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December 30, 2005

新しいことへのワクワク感

子供のころから、いろいろなことに興味を持って、ちょっと無謀でもやってみたり、新しい組織に入っていく。この経験は重要だな。年を重ねれば守りに入るし、新しいことをやるのを億劫になる傾向があるから。

その習慣(新しいことに自らチャレンジする)を子供のうちにつけておく。

東儀さんが、新しいことをするときは、一番難しいものからチャレンジしてみるという話を聞いた。そうすれば、最後のゴールを肌で感じれる。それに、基礎のルーチンより難しいほうがワクワクする。その難しいものから簡単なものへ徐々にやっていく。すると、一番の基礎は省けることもあると。なんと面白くて合理的な方法だろう。

December 29, 2005

魂のエントリー

魂のエントリーとでも言おうか、衝撃を受けたり、興奮して書いたエントリーと、なんとなくだらだら書いただけのエントリーがある。

たぶん魂のエントリー(文章)は書いていても面白いし、いろいろな発想が駆け巡る。読んでいてもなんとなくそれを感じるんじゃないかな。いっぽうただ書いた、だらだら書いた文章はつまらなさそう。

まったく同じ文面であっても読んだ場合何か違いを感じるんじゃないかな。

希望格差を痛感する

「希望格差を痛感する」
それは、若者にしろ働き盛りの人にしろ、年寄りにしろ。

岐阜に帰ってきてから感じる。電車に乗っていても空気がおかしいと思って、なんだろうと思ったら、みんなの目が輝いていなかった。

類は友を呼ぶ。希望格差って相当大きな意味を持つ。
2層社会が出来上がってきている。

幸(さち)ある人の周りには幸のある人が集まる。するとさらに幸のスパイラルでいいことが近くに寄ってくる。希望のある人のまわりも同様に。でも、夢も希望もなくて、初めから無理だと思っている人の周りにはそんな人しか集まらない。だって、夢のある人は何でもすぐに無理って言う人といてもつまらない。ってか、話が進まないし。しみったれてるから。すると、どんどん差がひらく。初めてでも何でもやってみる。この精神はまさに希望格差によって生まれるものだと思う。この希望格差によって社会は二層社会にどんどんなっていくのだろう。

ここで言いたいのは希望がある人は無鉄砲って言いたいのではないです。ご注意を。

希望格差の到来

December 28, 2005

冬の京都には寒さがあう

去年の今頃も京都にいただろう。六波羅蜜時に行ったはずだ。

今年の京都も寒かった。寒かった。肌を刺すようなという表現がそのまま当てはまるような。あられも降ってきた。

この時期(年末ギリギリ。31日以外)はどこへ行ってもすいている。人がいない。そんな京都の寺をめぐった。静けさを持った寺は心を澄みきったものにしてくれる。静寂の中の寺には厳しい寒さがあう。張り詰めたような空気が存在する。そんな空間が京都の寺には似合う。

冬の京都はいいもんだ。

天龍寺 二条城のようなつくりが目に入ってきた。そして、中へ。ここは庭がなんていっても美しい。何か特別なものがあるわけではないのだ、大きいとかそういった特徴もない。しかし、何か美しい。シャープな美しさって言うのか、なんか分からないけど庭がいい。

二尊院 ここは参道というのか、門から本道へ行くまでのまっすぐの道がきれい。バランスが取れていて、左右の木とかも最高。紅葉の馬場というらしいが、ここがとりあえず最高。

常寂光寺 ここにあった2重の塔かな、ここの土台のところが鏡餅みたいにでっかくて白くて丸い土台みたいなのがあった。これを見たときにカトマンズのスワヤンブナートなどに似ていた感じ。そんなのを思い出した。

あだしの念仏寺 石で囲ってある中に、小さな石(お墓)が1000ぐらい?あった。この囲いの中に入ると不思議な力と言うか、なんか普段味わうことのない空間にいる気がした。

愛宕念仏寺 ここの石像千二百羅漢はすごい。すべての石像の顔が違う。それに素人さんが石を掘ったらしい。どれもいい顔をしている。実にいい。数も半端なく多い。俺も石像とか作りたくなった。

清涼寺 実に大きな寺。法然さんの青年時代の像とかあった。こういった本堂とか門がでかいお寺もスカッとしてかなり気分がいいもんだ。

December 27, 2005

脳と仮想

今更ながら茂木さんの「脳と仮想」を読んだ。小林秀雄賞を受賞したという作品。
面白いな。一番最初に茂木さんの本を読んだ時の最高潮の興奮はないが、読んでいて面白い。そうそう、なんでだと思うようなことばかり。


脳と仮想
脳と仮想茂木 健一郎

新潮社 2004-09-22
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starやさしい小林秀雄入門として読みました。
star脳に関するあたらしい論考
star現実とは脳内の仮想であり・・・

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December 26, 2005

The Song of Life 〜Voiceful Version〜

いつものように、情熱大陸と世界遺産を見ていた。情熱大陸は昨日も良かったが、先週の花屋の東信さんはインパクトが強すぎた。こういう一般的に知られていない人を知れる、そしてかなり迫ったところまで感じることが出来るのがこの番組のいいところ。今までにないような花屋のスタイル。それは自分の花に対する思いとか態度から自然に生まれてきた感じ。まさに、情熱って感じだった。体からにじみ出るほどのエネルギー。自分の世界が出来上がっている感じ。たしかに、29歳と若く、青臭いとか言われそうな感じだけど、あの気持ちを持ったまま花屋をやり続けていれば相当面白い人になりそう。テレビをみながらメモったものをブログにエントリーしといたら、検索で上位に来るらしく、相当な人数の人が彼の名前できていたし。テレビの見せ方の問題もあるんだろうけど、それよりも彼の持っている何かに魅せられた人が多いんだろうな。何かに対する強い思いがあって、それに向かって本気でアクションを起こしている人からしか出ない何かがあるんだろう。

で、話は変わる。相変わらず見ている番組といったら、情熱大陸と世界遺産。世界遺産を見ていると聞いたことのないバージョンのthe song of lifeが流れる。コーラスバージョンとでも言うような曲。かなりいい。それで、世界遺産のページに行って探すが載っていない、それでいろいろと検索。すると「lyrico」http://www.lyrico.net/と言う歌手が歌っている。The Song of Life 〜Voiceful Version〜こんなタイトルの曲。

視聴 The Song of Life 〜Voiceful Version〜


そういえば、パリダカが年明けから始まるみたいだ。その特集をしていたが、やっぱりかっこいいなー。ついでに、小田和正のライブの番組も良かった。テレビネタでした。そういえば、今年の年末の深夜はNHKスペシャルの再放送ないのかなー。毎年良い番組が連続放送していたのに。

義田貴士さん

義田貴士さんというのは、スポーツジャーナリストだ。この方は、イチロー、松井秀喜、上原などとプライベートでも相当仲がいいようだ。その仲のよさは以前から知られていて、イチローや松井などとの対談番組をいくつかやっている。それもかなりフランクに話している。

いやー、不思議だ。イチローはマスコミに対してあまり愛想がない。松井も、毎回インタビューには答えるが核心に迫ることは話さない。しかし、彼の前だといろいろと話す。イチローにいたっては新居を見せた。普通ならありえないと思う。なぜだろう。なぜ、世界のトッププレイヤーが彼だけには心を開くのか。

彼は1967年広島県生まれ。元テレビ朝日スポーツ記者のようだ。

やはり、記者は将来有望な若手を見つけて、仲良くなることが重要だと思う。記者になりたてで、すでに大物な人から本音を聞こうとしても難しい。すでに仲のよい記者がいるだろうし。だから、無名の若手から有望な人を見つけ、無名時代から仲良くなって、有名になってから大きな仕事をする。

たぶん、彼が駆け出しのコロにイチローも下積み時代だったんじゃないのかな。それでも、イチローの能力とかを見抜いてかどうか理由は知らないが、こまめにコンタクトをとって気も合ったから仲良くなった、そんで有名になってからでもイチローは彼のことを信じれる。だから取材を受けているのかな。

December 25, 2005

偶然、奥華子

奥華子さんという歌手がいる。名前だけは知っていた。それは、とある「仲間」の半年ぐらい前のブログにあったから。彼がプロデュースした商業施設でライブをやってもらったらしく、そのライブでは歌の力を感じたと書いてあった。それから気になってはいた。が、特にCDを買うとかアクションは起こしていなかった。

で、先日そのエントリーを読みたくなり、探して読んだ。すると偶然、次の日その人から今日、奥華子のライブがあるといわれた。これはと思い行くことに。彼女は井川遥が出ているCM「TEPCOひかりに決めたのは〜♪」とかJR東日本のCM曲を歌っている。

17時からはじまるのに、16:30には人が相当集まっていた。そして始まった。まず、声がきれいだ。澄み切った歌声。さらに、メロディーもいい。トークも。なんだろう、話し方がうまいわけではない。でも、なんか嘘のない人生を送っているというのが伝わってくる人だった。相当いいです。

ライブで歌った曲
【1.めぐり逢う世界 2.白い足跡 3.魔法の人 4.帰っておいで 5.やさしい花 6.サンタに願いを 7.自由のカメ】

日本語教師

佐藤 麻衣子 日本語教師

フレデリックダグラスアカデミー
2002年から2003年
5クラス150人教える 
教師の評価がパーフェクト No1

高校を離れて二年

講師はエンターテイナー 悲しい時も辛い時も、自分にいろいろなことがあっても

新しい技術系の高校
新学期 パターソン ハーレムよりも治安が悪いといわれている。
半分がヒスパニック

教師と生徒の出会いは最初の五分が勝負

2クラス10人 今年の生徒 9月

・クイズとゲーム
授業の開始はクイズ、そしてゲーム
頭ではなく体に覚えさせていく・。

・絵と文字
「あ」はカメの形と連想させて覚えさせる。
「い」はうなぎ二匹

興味があってこそ、理解は深まる。

年間スケジュール
ひらがな、カタカナ、基本的なコミュニケーション

スクールトリップ @慶應NY学院
日本人社会に飛び込む、経験が一番
食堂:一種類は日本のものを食べること
納豆を食べるのも必須

感想:日本人はスローな生活をしている
(高校生も仕事をしている、午前だけ学校。裕福な地域ではない)

アメリカに来た理由
アトピーがあった。スゴイ顔で高校に行っていた。回りはキにしていなかったと思う、何も言われなかったし。しかし、人に見られている威圧感があった。コンプレックスと決別するため。23歳で単身アメリカへ。

