探る」
 宇宙は曲がっているのか? 平らなのか? この「宇宙の形問題」は、宇宙の年齢〜どれくらい前にこの世界は始まったのか〜を直接決定してしまうために、科学者たちの間で長く議論が戦わされた。昨年NASAのWMAP衛星は観測から宇宙の形を決めることに成功。宇宙の形は平らであることが分かった。 

[出 演] 杉山 直 (自然科学研究機構 国立天文台 理論研究部 教授)

こ回は見ていないので、nhkの番組紹介です。

このパワポが番組とほとんど同じ内容みたいです。15Mぐらいあるので気をつけてください。
http://th.nao.ac.jp/~naoshi/uchu_marukajiri.ppt