すべては一杯のコーヒーから | |
松田 公太 発売日 2002/05 売り上げランキング 1,737 おすすめ平均 起業家精神を学べる この本は経営書ではなく体験記です。だから感動が直接伝わります。 熱い熱い情熱が体中に伝わってくる、そんな本です。 Amazonで詳しく見る |
昨日に続いて、本の紹介。
昨日の本は読み終わりました。
初めの方が面白いです。後ろは同じことの繰り返しが多かったので。
今日は、すべては一杯のコーヒーから。
タリーズの松田公太さんが書かれた本です。
自分の体験を書かれています。
実体験、それもつい最近のものなので臨場感が伝わってきます。
それに、一本筋の通った男である、経営者であることが伝わってきます。
信念を持つ男はかっこいいです。
他人の目を気にして人生を決める、もっというと行動を躊躇することは自分の人生を生きていない。それに、納得いかない。
まず、攻めの人生をしないとな。
本文の松田さんの人生と、タリーズをここまでにした話も面白かったのですが、何といっても章が変わって章の表紙みたいな裏に書いてある、1ページ弱の文章がすばらしい。6章まであるので、そのすばらしい文章は6回あります。以下特に感動した文章をピックアップ
1章の裏
どんなことをするにも情熱の有無で結果は大きく変わってくる。 中略 自分の信じたことに寝食を忘れて打ち込むことは出来る。 情熱は誰でも平等に持つことが出来る。 中略 特別な境遇にある人たちよりも強く情熱を持って取り組めば、何事にも負けないはずだと私は信じている。 また、情熱は不思議と「運」をも引き寄せ、不可能だと思っていたことを可能にしてしまう力を持っている。
2章の裏
使命感を持って生きよう。使命感を持って生きると力が倍増し、ちょっとやそっとの苦難ではびくともしなくなる。 中略 ほとんどの人の使命は奥底に眠っているものを自分で探し出さなくてはならない。今まで自分が歩んできた人生を、足元からじっくりと見直してみれば、きっとどこかにヒントが隠されているはずである。
3章の裏
目標が設定できたら、すぐに行動に移そう。そして目標を達成するためには、さまざまな経験をつんでいくことだ。 中略 "No Fun, No Gain"(楽しみなくして得るものなし) 中略 何でも楽しみながら経験していけば、必ずや自分にとってプラスになる。たとえ単調な仕事をしていても、常に頭を回転させ、創意工夫していると、自分の成長につながっているはずだからだ。自分の成長を感じ取ることが出来れば、すべてが楽しくなってくる。
4章の裏
新しいことを始めるときには、誰だって不安がつきまとう。 中略 自分の人生を大きく変えてしまうものであればなおさらだ。 また、自分が正しいと思った道でも、さまざまな難関が押し寄せてくれば弱気になるのは、人間であれば当たり前だろう。 しかし、人生は一度きり。やらずに後悔するより、やれるところまでやって失敗を受け入れる方が納得できるではないか。 中略 別に失敗したからといって、命までとられるわけではない。 後は、自分の力を信じて、挑戦し、最後まであきらめないことだ。
5章の裏
会社とは人こそすべて、ということだ。 中略 私と共に仕事をしてくれているフェローのうち、一人でも欠けていたら、タリーズは失敗に終わっただろう。 中略 運は人が運んでくるものと私は信じている。人は無意識に情熱の発信者に引き寄せられる。だから運も、自然と情熱を持った人間のもとに集まってくるのではなかろうか。
6章の裏
人は成長するための努力を止めてはならない。成長をするのをやめたとき、つまり現状に甘んじた瞬間から、衰退が始まってしまうからだ。どんなに物事が思い通りに進んでいようとも、その状況が永遠に続くことなど有り得ない。常に次を見据えて、備え、行動を起こしていく必要がある。 中略 自分が成功しているすばらしい未来を描き、楽しくまた緊張感を持って、次なる挑戦に向かって走り出すということだ。
タリーズコーヒージャパン 経営理念
Our Mission Statement
一杯のコーヒーを通じて、
「お客様」、「フェロー(従業員)」、「社会」、そして「株主」に新しい価値を創造し、共に成長する。
一、その一杯に心を込める
一、お客様の期待を超越する
一、最高の仕事が経験でき、一人一人の可能性が広がる職場を作る
一、子どもたちや青少年の成長を促すために、地域社会に貢献する
一、株主との信頼関係を築きあげる
夏休みが終わったら書くと宣言していたPersonal Mission Statementを書き始めようかな。そう簡単にはかけないだろうけど。じっくりと振り返り、そして考え書いてみよう。
メールソフトのベッキーがおかしいです。
起動すると、すぐに終了してしまいます。
それで、メールを読むことが出来ません。
返信が遅れるかもしれません。
すいません。
出来るだけはやくメールソフトを復帰させます。
意識とはなにか―「私」を生成する脳 | |
茂木 健一郎 発売日 2003/10 売り上げランキング 22,071 おすすめ平均 これって、むしろベルグソン? こういう科学者は批判したくないけど・・・ クオリアと、生成と。 Amazonで詳しく見る |
ミラーニューロンの話、広義の「ふり」、会話と個人の思考における易しい問題、難しい問題、「ただいま」の不思議など面白い
「ただいま」は僕がたまに「あ」という一文字を見て、すごい不思議な感覚(=なんだこの文字は
?もっといえばなんだこの線?)と似ているかもしれない。
あと、
会話と個人の思考における易しい問題、難しい問題は広義の「ふり」の話なんですけど、他人と会話しているときは、話している人は言葉の意味を分かったふりをしている。そうしないとコミュニケーションできない。でも、自分で考えるときは、単語について答えが出ないのになんだろうと考えてしまう。でも答えは出ない。でも他人と話すときは分かっているかのようにして話す。これは分かったふりをしているのだ。
ミラーニューロンは他人が何かをしている行動を見ると、自分も同じように脳が働くということ。これも面白かった。
まあ、何を言っているか分からないと思いますが、気になったら読んでください。全部読み終わって気が向いたらまたエントリーします。