1年もたたず、日本人学校の教師は首になる。たくさん武器がないと生き抜いていけない社会。私はマイノリティだけど、これとこれが出来るというのが生き抜くコツ。

仕事とプライベートの境界がない。日本語教師としての年収は350万円あまり。心から好きでないと続けられない。

成績優秀な二人に、実践練習。蕎麦屋でインターンシップ
一ヶ月以上かけて実習先を探した。従業員のほとんどが日本人。

もっと、声を出して、引っ込み思案じゃだめ。

種をまき、育て花を咲かせる。それが教師の仕事。
生徒の未来に期待する。それが生徒にとって喜び、やる気につながる

December 23, 2005

人のために書く文

前にも書いたことあると思うが、自分のブログに書く文章と相手に書く文章は言葉が全く違う。相手がいて書く文章では、普段自分のメモ(ブログ)で書くときには浮かんでくることが絶対ないような言葉が出てくる。

不思議なもんだ。特に、気の利いたコメントをかましてみようとか、写真に対するコメントは面白い単語とか面白い文が生まれてくることがある。自分のメモだけでなく、相手へのコメントや友達に文章を書くのもいいかもしれない。

mixiに書く文章は必然的にコメントを期待する文章を書く。人それぞれがどういった反応を示すかが分かるから。こっちのブログは完全に大量の文で思ったことをメモするものになっている。意識的にそうしたわけではないが、いつの間にかそうなっていて、はたと気づく。

今年の汚れ、今年のうちに

「今年の汚れ、今年のうちに」このフレーズを読めば、脳の中であのリズムがついてくると思う。毎年、年末になると、花王のCMでおなじみのフレーズだ。なかなかうまいこと言うよなーって、思ってた。

今年の汚れは、今年のうちにきれいにしておくのが良い。まさに、その通り。

ということで、毎年大掃除だけはしている。これは自分の気分の問題だ。キレイなものを見ると気分が良くなる。そうなのだ。ってことで、今日は時間もあったし、天気も良かったので大掃除。

朝から、ずっと掃除をしていた。ちょくちょく掃除するのは苦手だが、一気に掃除するのは好きだ。やるときに一気にやるってのは掃除に限ったことではなく、どんなことに対しても同じだ。やるなら一気にやる。やらないならぜんぜんやらない。そんな性格。ということで、キッチン、風呂、トイレ、洗面台、部屋、布団を干す、洗濯と一気にやった。とりあえず、今年の汚れは、今年のうちに片付けられた。

さあ、今年もあと1週間だ。

いい年だったなぁ。来年もいい年になるんだろう。

December 21, 2005

つまらないことをやりたくなる

つまらないと思うし。自分に向いていないとも感じるものがある。
でもそれをやりたくなることがある。
正確にはやりたい気持がある。

それは自分には向いていないが、自分の想像をこえたもので、それをやってる間に「偶然」と出会える気がするからかもしれないと思うから、やりたい気持ちが生まれるのだろう。

つまらないと思うことの中でもやりたいと思うことは一部であるのも事実。
その一部には何を感じるんだろうか。その違いは何か。

頭ぶち抜かれる

こんなにも鮮明におぼえている夢も珍しい。
衝撃的なインパクトが強すぎる夢は残っているのだろう。

夢の中。

小学校か中学校で授業を受けていた。授業を受けていたというのはおかしい。なぜなら教師がいなかったから。自主学習の時間とでも言うのだろう。そういった時は、みんな教室を歩き回り、しゃべっているのが常だが、静かに席についていた。その教室は一階で、校庭に面していた。

すると、一台の車が校庭に止まる。確か黒の車。中には男が二人。黒いスーツ。脇に銃を構えていた。奴らは教室の前のドアをガラッと開けた。奴が大きな声で何かを叫んだ。???はっきりと聞き取れないと思った瞬間、銃声がなった。クラスの一人が撃たれた。

なぜか分からないが、その時、俺は教室の端にある柱の奥に隠れる。ひっそりと身を潜める。奴らが、教室をぐるっと見回して、帰るときに見つかった。銃口を柱に寄りかからせ、引き金に手をそえる。教室に子供がたくさんいるはずなのに、一瞬にして俺の視界には入らなくなった。その間はすごく長かった。俺は息を殺していたが、怖かった。心臓の高鳴りが押さえられない。耳元で途轍もない爆発音がした。死ぬモノだと思っていたが、生きていた。後頭部を銃弾がかすっただけだった。奴は引き金を引いてすぐ教室を出たので、俺の生死は知らないと思う。

そして夢から現実に戻ってきた。

夢といえば、中学校の校庭にスペースシャトルが降り立って俺が乗り込んで宇宙に行く夢や、山の近くに止めた車が盗まれる夢、何も装備せずに空を飛べる夢。歯を食いしばると空を飛ぶスピードが速くなるのも不思議。そんな夢も記憶に残っているし、何度も見た記憶がある。

そういえば、タイとカンボジアで夢を見た。夜中に虫刺されがひどくて目が覚める。すると普段は

Dolls

Dollsという映画。北野武作品。
個人的に、彼は好きだ。馬鹿なときはとことんバカが出来る、一方でマジメな時はまじめになって能力を発揮する。マジメな時がシャイなのもまた言い感じだ。

無茶苦茶なことを言う。まあ、いつもだから気にもしないんだが、「たけし」という名前がいい。良いといっても、自分と同じだからいいのだ。ただそれだけだ。

まあ、それはいいとして、映画の話。言葉数がすくない。その間だったり、映像で訴えかけてくるものだ。
映像は美しいと思う。特に赤色が艶やかである。もっと、大きくきれいなテレビで、DVDとかで見ればずっと美しいんだろうなって思った。

Dolls [ドールズ]
B00006K0HG菅野美穂 北野武 西島秀俊

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star賛否両論の賛成派です
starずしーんと。。。

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ザ・ダイバー

ザ・ダイバーという作品を知ったのは、タイのタオ島。インストラクターの人が学科中に一部だけ見せてくれた。何も勉強せずに、やみくもにダイビングをしていると減圧症になることがある、その症状を映像で見せるためにだった。その時、この映画は面白いから見てみたらと薦められた。

そして、帰国して3週間ぐらいたって見た。この話は実話だったのだ。何だろう、俺の中で現実の話は身に迫ることがある。身近な人の現実に起こったことなら、もっと身近に感じる。もっと言えば自分のことなら、たまらんのだ。

昔は小説や物語、漫画すべてを完全否定していた。それらを総称して「作り話」と呼んでいた。今は、そうは言わないし、これらも楽しめるようになった。それはそれで楽しめる。しかし、身にさし迫るような感情はあまり湧いてこない。想像力がないからなのか、なんなのか。

事実と事実出ないもの、現実と現実じゃないもの。果たしてその違いは何かと考えても、そう簡単に答えなんてないと思う。が、現実の話は好きだ。

で、ザダイバーの話。黒人は差別を受けていて、料理人や雑事しか出来なかった。が、彼は田舎の小作農であった父に、成功するまで戻ってくるなと言われ、海軍へ。白人しか泳いでいけない日に彼は泳ぐ。もちろん、追っかけられたが、彼は逃げて泳ぎきった。すると、料理人から昇進して、おぼれた人を助ける仕事に就けた。彼はそれでは終わらない。次はダイバーを目指す。黒人はダイバーになれない。しかし、上司に頼み、自分の実力や気持ちを認めさせ、推薦状を書いてもらいダイバー養成所に。黒人だから差別の日々だ。最終試験。海底で金属を組み立てるというもの。人が沈んでからバッグに入ったボルトなどが海の中に投げ込まれる。他の白人は普通に、組み立て1時間ちょっとで終了。しかし、黒人の彼はバッグをナイフで切られる。だから、ボルトなどは海底でバラバラ。でも、彼は耐え抜いてひたすら組み立てる。寒さで凍え死にそうになってもひたすら組み立てる。そして、彼は合格。はれてダイバーえに。

そしてミサイルかなんかを拾い上げる。昇進。しかし、機械が故障し、金具が飛んできた。そして、彼の足に当たる。足が使い物にならなくなる。もう、ダイバーは出来ない。しかし、彼はあきらめない。負傷した足がダメなら、切断して義足でもダイバーをやると。いやらしい上官はやめさせるように仕向けるが、彼は負けない。義足で訓練する。そして、最後130キロもの装備をつけて12歩。歩ききった。そして、ダイバーとして再度一線で働くことに。

海軍は仕事ではない、最高の伝統がある。
(それは何だ?)
名誉です。 Honor,sir.

ってところが好きだった。

はっきり言って、男のロマンというか夢というか、冷たい目で見ればバカ。でも、男としてかっこいい。黒人と言う立場で、今までの力を持ったくだらない規則や考えをぶち壊していく。こういった話はなんか応援したくなるし、ワクワクするんだな。

実際に、こういった人がいたと思うと純粋にすっげぇーなって思う。

そういえば、名誉と言う言葉を聴くとスペインのバルセロナを思い出す。夜、港で3人で話していた。一人は19歳ぐらいで、世界一周をしている女の子。その人が、これからアフリカを縦断するという。陸路では危ないところもある。そんな日々を目の前にして、再度名誉とは何かを考えると、分からなくなったと言っていた。俺も、その時名誉って?と考えたのを思い出す。

ザ・ダイバー〈特別編〉
B0007WZTUMロバート・デ・ニーロ ジョージ・ティルマンJr. キューバ・グッデイング・Jr.

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-04-28
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star良い作品ではあるが…
starデ・ニーロがカッコイイ

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December 20, 2005

2005年を振り返ってみたりなんかして

新年は岐阜で迎えた。それから4月の上旬まで、ガヤガヤした日々。
4月からは去年に引き続き、芸大に。授業のスタイルは去年と違ったが、集まる人が面白いのは変わらない。5月末は静岡に東京な岐阜人と合宿。その時に通った道を半年後に歩いて通るとは思ってもいなかった。6月に入り大学で仲のいい友達の一人と無人島へ。いやー、こんな経験をすることは一生ないだろうなと思った。テレビで見るより、聴くより、実際やらないとわからないことだらけ。7月末は金沢21世紀美術館と福井へ。福井の友達に会うために。インドであった伝説の男。彼はなんか気になる。同年代では一番不思議なものを感じる。そして南米への旅でワクワク。それから、郡上へ行く。郡上踊りも少しやる。岐阜県民として一度ぐらいはやらないと。この時見た爆発して流れた流れ星は死ぬまで忘れないだろう。8、9月は南米へ。念願のウユニへ。たまらんかった。今度行く時は雨季だな。もちろん、ガラパゴスもナスカもチチカカもたまらん。多くのチャリダーさんの話も面白かった。南米は居心地が良かったなー。帰国したら、南米の人みたいといわれた。たぶん、黒くなってたし髭もボーボーだったからだろう。そんで、10月末から11月頭 東京から名古屋まで歩く。いやー、想像以上に辛かった。足もつらいし、精神的にも鍛えられる。でも、今までの人生で一番の経験かもしれない。本当に。11月中旬から末タイとカンボジア。ダイビングのライセンスゲット。ライセンスを取ろうと思ったのは本当に直前だと思う。もともと海が好きだから自然な流れ。それにしても海の中は良いなー。さかなは良いなー。海の上にウェットスーツで浮かぶのも心地よかった。それから、帰国すると植村直己さんとか星野道夫さんの本に少しはまる。そんでもって、映画を連続でみて、展覧会とか立て続けに行く日々。なぜか知らんが。時間も心も余裕があるときに、こういったものを一気に見るのも悪くない。芸大の最後の授業も終わる。最後だと思うと寂しいもんだ。高尾山に護摩行に行くも火の前でお経を読めず、がっかりして、今に至る。

December 19, 2005

OpenSky

Open Sky
─a Project to make the Personal Jet Glider─
〜個人的に飛行装置を作ってみるプロジェクト〜

先日、青山ブックセンターに行ったらこんなポストカードが。
日本は飛行機を作っていない。ホンダジェットも試験飛行のニュースを聞いてから、その後は分からないし。

で、「実際に乗れる一人乗り飛行装置」を開発・試作してみるプロジェクトと言うのが最高。面白くてかっこいいコンセプト。実際やるのは半端ないぐらい大変だけど、半端ないぐらい面白いことだと思う。

2006年には試験飛行実験も行うようである。その時は、ぜひ生で飛ぶ姿を見てみたい。

飛行機といえば、二宮忠八を思い出す。日本人で飛行機開発を行っていた。彼は世界一は焼く飛行機模型を飛ばした男。カラスの飛ぶ姿からヒントを得たはず。そんな彼は、開発も終盤に差し掛かった時、ライト兄弟の成功を知ったという。「玉虫飛んだ」という本を小学生のころ読んだ、その記憶。表紙は黄色だったな。たしか。

http://www.petworks.co.jp/~hachiya/opensky/index.html

ホンダジェットHondaJetのムービー
http://www.honda.co.jp/HDTV/HondaJet/200408long/

December 18, 2005

花屋

情熱大陸

東信 29歳 九州男児 銀座の花屋 ジャルダン・デ・フルール
生花もフラワーコーディネートも勉強していない。
感性だけで作っている。
完全オーダーメイド。
花のない花屋

花はそのままでもきれい。アレンジして汚いことはありえない。
気持ちと花は結びついている。
気持ちがないことをしたくない。

ウィンドディスプレイも。
ソニー ウォークマンやダンヒルなども

花の鮮度は葉っぱや茎の根元で分かる。

花がモノになりすぎている。命あるものじゃなくて。

4年前に店をはじめた。

花を送る人と送られる人、その人のためだけに作る花。音楽じゃなくても花で人を感動させたい。

自分を花にたとえると。コンクリートの隙間からはえた雑草。窮屈だけど、強く育って咲いていける。

結婚一周年で妻に送りたい。新築祝い。などなど。個人の趣味や家の内装にあわせて作られる。

花だから伝えられることがある。

AZUMA MAKOTO

Ex-formation 脳に傷をつける

原研哉さんを知ったのは、無印の広告がきっかけだっただろうか。僕は、2年ほど前ウユニ塩湖の存在を知りどうしようもないほどの衝撃を受けた。その時に、ウユニ塩湖について徹底的に調べていた。そんな時に、ウユニ塩湖で撮影をしたという無印の広告に出会った。その広告はこの二つ。

01

02

この広告を作っていたのが、原研哉さんだったのだ。それからずっと気になる存在だった。しかし、特に著書を読むこともなく、実際に会いに行くわけでもなかった。そしてそのまま、ウユニの地へ行った。南米の旅のさなか原研哉さんの話が出たのは1ヶ月月が過ぎようとしたころだったと思う。4回も偶然会った人がいる。その人となぜか話が盛り上がった。W大を止めてデザイン系を大学で学んでいるといってた。そんな話の中で原さんのことが出てきた。原さんが好きだとラパス行きのバスの中で言っていた。(このバスの中での会話はかなり真剣なトークで今でも思い出す)僕が、ウユニ塩湖を使った無印の広告も作っていると話した記憶がある。それからラパスで別れ、最後にまた偶然会ったのはウユニ塩湖の真上。ほんの5分ぐらいだった。それから、原さん実際に会って話を聞きたいと思っていた。

Making of Ex-formation 『Ex-formation 四万十川』(中央公論新社) 刊行記念 原研哉トークショーがあるというので行ってきた。青山にある青山ブックセンターに。青山ブックセンターにははじめていったと思う。日曜日の夜だからか人も少なく、居心地の良い本屋だった。さらに、洋書も含めホンノセンスが良かった気がする。

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open型脳 人の脳で考える
人の考えを自分の頭にとどめるより、他人の頭につなげていく。

間違いないことを伝えること=教える
そうでないことは=一緒に考える

デザインは共通項 みんながそうだなぁと思えるもの、そしてそれを試すこと。
デザインはアートではない。デザインは製作段階で、人の実際の反応を見て、いけてるかどうか判断する。

ボールゲーム(球技)とデザインは似ている。球技は上達する。なぜなら常にボールは丸いから(常に同じ形)でルールが決まっているから。だから、原理を理解していくことが出来て上達する。同じようにデザインやコミュニケーションも上達する。

一番うまいコミュニケーションは相手が知らないうちに(無意識のうちに)、知っちゃっているとか、伝わっているとか、買っちゃってる。それがベストなデザインコミュニケーション。

open museumという概念。建物などハードウェアにとらわれない。
情報が編集されてあるところ、物が集められてくるところ=museum

ヨーロッパのmuseumは王様のコレクション
アメリカのmuseumは大衆教育のため
日本は、基本的に行政主導

コレクションしてみるよりも、現代は移動が簡単になったので現地へ行って見たほうが良い。自分でイメージすると現実化する。

デザイン・情報の建築を建てること。編集された情報。
情報のゴールはユーザーに力を与えること。脳をさらに運動させることが情報の力

現代の人は情報を投げ、受ける。また投げて、受ける。それの繰り返し。それなのに知っていると言う。表面情報だけたくさん現代人は知っている。それは本当の意味で知っていることにはなっていない。別のことをしないと、伝わったといえない。
コミュニケーションをやっていて、相手に知っていると反応させちゃダメ(ゴミの情報ということ)以下に知らないかを分からせる。そして、次のアクションにつなげさせるのがベスト。

Information 情報 In-formation
Ex-formationは造語 未知化 知らないことを知らせる。 人に興味を持たせるもの

表面情報だけたくさん現代人は知っている。だから、ちょっとやそっとのことじゃ驚かない。

・四万十川プロジェクト
四万十川の上流から下流までの、生物や水などの特徴がまとまったマップがあれば100倍楽しめる。

上流中流下流それぞれの川の水の流れをアスファルト&白線の道路に合成で変える。すると普段見ている道路の車線で、川幅が自然と分かる。
--脳についた傷のように、川の形状は忘れない。あんなふうには見ていなかったと気づく

昔は足(素足)がインターフェイスだった。センサーの役割を果たす。

主観が入らない同じ質問のインタビューをたくさんの人に行う。
ex)いったことのある場所で一番遠いところは?昨夜の夕食は?ポケットに何が入っている?など

これらの質問を多くの人に、そして東京と地域の人に行うと特徴が見えてくる。

情報は、相手に分からせるときに使う時と、相手にわからせないで興味を引く時がある。
前者は取扱説明書、後者は映画の予告編。

異化 当たり前の日常を見直す。 アフォーダンスを疑う、逆手に取る。

ゲシュタルト崩壊がおこって、わけがわかんなくなる。それから結局本質は何か?と突き詰める。

徒労のようなことを超えてこないと、人と違った面白いことは出来ない、そういった発想は生まれない。
バカ力が必要。


関係ない話。思いつき。
思いついたこと、デジカメで写真を撮った直後にタグをつけれたら、どこで取ったかがはっきり分かり、あとの整理が楽になるなぁ。

Ex‐formation四万十川
4120036855原研哉ゼミ

中央公論新社 2005-11
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December 17, 2005

2005 CMランキング

広告批評が選ぶコマーシャルランキングトップ10
News23を 久しぶりすぎるぐらい久しぶりに見たらやっていたのでメモ。

1位 象印マホービン VE電気まほうびん サーモグラフィー篇
2位 日本コカコーラ ファンタ ヤギ篇、カメラマン篇
3位 明治製菓 明治ミルクチョコレート いつでも・どこでも篇 香取しんごがでてる
4位 大塚製薬 カロリーメイト ジャックバウアー上陸篇、ジャックバウアー決選篇
5位 シャネル シャネルNo5 No5 LE FILM篇
6位 大日本除虫菊 水性キンチョール 片隅篇 庭篇 
7位 アップル iPod Detroit篇
8位 石垣食品 フジミネラル麦茶 みねらーるむぎちゃ
9位日清食品 カップヌードル FLOWER、少年篇 NO BORDERってやつ。 
10位サッポロビール サッポロslims カルクヤバイってフレーズのCM

天野さんおすすめ

リクルート ホットペッパー まだ伴奏篇、もう終わり篇
産経新聞 防災王子キャンペーン 防災の達人
森永製菓 DW くどけよ篇

BGM I Want to Know What Love Is

December 16, 2005

植村冒険館

植村さんが東京に住んでいたときに板橋区に住んでいたらしい。その地に">植村冒険館が建っている。駅で言えば蓮根駅だ。まあ、少し前から行ってみたいと思っていた植村冒険館に行って来た。ネットで調べたらそこまで大きくないので、たいして時間はかからないと思っていたが、大間違いだった。昼過ぎに行ってから閉館の18時までずっと居座った。

小さいところだし、蓮根駅と立地もよくない。そこで、すぐ帰るんだろうなと思っていた。しかし、そんなことはなかった。実際に使われたアイゼンやピッケルの展示やDVDの上映もやっていた。さらに、一階の図書館はかなり充実。

階段には年表と写真があった。どの写真も迫力が違う。特に良かったのは、DVD上映「冒険家 植村直己の世界 NAOMI UEMURA」。70分ぐらいのもの。ついつい見入ってしまった。これはスゴイ。本当にすごい。彼の肉声をはじめて聞いた。北極圏1万2千キロゴールする時の映像なんかはもう、涙物です。特に、コッツビューに着く瞬間の植村さんの声が本当に、今までのたびすべてが詰まっている感じがする。さらに、アラスカで消息不明になる直前のキャンプでのインタビューや、最後の交信の音声。70分丸々見た。基本的に客はいないので、見入った。一回り見てからも、離れることが出来ず、1万2千キロの映像が終わるまでは2回見た。

さらに、一階の図書館には植村さんの写真集、7000円もするんだけど。ここに載っている写真は抜群だ。いや、圧倒的な力を感じる。自然の厳しさの中にある極限の美しさ。すばらしい。さらに、徹子の部屋に出た時のビデオも見た。

また、行ってみたいところ。

植村直己記念館
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star素晴らしい写真集です!

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December 15, 2005

旅は終わってからも続いている

旅から帰り、日常の生活に戻る。
1日が過ぎ、1週間が過ぎ、いつの間にか1年が過ぎている。
帰国してすぐは、旅の感覚が抜けない。
いろいろなことが手につかなかったりする。
旅先について

そんな日常でふと、旅の風景や出来事が頭をよぎる。その時、脳は日本にいながら旅先にいる。
そんなことがあると心が落ち着く。がんばる気になったり、ワクワクしてきたり。

旅は終わってからも続いているんだな。

あっ、流れ星は幻想のように

夜、谷中墓地を歩いていると目の前を一筋の流れ星が流れていった。

今までは流れ星を見ようとしてみていた。
それが、ただ歩いているときに目に入ってきた。
歩きながら見た流れ星。
流れ星が僕の日常に入ってきた感じを覚えて、うれしかった。

いつも思うことがある。流れ星は幻想のようだと。
流れ星を見たあと見たかどうかあやしいのだ。
爆発するのが見え、目に焼きつくようなよっぽど明るい流れ星は別だが、普通の流れ星は見た後見たかどうかが怪しい。そんな気になってしまうことが多い。今は現実だったのか、おれは本当に流れ星を見たのだろうか。

でも、そんな気持ちにさせてくれるのが流れ星の粋なところなんだろう。

December 13, 2005

自動車屋という偶然性

普通の生活をしていたら自動車屋なんて行くことはない。

そんな自動車屋に行ってきた。銀座にある日産の本社。決して、車を買うとかって目的ではないのだけれど。ただ、日産が提供しているフジテレビのニューデザインパラダイスという番組の展示がやっていたから。

展示のために行ったが、車がおいてあれば車も目に入り、いろいろ見るわけだ。すると、最近の車とか自動車のショールームはこうなんだってのが分かる。車椅子が乗せれるバンが目立つところに展示してあったり(本社だからかも)、店内の作りも高級感あふれるものになっている。もちろん、自動車自体も観察。小さいころに行ったことある自動車屋のイメージとはすっかり変わっていた。へー、へー、って思うことが多かった。

こういった偶然の出会いは面白いなー。
あまり訪れることのないところにもヒョイッと出向くのもいいかもしれない。

BGM ハナミズキ ひととよう

ハナミズキ

アートとデザイン

アートとデザインはホンノちょっとの違いって、2週間ぐらいに話していた。絵を描く友達と。アートはほんのちょっと違えばデザインになる。でも、そのホンノちょっとが大きな意味を持つ。ってな感じで。

で、ニューデザインパラダイスの展示を先日見てきた。

確かに、トリエンナーレ杉本さんの写真展とは少し違った雰囲気だ。

まあ、ニューデザインパラダイスの印象は発想が面白いなってこと。ありふれたもの例えば、つり革、鳥かご、救急車のサイレン、電話ボックス、ゴミ袋、かさ、日本地図、名刺、電報、印鑑、婚姻届、犬小屋、ろうそく、郵便ポストなどをリデザインする。これらのものは当たり前に使われているもので、不便であってもそのままで新しくデザインすることはあまりない。それらの物を新しく生まれ変わらせる。

個人的には電報がよかった。電報は透明のレゴブロックの大きいサイズのような感じで、半透明。色は四種類でおめでとうとか、がんばってとか、それぞれのメッセージ内容によって違う。さらに、レゴブロックのように電報を積み木のように重ねられる。だから、部屋のインテリアとしても使える。メッセージはブロックの横の面に薄く削るような感じで書かれている。

あと、鳥かごはPINOをデザインした松井さん。最近は就航間じかの飛行機会社スターフライヤーのデザインも。4,5年前に情熱大陸に彼が出ていてオモロイなと思った記憶がある。その時、メールしたら返信くれたのも懐かしいな。鳥かごはかごがない。水がたまっていて、鳥が呑みに来れる器。空間全体を鳥かごとして捉えるという発想。さらに、鳥の重さでセンサーが作動し、自分の部屋においてある鳥の形をしたスピーカーから鳥のさえずりが聞こえるってな感じ。

あと、世界遺産のthe song of lifeという曲を作った鳥山さんは救急車の音をリデザイン。外に聞こえる音は同じ。中で聞こえる音は患者のことを考え、イントロは癒し系で始まるという。さらに、ピアノなどの伴奏をつけた。

鉛筆も面白かった。芯の周りの木が普通じゃない。何構造っていったか忘れたけど、中は空間何だが、力に強い構造。だから、削ると削りカスの形が面白い。

正直言って、リデザイン後の作品がしょぼいものも多々あった。それに、実用性がかなり損なわれているんじゃないかと思うものも。一見すればおしゃれのように勘違いしそうっていうか、表面的なものも多かったな。

で、結局アートとデザインの違いは何なのか。誰かと話していた時、アートは自分の中から沸きあふれるものを形にしたもので、デザインは注文されて作るものって話をしたことも。

見た瞬間に、見た目としてアートとデザインって区別できる気がするんだな。でも、その違いは何なのか分からないんだけど。時間のあるときにでも考えてみるか。

BGM All I Wanna Do   Sheryl Crow


All I Wanna Do

自然をしらないということは

ふたご座流星群のピークだった。家に帰るとき夜空を見ながら歩いていた。
すると、家の近くで仕事帰りのサラリーマン風の人とすれ違う。
彼はポータブルゲーム(PSP)と熱心に向かい合っていた。

そんな時、ふと思った。

自然を知らない、自然を肌で感じていないということは、
自分でコントロールできないものがあると知らないこと。なんだろうなぁって。

流れ星なんて、いつ流れるか分からない。ただその時が来るのを待つだけ。
自然にすべてをゆだねている。自分ではどうしようもない。
ただ空を見上げることしか出来ないのだから。

でも、ゲームはボタンを押せばその通りに動く。自分の意思ですべてコントロールできる世界だ。
自然の世界と人口の世界の違いはその違いなんだろう。

どちらを好むかは個人の自由であろう。

ゲームにしても電化製品も自分であやつれる。
そういうものが増えてきている気がする。それが知識をつけた、社会の仕組みを知った社会ということなんだろうから。自分の意思で動いたほうがラクなのかもしれない。

でも、すべてを自分の意思でコントロールできるはずがない。
自分ではどうしようもないことが世界にはたくさん転がっている。

夜道を歩きながらそんなことを思った。

BBCより便利なサイト

BBCのCLICK ONLINEって番組がある。それでサイトを紹介していたのでメモ。

http://sudokufun.com/
これは、マスに数字を入れるゲーム。以前にもどこかでこのゲームが紹介されていた。
暇な時の時間つぶしに今度やってみようかな。

http://www.seatguru.com/
これは、航空会社の持っている飛行機のシートの特徴が紹介されているサイト。この場所はシートが狭いとかといれにトイレに近いとか。座席指定できる場合はこのサイトでチェックしてから行くといいと思う。

http://www.sleepinginairports.net/
空港に着く時間は夜とか早朝が多い。そんな時、空港で泊まるかどうか悩む。設備が整っていれば泊まってもいいかもと、いつも悩むものである。そんな時に、このサイトで調べれば分かる。ちなみに、寝やすいランキング一位はシンガポールのチャンギ空港。俺も何度も利用しているがあそこはいい。どこでも寝れる気がするぐらい。

December 12, 2005

バックアップのチェック

バックアップってのは重要って言われる。とくに、この時代はデジタルデータのバックアップは簡単だからやったほうがいいと思う。それに、情報がスゴイ価値を持っているから。

でも、バックアップってめんどくさくてしていないことが多い。さらに、盲目的にバックアップすることが多いと思う。盲目的と言うのは、自動でバックアップさせたり、手動でもバックアップの中身をチェックしていなかったり。

俺もあるデータのバックアップはしていたが、中身までチェックしていなかった。。。バックアップしてあるからいいやという軽い気持ちだった。しかし、バックアップデータが必要になり見たら、バックアップできてない。ああ、ショック。たいしたデータじゃないから問題ってわけでもないんだけど。

そのバックアップ自体もチェックしないといけないんだよなと痛切に感じたなー。

DEEP BLUE

「DEEP BLUE」深い青。好きな色といったら、「青」「新緑の緑」とか。特に青、その中でも深い青といったらどれほど好きか分からないぐらい。空の青、海の青、あの力強い青さに惚れて、ガラパゴスやチチカカ、そしてウユニに行ったのだし。

で、星野道夫さんの本を読んでいたらクジラってすげー。って思ったのと、ダイビングをやってから海が気になる。ということで、ディープブルーを借りてきた。

ジンベエザメやクジラ、イルカがたくさん出てくるのかと思っていたが、そればかりではなかった。その点では少し残念。でも、深海や蟹の泥丸めなんかも興味深かった。それよりも、鳥が魚を取るために海に突っ込む映像や、シャチが満潮の時に座礁するリスクを負っても子供のアザラシを食べに来るシーンが目に焼きついている。自然の食物連鎖をあるがまま見せられた感じだ。力強さを感じた。

でも、やっぱりクジラとかジンベエザメとか大物が好きだ。以前に書いた「なぜ、のっぺらぼうを望むのか」にもあるが、大きくて単純なものがすきなのだ。この映画の海の青と空の青もいい色してたな。

あと、印象に残っているのは、白熊(ホッキョクグマ?)っぽいのが、走って行って雪の大地をがむしゃらに掘り出した。なんか、まるで人間であるかのように。どんな行動が動物で、どんな行動が人間っぽいかって言われると困る。が、なんか人間っぽい行動ってあると思う。本田のアシモを見たときも人じゃないものが人っぽい行動をするからすっごい違和感を感じたんだし。まあ、そんな白熊は雪穴を掘ってえさのアザラシを取ろうとしたのでした。

ディープ・ブルー スペシャル・エディション
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本当に美しいもの、「静けさを持ったもの」

本当に美しいものってあるのか知らない。絶対的な基準はないってことも言える。個人の心(脳)の問題だから。それに時代背景とかにもよるから。一方で、絶対的なものがあるかもしれない。美しいものはなく、美しいと思う心があるという人もいる。

僕には、今の時点でこうだとは言い切ることはできない。

でも、俺にとって本当に美しいものは「静けさを持ったもの」ってのは言える。それが、なぜかってことは言えない。でも、最近そう感じる。昔から、自分が本当に美しいと思うものには共通点があるきがしていたが、それが最近自分の中で「静けさを持ったもの」って言語化された。気づいた。

空からの風景

シルクロードを飛ぶ NHKの番組がやっていた。
NHKスペシャル 「赤い翼・シルクロードを飛ぶ」無人の大砂漠と天空のサファイア▽世界初挑戦

モーターパラグライダーでシルクロードの砂漠や菜の花花畑、青い湖、青い空、夕日の大地を飛ぶ。それをカメラで撮影していた。これは、すっごいなー。こんな大地を空から見てみたい。

半端なく美しい景色であった。シルクロードを陸路で行くのもいいけど、上空から見るほうが美しいだろうなと思った。モーターパラグライダーで見たら最高に美しい世界が広がっているんだろう。

矢野健夫さんと言う方が撮影しているみたい。モーターパラグライダー空撮のプロフェッショナルのようだ。

http://www.nhk.or.jp/silkroad/special.html

December 11, 2005

横浜トリエンナーレ2005

みなとみらいの山下倉庫の埠頭でやっていた、横浜トリエンナーレにいってきた。スカイザバスハウスのアニッシュカプーア展、森美術館の杉本博司さんの「時間の終わり」に続いてだ。連続で芸術の冬とでも言えるぐらい。あいかわらず、まとめてどどどって性格だ。

東京で初雪を観測したその日の朝、横浜へ向かった。来週で終わってしまうので、混んでいるかと思っていたが、たいして人はいなかった。ゆっくり楽しむことが出来たが、寒さは半端なかった。

今回のテーマは「アートサーカス(日常からの跳躍)」らしい。チケットを買い、中へ。入ってすぐ、「DIVA AIR LINES」ってのでうける。電車の中でスチュワーデスの服装をした人が平然とドリンクサービスを始める映像。出勤風景も映っていたり、乗客のリアクションが面白かったり、バルセロナとソウルでも撮影していたのが面白かった。両方ともいったことのある都市だし。

それから、その横に故・高松次郎さんが昔に作った影の作品 《工事現場の影》。これは東
京銀座で新築中のビルの工事現場の外壁としてつくられたものらしくって、縦2,5メートルぐらいで横7,8メートルはある大きな作品。白の背景に通行人の影が映っているよう作品。当時これは一日で撤去されたらしい。芸大の友達が、この作品の再製作をしたと聞いていた。この作品は影の配置のバランス が洗練されてた。影の色の濃さと影の間の空間の精度の高さを感じた。現代アートではあまり「静かな美しさ」を個人的には感じないが、この作品にはそれを強く感じた。

その後、いろいろな作品を見たが、印象に残っているものをいくつか。

暗い部屋の真ん中にぽつんと一つ大きな昔の真空管のような電球があった。周りには木の棒の細長い腰掛がおいてある。入り口は二つ。そんな状況。みんな中に入る。俺も入って腰掛ける。何だ?何も変化がない。よく分からない。すぐに出ようかと思ったが、とどまった。誰かが、口に指を当てて静かにってポーズをしている。中の人が徐々に気がつき、静かになる。すると、ぼぁーんって暖かい色の光が明るく灯った。すると、みんな満足したらしく出て行った。俺はなんか気になってまだ居座った。その間もいろいろな人が出入りする。話しながら入ってくる人、申し訳なさそうに来る人、一人で来る人、2人で来る人、若い人、おばちゃん。出入りが止まらず、明かりはつかない。だから、気づかずに(明かりがともるのを見ることなく)出て行く人が8割ぐらい。静かにと促す人、じっと待つ人、すぐ出て行く人、みんな静かなのに何?何?と話すおばちゃん。いろいろな人の行動を含めた上での作品なんだろうけど、やっぱこの人の行動は面白い。しばらくすると、空気の読める人がそろったのか、すぐに静かになった。するとまた明かりがついた。人数が多いとより明るく、より早く灯りがつくようだ。一回強く灯りがついて、また弱くなった、しかし、みんなまだ静けさをしっかり保った。すると、また、ぼぁーんと明るくなり、強く光を放った。これを、4,5回繰り返した。何というか、光にありがたさを感じた。それから、人が出て行ったがまだ残った。すると、出入りが激しく、ザワザワして光らない時間が続いた。そして、静かになったらまた少し光った。すると、みんなすぐに動き出して、光のショーは一瞬で終わった。そして、僕もこの作品を後にした。

それと、大きな部屋というかボックスに小さな丸い穴がたくさんあいていた。そこから、中をのぞくとたくさんの犬のオブジェのようなものがたくさんあった。それも中は二階建てで、それぞれ雰囲気が違った。これはなんか面白かったなー。たぶん奈良さんの作品。

その他にも多くの作品があった。鉄パイプで階段が作られていた作品。部屋に電球が一つある作品が印象的。あと、穴から犬をのぞく作品とか、三角錐の形の金色の千羽鶴とかはパンチがあった、影が映る作品とか、DIVA航空という列車で飲み物サービスする映像とか、島の周りを歩く女性の映像・これはなんか面白かった、電線に像とかがあるのとか、丸いクッションの部屋・けっこうリラックスできる、ブランコ、インド人の顔の作品、つみきで糸の張り具合を変えられて音を鳴らすもの・これは幼稚園に戻った気分で遊んだ、暗い大きな部屋の中に砂漠のような大地があり、そこで映像が映し出されるもの、アメリカンな感じのコミカルな人形みたいなの、大きなサッカーゲーム、冬の登山の道具が並べられているもの、黄色いビールケースで作られた空間、電話ボックスの作品、トラックの荷台の中で映像を見る作品、その映像はロケット花火がピューピューと飛ぶもの、いろいろな建物のドアを写して開けるときの人の表情や、その時の音で音楽を表す映像、壁に接したタイヤが回転して削れているもの、本当にいろいろ。

15万人突破と書いてあったが少ない気がする。1000円の入場料で計算しても、、、1億5千万。これじゃペイしないよな。実際に人も少なかった。日曜日、さらに再収集の前の週なのに。
イベント的な時間の流れを持つ盛り上がるものが日本人は好きなのだろうか。それとか、昔に作られた作品(海外や日本を問わず)を好むからなのか。上野の展覧会はいつも人であふれているから、やっぱそうなのかな。財政面で続けるのは難しいんだろうなって率直に思った。

世界遺産、遺跡移築

いつものことだけど、情熱大陸と世界遺産の流れは最高だ。
情熱大陸をみて、この人かっこええなぁ。って思って、それで、世界遺産の映像の美しさと曲の美しさの重なり合いで心が洗われ、新たな地への憧れをいだく。

今回の世界遺産は危機遺跡。番組のはじめにいくつかの世界遺産の映像が流れた。その映像かっこよかったなぁ。って思った。メインはイランのバム遺跡だった。しかし、番組の前ふり的な感じで危機遺跡の事例としてエジプトが出てきた。

アスワンハイダム建設によってエジプトの遺跡を移動しなければならなくなったそうだ。そして全体を移築したらしい。そしてテレビでは移築の成功と言っていた。確かに、「移築」は成功したんだろう。でも、全体を移築したから良いってもんではないと思う。遺跡はその場所にずっと昔に作られ、その場所で役目を果たしてきた。そこの場所に染み付いたものがあると思う。その場所にあるからこそ意味があるとでも言おうか。どんな川が流れ、どんな土壌で、どんな植物があったか知らないが、それらのもともとの自然条件(前提条件)があった上で、遺跡は作られたのだから。

まあ、テレビ番組的な表現としては「成功」という方がよいということもわかる。言わないわけにはいかない。まあ、純粋に土地を含めた上での遺跡だよなって思ったから書きました。

アあと、スワンハイダムの建設を批判しているわけではない。詳しいことは知らないが、そこに作るらなければならなかったのかもしれないし。

December 10, 2005

杉本 博司:時間の終わり

芸大の友達が勧めてくれた。それに、上野公園飲みに杉本さんが来てくださったので、行ってみた。

個人的には「海景」がよかった。

なんか、すごい写真の対象物と真摯に向かい合って、それで素朴と言うか自然の状態を大切にするというか、あまりごちゃごちゃしたことしないんだけど、面白い発想の手法(向かい合ったことによって自然と行き着いたことなんだろうけど)で作品を作り上げるって感じでした。

数式を三次元であらわしたものを写真でとった作品、クロマニヨン人や原始地球の頃の動物とかの作品、直島の神社の作品、絵で描かれた人物を写真で撮った作品、部屋を撮った作品など。三十三間道の仏像の作品も圧巻だった。建物をぼかして撮影した作品も。カサバトリョとかもあった。劇場を撮影したものも。

杉本さんが、アメリカの番組で特集された時のものが流れていた。その時の杉本さんの言葉がおおっと思うものだった。すげぇって純粋に思った。作品もその空間の作り方も、そしてあの話した時の笑顔の柔らかさもすごいと思ったのだが、その根本にはやっぱり彼の作品作りに対する姿勢と信念がしっかりしているんだと思った。

guide881.jpg

「私が写真という装置を使って示そうとしてきたものは、人間の記憶の古層である」 「海」は、「太古の人類が見た同じ景色を現代人が見られるか」というテーマ設定のもとに被写体として選んだ。著書「苔のむすまで」より


杉本 博司:時間の終わり
会期:2005年9月17日(土)− 2006年1月9日(月・祝)
会場:森美術館 六本木ヒルズ森タワー53F
2001年にハッセルブラッド国際写真賞を受賞するなど国際的に活躍する杉本博司。本展は1975年から2005年に制作された杉本の代表的なシリーズが初めて一堂に会する回顧展です。
現実と虚像の間を視覚が往来する《ジオラマ》や《ポートレート》、映画1本分の長時間露光による《劇場》、世界中の水平線を撮り続ける《海景》から、20世紀の代表的な建築を無限大の倍の焦点で撮影した《建築》、最近作の《影の色》、《観念の形》まで、新作・未発表作品を含む約100点が展示されます。
また、写真や光から派生して、近年は建築空間にも強い関心を持つ杉本は《護王神社―アプロプリエイト・プロポーション》、《影の色》で被写体となる空間を自らデザインしたように、本展全体の展示デザインも手掛けています。
会期中《海景》を展示する漆黒の空間に能舞台が配置され、杉本舞台美術による能公演も予定。また、コラボレーションとして、サウンド・アートの分野で世界的に活躍する池田亮司によるサウンド・インスタレーションも予定されています。 本展は、森美術館で開催後、ハーシュホーン美術館・彫刻庭園(ワシントンDC)、フォートワース美術館(テキサス)に巡回します。

ニューデザインパラダイス

ニューデザインパラダイス 「新聞」 フジテレビ 12月10日深夜 

メモ

きちんとそのもの自体を受け入れた上で、デザインを考える。

その物事の根っこを理解した上で、デザインする

永井一史さん デザイナー 博報堂

ポイント
形ではなく読む行為をどう変えるか
一日中読める新聞
現在の新聞のよさを生かす


今ある普通の新聞をリデザインしてみるという番組。

リデザイン後
・どこでも読める、持ち運びも簡単。サイズはA4
・一面のビジュアル化。表紙は写真一枚のビジュアルで表したり。一目で分かる
・記事の重要度は記事の大きさで統一して分ける。
・最後のページは日記代わり
・表紙(ビジュアルニュース)と裏(日記)だけを抜いて保存できる
・種類による見出しの色分け
・地方で何が起こっているかわかる、日本地図
・抜いて保存できる連載小説

新聞を読むという行為のデザイン

先週、東大の複雑系の池上高志さんが話していた、作品そのものは同じでも、その時の心境によって見え方は変わる。だから、作品を見る前の、その人の気分を良くする。すなわち、一人ひとりにあった話などをする。そうすると、その後見る作品が良く見える。インプット段階でオーダーメイドにする。するとアウトプット段階で、見た人が良いものを見たと感じれる。作品を取り上げてそんなことを話していたことを思い出した。

December 09, 2005

極地マニア

友達から">「極地マニア!―地球のメカニズムを大分解!その不思議と謎に挑む」という本をもらった。

ペルーのチチカカ湖の写真をのっけても良い?ってことだったので、OKしたらもらえた。うれしい。南極、深海、砂漠などカテゴリーわけされていて、それぞれの極地の紹介がしてある。知らない場所もたくさんのっているし、知っている場所でもすごく詳しい情報が載っているので読んでいると面白い。

そんでもってウユニとかガラパゴスも載っているのがうれしい。それにしても、のっている情報は友達が全部調べたようだ。すごいよなって、純粋に思う。極地好きの人や旅好きの人、トリビア好きな人は是非手にとって見てください。

極地マニア!―地球のメカニズムを大分解!その不思議と謎に挑む
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長い旅の途上

相変わらず、何冊かの本を同時並行に読むくせがある。今も、数冊の本が交互に読んでいる。たまに、一気に読みきることもあるが、それのほうがまれな気がする。

で、他の本も読みかけなのに、長い旅の途上という星野道夫さんの本を読み始めた。やはり、星野さんの文章はいい。なんというか、やわらかい。すべてを包み込むような文章だ。

まだ、本当に読み始めたばかりだが、早速気になる文があった。

「人の一生には、思い出をつくらなければならない時があるような気がした。」

「クジラは圧倒的な生き物だった。小さなアリが生きる姿に目を奪われるように。僕たちは巨大なクジラに感動する。だがそれは、生命の持つ不思議さと言うより、一頭のクジラの一生を超えた果てしない時の流れにうたれているような思いがする。それは人間をも含めた生物の進化とか、地球とか、宇宙につながっていくような存在だった。」

「東京で忙しい編集者生活を送る彼は、何とか仕事のやりくりをしてアラスカの僕のたびに参加することになった。 中略 幸運にも彼はクジラと出会うことが出来た。 中略 クジラの行動が何を意味するのかはわからないが、それは言葉を失う、圧倒的な一瞬だった。 その時、彼はこういった「仕事は忙しかったけれど、本当にアラスカに来てよかった。なぜかって?東京で忙しい日々を送っているその時、アラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない。そのことを知れただけでよかったんだ。」

ついでに、「はじめての冬」って章の12,13、14ページの過去と現在と未来に関する記述もすばらしい。長いのでメモ。

最後まで読み終わったらまたエントリーするかも。


長い旅の途上
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いつのまにやらgmail

いつの間にかgmailを使うようになっている。いや、前から使っていたのだが、メインがジーメールになっていた。たくさんのメールアドレスを転送しているから、ラクなんだろう。けど、それだけじゃないgoogle magicがある。

南米の旅や歩いていた時、タイとカンボジアに行ったときは、いつものメインのアドレスから転送してあった。だから基本はgmailを使っていた。

去年、インドに行ったときもgmailに転送してあったのだが、その時はgmailベースに変わらなかった。

中学の時から使い続けているベッキー。いつのまにやらgmail.
google パワーを考えるきっかけかな。

運命を分けたザイル

なんとなく、借りたこの映画。ここ一ヶ月ぐらいで、誰かから薦められた記憶があったから借りてみた。しかし、誰が薦めてくれたかさえ覚えていない。その前にこの映画を知っていたわけでもない。

で、見て見た。ドキュメンタリータッチとでも言うのか。映像の間にコメントが多く入っていた。いやー、本当に南米の雪山の絶壁で撮影したらしく、けっこうリアル。

雪山の怖さを知りました。でも、雪山は見ていてきれいだな。そして、人間の生きる執念も。死ぬ時に、人がいる、もしくはいた形跡のあるところで死にたいということを言っていたのが印象的。

そして、共に極限の状況に挑むことの難しさと、その関係の重み、決断をしなければならない時の自らの命と相手の死を踏まえたうえでの感情など、やっぱなんともいえない。お互いに命を掛け合うということはそう簡単に、ああだこうだと言えないと思った。

人は挑戦する。
その対象は何であるかは関係ないんだろう。

運命を分けたザイル
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star賢さ、心の強さ、正直さ、優しさに感動
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アニッシュ・カプーア

上野のスカイザバスハウスに行った。
芸大に行く前によってみた。と言うのも、みんながこのアニッシュ・カプーア(Anish KAPOOR)の展示を評価していたから、見てみようと思って。

正直、想像していたのと違った。個人的には好きとか嫌いとかは感じなかった。どっちかいうと好き。でも、すっごく衝撃を受けた。何と言うか、目がチカチカしたし、声(音)の聞こえ方に驚いたり、水が水と思えなかったり、不思議の連発だった。今までの常識をつぶされ、異次元な感じがした。それだけで、良かった。

スカイザバスハウスというギャラリーは小さなところ。そこに、6点の作品が置いてある。そんなところ。入ってすぐ目に入った紅色の作品に足をすすめる。すると、目がおかしくなる。チカチカ。凹面鏡の原理そのものといえばそうなのかも。しかし、それだけじゃ説明がつかないような。まあ、俺はよく分からないことだらけ。逆さに映ったり、はっきり映ったり。自分が遠ざかったり近づいたりすると、そんな感じで変化する。

素材は何だったんだろうかと疑問を持った。一通り見て、作品集をぺらぺら見ていた。するとシンセティック ウッドって書いてあった。合わせ木なんだろうか?僕が行ったらちょうど偶然友達がいた。ばらばらに見ていたのだが、お客さんもいなくなったので、しゃべった。すると、不思議。一人邪気がつかなかった体験をした。声が反射して耳に入ってくるのだが、その聞こえ方が不思議。音が反射して伝わってくる順番が変わっているのかなぁ。自分が動きながらしゃべると聞こえ方が変わって面白い。

さらに、中央に回転する作品があった。透明な樹脂が表面に塗ってあり、その下に赤色物体があるのだと思っていた。でも、何で回転しているのかなぁと思った。作品解説をチラッと見たら、waterとなんとかってのが目に入った。この上に水でもたらすのかと思った。友達と話すと、透明の樹脂じゃなくて水だという。!!??驚き。遠心力で凹面が出来上がっていたのだ。タメシに息を吹きかけると、さざ波が立った。驚き。

写真で見ても分からない、全く分からない。写真を見て分かったつもりになるのは怖いな。実際に作品と向き合ってみないとあの不思議な感覚は絶対に味わえない。本物のみが持つ力。

なんか、すっごい印象深い展示だった。お勧めです。上野に行ったら是非行ってみてください。行ったら感想教えてください。


こんな言い方は良くないと思う。それに、どんな国も十人十色でいろいろな人がいる。しかし、インドにいったことある人なら不思議だと思う。インドに生まれ育った人、そして20歳までと言うその人の大部分を作り上げる時期をインドで過ごした人が、この作品を作り上げるなんて。まあ、金持ちの家に育っていたにせよ。

地球一の。

地球一のって、日本テレビでよく言っている。なんか、サッカーの世界大会?トヨタカップというのの番宣なんだけど、それで芸能人とかスポーツ選手が「地球一の」って言っている。

それはいいのだが、そのイントネーションが気になる。「ち」にイントネーションを置く人がほとんど。これには違和感を感じる。でも、一人、「い」にイントネーションを置く人もいる。個人的にこっちはしっくりくる。
なんと、それは朝青龍だけ。朝青龍だけ僕の中でしっくりするイントネーション。

これは、東京弁や岐阜弁という次元ではなく、俺の発音だけが少しおかしいのか?俺は他の言語の人が日本語を後から習った人と同じ発音。俺の言語(日本語)の学び方(習得過程)は、別の母国語がある人と同じなのだろうか?それとも、岐阜弁と東京弁の違いなんだろうかな。でも、聴くたびに違和感を感じるんだよな。

東京弁以外の皆さん、あの発音に違和感感じませんか?


December 07, 2005

歌は思い出を運んできてくれる

光る海、光る大空、光る大地って歌をSMAPが歌っているNTTかなんかのCMが最近良く耳に入ってくる。けっこう前にもやっていたと思うのだが、最近また多いような気がする。

で、あの歌を聴くと無人島の日々を思い出す。友達と二人でなんか知らないけどこの歌を歌っていた。まさに光る海、光る大空だったから、自然と口から出てきたのだろうか。

やっぱ、歌は思い出を運んできてくれるんだなと思った。

時間という切り口で

日々の楽しみ(趣味)
週末の楽しみ(趣味)
一月一回ぐらいの楽しみ(趣味)
2,3ヶ月に一回の、季節ごとの楽しみ(趣味)
年一回の楽しみ(趣味)
数年に一度の楽しみ(趣味)

それが、何らかのイベントに参加することでも、自分の趣味でも、屋内屋外でやること、一人でも出来ること、複数の人と一緒にやること。

今までのライフスタイルが変わるとき(変わる前に)、これらを考えておくといいのかな。

まあ、楽しみ(趣味)だけじゃなくて、仕事をする上でも振り返りが出来るように、時間と言う切り口でやることを考えておく必要があるんだろうな。

物語と物をセット

物語と物をセットにして売る。

物を知る。
そして、そのものの物語を知る。

商品を売るときはその商品の持つ物語をしっかりと伝えて売ることが重要。

相手が一般消費者であろうと法人であろうと。

って、再認識。

「思い出せない記憶」の体積

人には「思い出せない記憶」が堆積している。それはいろんな経験によるものが多いと思う。自分が意識的に、こんなことだと物事を理解していなくても、無意識に気づいていること。人とたわいもない話をしたことも、たまってく。この、思い出せない記憶が多い人は人間として深みがあるきがする。

読んだり、習ったりした記憶は忘れるけど、
体で覚えたことは一生忘れない。
って言葉と似ているかも。この表現は極端だけど、まあ、ある程度はそうだと思う。

そして、この堆積した「思い出せない記憶」をふっと思い出す。頭の中に浮かぶ。そして調べる。そして、ちょっとメモとかしてストックしておく。そうすると、また何かふっと思い出す。そして調べる。すると繋がる。

この過程は、スゴイワクワクする。どんどん想像が膨らんでいく。連想ゲームのように繋がっていく。今まで思いつかなかったのがなぜだろうと思う時もある。ばらばらに捉えていたものがどんどん繋がる。そして、新たなものが生まれてくる。

どんな時、どんなことでもこんな過程で考えたりしている気がする。ブログはこのストックの部分として利用している感じだな。

そして実際にやってみる。

個人的にはいつもこんな感じだなって思った。

星が美しい

昨日の夜、星がきれいに見えた。こんな東京でも意外と見えた。
冬だからなんだろうかなと思った。星が見たいなと思った。

身近で見れるって事で思い出したのが、国立科学博物館。第2,4土曜日の夜に夜間天体観望ってのをやっているのを思い出し、行ってみようと思ったら、今本館改修中につきやっていないらしい。しょぼーん。

それで、思い出したのは美星という町がある。そこは星がきれいだったはず。さらに、名前もいいじゃないですか。そこには美星天文台ってのもある。さらに、この町は美星町光害防止条例ってのがあるほど。星を見るのに邪魔な光を放つなと。

植村直己冒険館にいった時にでも行こうと思う。最後になるかもしれないから18きっぷで行こうかな。それと、護摩行を高尾山でやってこようと思う。

映画-モーターサイクルダイアリーズ-

映画を見たのは久しぶりな気がする。
この前シンガポール行きの飛行機の中で立て続けに3本見たのが久しぶりだった。
この三つ、電車男、皇帝ペンギン、四日間の奇跡。

友達に、キリングフィールドと言う映画を薦められたので見ようと思いレンタルビデオ屋に行った。が、ビデオ屋になかった。会員証すらなかったので、帰ろうかと思ったが、なんでも気になる俺はちょっと店内を見て回る。すると、モーターサイクルダイアリーズがあった。これはチェゲバラの話。南米に行く前に、見ると良いんじゃないと薦められていたが結局見ていなかった。なんとなく見たいなと思い借りることに。さらに、「運命を分けたザイル」という映画も誰かについ最近薦められていた。そこで、借りる。「ザ・ダイバー」もダイビングインストラクターに薦められていたので借りようと思ったが、次回にとっておいた。

で、まずモーターサイクルダイアリーズを見てみた。ゲバラは旅の後、どんな心境からキューバ革命を起こしたのであろうか。そこの過程をもう少し知りたいなと思った。この映画は純粋に旅の道のりをおった感じの映画だった。いい映画とか、どうのって類じゃないなぁ。個人的には自分がこの前行ったところで、ああ、この道を通った、この建物に入ったと言うものがいくつか出てきていたのでうれしくなった。チリのチュキカマタ銅山、ペルーのクスコ、マチュピチュ、リマなどが出てきた。

それと、スペイン語音声だったのだが、分かる単語がちょくちょく耳に入ってくる。なんかうれしいもんだね。

近いうちにもう一本借りた「運命を分けたザイル」を見ようと思う。

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版
B000803C8Oガエル・ガルシア・ベルナル ウォルター・サレス ロドリゴ・デ・ラ・セルナ

アミューズソフトエンタテインメント 2005-05-27
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新たなものとの最初の出会い

スペイン語はなんかいい。これまで、言語にたいしてあまり良い印象がなかったがスペイン語は何かいい。モーターサイクルダイアリーズ(スペイン語音声、日本語字幕)を見ていて、スペイン語が耳に入ってきて理解できる単語もあった。それで気づいたというか、思い出した。

何でかって考えると、新たなもの(言語)との最初の出会いが重要だったんだろうなと思う。

スペイン語にはじめてであったのは、一人でスペインを旅したとき。自分がガウディの作品を見たくて、行きたくて行った国。そこではじめて触れた。まあ、その時に行きたい国で悩んだのは、スペインとメキシコ。どっちにしろスペイン語圏だったのだ。スペイン旅行の前に、大学でスペイン語をやっていた友達に、5,6個会話を教えてもらった。そして、スペインへ。実際スペインでは「オーラ」しか言ってなかった気がする。

そして、ずっとスペイン語と触れる機会はなかったのだが、今年の夏南米へ。南米に行った子とある友達からは、スペイン語以外全く通じないからといわれた。スペイン語が話せると南米旅行は何倍も楽しくなると。そこで、南米に行く前にホントCDで少し勉強して言った。数字はほぼ問題なくしていった。すると、楽しい。さらに、旅をして2週間ぐらいたった時に、スペイン語を毎朝勉強している人にあった。そして、彼はスペイン語が話せるかのように現地人と会話していた。それを見て、おれもと思い、小さいノートに単語と意味をメモして、それを使った。すると、通じる。面白い。さらに、メモする。さらに話せる、面白い。単純な話だ。

今思うと、やっぱり勉強の始め方って重要な気がする。どうやってその言語と最初に触れ合ったか。それによって違うんだろうな。一番最初に楽しく触れ合ったってのが重要。子供の教育も同じなんだなと、自ら実感したところでした。あと、その勉強過程でも知らない文化の意思疎通が出来たりって目に見える効果がすぐにでると、勉強もさらに楽しくなる。ああ、当たり前だけどこう実感するのはいいね。

過程での楽しみ(効果)ってのはよく言われる「小さな成功(報酬)」って奴だな。

コントロール可能な感覚器

自分の意識でコントロール可能な感覚器とそうでない感覚器がある。
視・聴・嗅・味・触覚。

視覚、味覚これは自分の意識でストップできる。目を閉じるということで。口を閉じるということで。

触覚は基本的にさえぎることが出来ないと思う。

一方、嗅覚と聴覚はその器官自体ではなく、自分の意思によって他の器官を使うことによってストップできる。すなわち、手で鼻を耳を押さえればストップできると。

そもそも、人間の感覚が五感だけかどうかは知らないが、五感の中で自分でストップできるものとそうでないもの、また手でストップできるものなんでこんな差があるんだろう。その、機能によって何か理由があるのかな。まあ、理由なんて後付けかもしれないけど、結果的に意識でストップできないか出来るかによって、どんな違いが出来たりしたんだろう。

なんか核があって

自分の強みと言うか、自分の専門があった上で、たくさんの生の経験とかいろいろな人と話すといろいろうまれてくるんんだよな。

December 05, 2005

うまい棒1万本だって

ペパボがうまい棒一万本とかやってたから、ついつい。
やるなら中途半端じゃ誰もついてこないんだよなー
ネタの領域に行かないと。
それか、驚きの世界に持っていくとみんなついてくるんだよな。

旅と音楽

さっきの、エントリーでも書いたチャリダーさんの旅行記が一気に更新されていて読みふけっていた。ちょくちょくチェックするのだが、ぜんぜん更新されていなかった。でも今日見たらスゴイ量が更新されていた。
それで、ついつい読み続けていた。すると、印象に残ったのは南米の空の青。真っ青。俺が見たのと同じ青。そんな写真たち。それと、音楽に関する文章が異様に多かった。

そういえば、今回のタイとカンボジアは音楽を持っていった。今までは持っていったことがなかった。理由なんて特になく、荷物が増えるぐらい。あと、現地の風邪を空気をより感じるため。とかいうのも少しある。で、今回は音楽をセレクトしてもらったので持っていった。

CDをあまり買えない、と言う人がいる。それは以前にも書いたと思うが、曲を聴くとその時の思い出がよみがえってくるからと

しかし、チャリダーさん曰く
音楽を聴きながら旅をすると、帰国後この曲を聴く度に、
「あぁ、この曲はあの国でああだったなぁ」と感じる事ができるのでいいかも。
逆にこうやって捉える人もいる。

確かにそう思う。写真とか音楽とかあったほうが、その時のことはリアルによみがえってくる。それに、旅のお供におんがくがあるってのもいいもんだ。途中で、現地の音楽を追加していったら、さらに面白いと思う。

その方がミスチル「終わりなき旅」サザン「旅姿六人衆」の曲をお勧めしていた。「終わりなき旅」は一番辛かった時に聞いた曲で、そのとき励まされ、今聴くと「あの苦難を乗り越えてきたんだ、また乗り越えられるさ。」と。「翼をください」「上を向いて歩こう」は青い空を見上げ走りながら口ずさんだようだ。次旅に行く時はこれらの曲も持っていってみようか。

リアルタイム旅日記

なんだろう、昨日かなんかも植村さんの本を読んで旅日記は旅の途中に書いたものが面白いと書いた。まさに、今日もそう思った。南米で会ったチャリダー(サイクリスト)さんの中の一人の方の日記を見た。このチャリダーの方は天才系の人だと思う。勝手に思っているだけだが、発言と行動からそう感じる。

彼がボリビア飯がいかにまずいかってのと、俺がいかにうまいかをひたすら話していた気がする。そして、最後ラパスを出発する日、朝四時まで一緒に待っていてくれた3人のチャリダーの一人だ。なんと言うんだろうか、自然に対して自らの体だけで向かい合っている人はどの人もやさしい気がする。やさしいという言葉が安っぽい気がする。なんだろう、自然と向かい合ったからこそ、本当の厳しさを体で味わったからこそ、生まれてくる自然な感情なんだろう。

友達とか会ったことのある人の文章や写真だとさらになんかワクワクする。それも、現地で旅の途中にアップした文章や写真だとなおさら。いやー、いいね。自分が旅していなくても旅している気分になる。
以前書いた、自分の分身が旅をしてくれるというバーチャルのサービス。これとか
これ。こんなんでも、面白かったのに、それが実際に知っている人となれば面白いに決まっている。

以前のエントリーで書いた「友達の写真は身近に感じる」ってのも、まさにそんな感じだ。

それにしても、南米の空は青いな。青すぎる。さらに、おれが行ったところも行ったらしく、その写真を見るとたまらなく興奮する。

旅って、偶然と言うかハプニングと言うかそんなものの連続で、いろいろな出会いがあって、いろいろな驚きがあって、自然のでっかさとか、人間の温かみとか、いろんなものがごちゃ混ぜなんだよなぁ。だからやめらんね。

関係ないが、旅は一人でもいいが、飯のときは人と一緒がいい。いろいろなものが食べれるし、一人じゃ入れない店もあるし、何といっても話しながら食べたほうがうまい。旅の鉄則なのかな。

チャリの旅を成功させて欲しいな。
ブエンビアッヘ

December 04, 2005

ヘリコプターね

世界遺産を見ていた。
今回はグランドキャニオン。でっけー。
でかすぎ。一度はいってみたい。

でかいから、空撮がおおい。おそらくヘリコプターだと思う。
見てたらヘリコプターを操縦してみたくなった。
ネットで調べると、200万ぐらい免許取得にかかるらしい。

年をとってまだ興味があったら取ってみたいなー。
操縦してみる風景もたまらんだろう。

でも、自分の肌で自然を感じたいタイプなのでスカイダイビングとかパラグライダーのほうが面白そうかも。

タイとカンボジアを旅して

今回のたびで印象的だったのはダイビングと帰りの飛行機から見た日の出。そして、「北極圏1万二千キロ」という植村直己さんの本。

まあ、適当にさくっと書きます。それにしても「北極圏1万二千キロ」を読んでいると体がびりびりしびれるぐらいの感じ。これを読んで旅行記はその場で書いてあるものの方が魂が伝わってくると実感。こんなことを言ったら大変失礼なんですけど、たぶん、「北極圏1万二千キロ」を読んでも面白くないという人が大半だと思う。だって、知らない地名の連続。で、短い日々のメモみたいなのがひたすら続く。それも、犬が逃げた、橇がうまく走らないと同じようなことの繰り返しだから。そんなことを言いながら俺は何でこんなにも、まるで自分のことのように興奮したかといえば、東京から名古屋まで歩いた時の自分の気持ちと重なる部分がけっこうあったから。植村さんの「北極圏1万二千キロ」と俺は比較にならないんだけど、動力を使わないで一人で旅すると同じような気持ちになるんだってことがわかって、歩いた時のことを思い出しつつどんどんほんの中に入り込んだ。

成田→バンコク→アランヤプラテート→ポイペト(カンボジア)→シェムリアップ→アンコールワット→バンコク→チュンポン→タオ島→チュンポン→バンコク→アユタヤ→バンコク

成田→シンガポール→バンコク
これで、3回目のシンガポールエアー。いつも快適です。シンガポールのチャンギ空港のすごさにもいつも感心する。今まで、飛行機の中で映画を最後まで見ることはなかった。でも今回はなぜか映画を良く見た。電車男音声日本語、英語字幕。皇帝ペンギンフランス語音声、英語字幕、四日間の奇跡、日本語音声、英語字幕。これらを見た。あと、FTを読んでいたら世界の尊敬されるべき企業100社かなんかがのっていた。トヨタは3位。日本は車屋さんばっかだったな。すぐ、シンガポールに着く。こうやって比較すると南米は時間かかってるのかな。それで、タイのバンコクへ。タイのバンコクへは、成田行きバンコク経由の便。いま、成田からシンガポールに着いたのに、成田行きの飛行機に乗るのは変な気分。バンコクに夜着。しばし、空港で待機。

バンコク→アランヤプラテート→ポイペト(カンボジア)→シェムリアップ
夜の2時30分にモーチットマイ(北バスターミナル)へ。すると、人がごろごろ寝ていた。空港でアランヤプラテート行きの始発バスを聞いたら6時とかいっていたが、4時と言ううわさもあったのでとりあえず行ってみたのだ。すると、3時30分発があったので、乗ることに。バスで爆睡だったことは言うまでもない。7時30に起こされた。するともうアランヤプラテートに到着していた。そして、国境までバイクタクシーで移動した。すると大問題。国境で出国スタンプをもらう列が長い。長すぎる。それに何分待てども進まない。さらに暑い。暑すぎる。さっきまでいた日本は冬なのに。温度差がありすぎ。そんな炎天下のぎゅうぎゅうづめの列で待つ。待つ。ひたすら待つ。3時間30分後ぐらいにスタンプゲット。やれやれ。逆にタイに入国するほうはけっこうスムーズ。帰りは待たなくていいかなと期待したが。。。それからカンボジアの入国はすんなり終わる。そして、シェムリアップを目指す。トラックの荷台が面白いということだったので、適当に見つけて乗る。なまずとかフナとかみかん、白菜、木箱に入った荷物などなどの上に座る。そして、人数が集まるまでしばし待ってスタート。すると、横にいた人が日本人は辛いぞみたいなこといってくる。いやいや、これぐらいなら大丈夫だと思いますよと答える。さらにフードをかぶれとか、マスクをしろとか言ってくる。まあ、あれだ、道路は土だからほこりが舞って目や口に入るからと言うこと。さらに、でこぼこだから尻がいたい。そんでもって、途中でトラックを乗り換えさせられ、そのトラックが出発するのも1時間30分ぐらいまつ。まあ、良くあることさ。それよりも、2代目のトラックで若造たちがタバコを吸ったほうがいやだった。煙たいし、吸殻とかタバコが服についたら穴があくし。道中の景色は、一面草っぱら。なかなかの景色だった。あんな景色がカンボジアに広がっているとは思っていなかったから。

PB190016彼らと一緒に揺られること数時間。

PB190014
カンボジアの大地にしょんべんをかける。

シェムリアップ→アンコールワット

まあ、無事にシェムリアップに到着。それにしても、シェムリアップの近くになるとアスファルトのどー路になった。さらに、すっごい豪華なホテルが立ち並ぶ。建設ラッシュも続いている。ここもカンボジアなのだ。夕暮れ時の町を歩いていると、声をかけてくる。1泊3ドルだと。まあ、いいかと思い、とりあえず部屋を見させてくれといってバイクの後ろに乗ってゲストハウスへ。まあ、問題なさそうだったので泊まることに。そして、夕日を見にアンコールワットに。ちょっとした山みたいなところに登って見る。暗くなるし足場も悪いのに年を取った人も登っている。みなさんやりますねー。残念なことに、良い夕日は見れず。宿の近くの川沿いに屋台があったのでそこで食べた。アヒルの卵と豚肉を似た奴と、肉と野菜の炒めもの、ライス。けっこう、うまい。さらに、店で出される水を飲んでも全く問題なし。そして、明日の朝5時に日の出に行くためにバイクタクシーに5時に迎えに来てもらうことにして、ぐっすり寝た。と言いたいところだが、無私刺されがひどくあまり寝られなかった。

PB200017アンコールワットで力強い夕日。

アンコールワット

翌朝腕時計のアラーム音で目を覚ました。外はまだ真っ暗だった。なんで起きたかといえば日の出のため。バイクの兄ちゃんはゲストハウスの前にちゃんと着ていた。そして、アンコールワットに着くと人がぞろぞろいた。真っ暗な中を昨日の夕日の沈んだ位置を思い出し、日の出の場所を想像して場所取り。ふと空を見上げると満月が見えた。なかなかの月だった。そんな月を眺めていると東の空が明るくなってきた。徐々に明るくなっていく。するとアンコールワットの建物が浮かび上がるように見えてきた。そのうちに太陽が昇った。それから、タプロームとかバイオンとかいろいろ見て回った。それにしても大きい遺跡だな。壁の彫刻も細かいしあっぱれである。いったん町に戻って、夕方再びアンコールに。ぐるっと見て、第三回廊の階段を一人駆け上がる。そして、人気の少ない遺跡の石の上に腰を下ろして、ぼーっと景色を眺めながら夕日を待った。日の出は太陽が昇ってから、日の入りは太陽が沈む前が良いといつか聞いたことがあるが、まさにその時間をゆっくりと楽しんだ。そして、また宿に戻った。すると、オーストラリアに住んでいるというカンボジア人のおっさん盛り上がる。それから、一人カンボジアの町を歩く。少し離れた市場近くの屋台で食べる。オイスターソースの聞いた焼きそばみたいなのが出てきた。そして、この日も終わった。

PB200100アンコールワットで朝日を見る

シェムリアップ→バンコク

朝、6時には宿を出た。車でまた同じ道を戻る。5人乗りの車に、8人乗っているんだから狭いのは当たり前だ。それに、隣の変なおっさんが携帯でひたすら話す。電話かけるしかかってくる。4時間ぐらいの間で電話をしていない時間は10分なかったんじゃないかな。閉じられた空間での長電話は好ましいもんじゃないなぁ。と再認識。そして、国境。またまた待たされる。待たされる。タイを出国するイミグレで数時間ならんで待たされたわけだが、タイ入国のイミグレでも同様。4時間ぐらい待たされたかな。そこには、韓国人、アメリカ人、フランス人、カンボジア人、中国人、ベトナム人、ありとあらゆる国の人がいた。横は入りをする人、並んだ列から離れて座る人、横は入りする人にブチギレル人、イミグレの職員にキレル人、まあカオス状態。待つことすら出来ない。世界中の人が並んで待つという単純な行為をするのだけでも難しいんだなと思った。そりゃ、並ぶ文化の国の人もそうでない人もいるわけだし。世界は一つとか、戦争はイカンと言う。まあ、そりゃ戦争がなければそっちのほうがいい。でも、こんなことも出来ない現実があるわけだ。さらに、考え方によってはこうやってけんかが起こる。すなわち文化が違うってことだ。文化が違うから世界を旅すると面白いんだよなって思ったりもした。


バンコク→チュンポン

そんなこんなで、バンコクの北バスターミナルまで戻り、そこからバイクタクシーで南バスターミナルに。一路チュンポンを目指す。21時30分発ぐらいの夜行バス。それにしても、セブンイレブンが多い。多すぎるぐらい。町中どこにでもあるし、セブンの前にセブンなんてこともある。それから、チュンポンに朝の5時ぐらいに到着。今は海が荒れていてフェリーが一日一本とのこと。それで、6時ぐらいの高速フェリーでタオ島に向かう。それにしても波は荒かった。台風かと思うほど。船は揺れる。とりあえず、人生最大の揺れ。確か中学2年の時に乗った漁船で波の辛さを知った。それから、幾度となく船には乗った。ガラパゴスの船上4日間も相当ゆれた。ゆれた。そして今回もゆれた。船がぶっ壊れるかと思うぐらい、水が船にぶち当たって音がスゴイ。と思っていたら、前の扉が開いてしまった。そして船内に水が大量に入り込む。恐るべし。はじめ、西洋人は大はしゃぎ。いかにもこんなのが好きな西洋人って感じで。しかし、5分後にはみんな静かになった。そして10分後には酸味と共に、ゲー、、ゲー、おうぇ、ゲーって声が。。。みんなスゴイ。トイレに駆け込む人も。そこでやっちゃう人も。ビニル袋にやる人も。とりあえず、今までの人生で同時にこんなに多く吐く人をはじめて見た。船内の3分の2以上は確実に吐いた。俺も少し気分は悪かったが、そこまで酔わない方法を身につけているので吐くことはなかった。頭を固定するということさえすれば船酔いは防げる。ガラパゴス船上4日間で自然と身につけた技。人間体で覚えたことは忘れない。


タオ島

タオ島についた。天気ははっきりしないが雨は降っていなかった。とりあえず、一休みしてダイビング屋を探す。思っていたよりもずっと小さな島。メイン通りは15メートルぐらい。その道を外れると店はほとんどない。そんな島でダイビングスクールを探す。日本人のインストラクターがいるところを探すも、何軒もいないといわれた。オフシーズンだからいないようだ。そして見つけた店でも、昼間でいないから12時に来いといわれ、島中を歩いてみた。なんかのどかな感じ。俺の好きなサイズの町だ。タイのプーケットは今シーズンで人も多いみたい。しかし、なんか行く気にならなかった。人多そうだし、リゾートで有名でガヤガヤしすぎてそう、何でも高そう。日本人ばかり。ってことで、行く気になれなかった。リゾートは友達と金を持っていくところの気がする。だから、あえてオフシーズンのタオに。でも、それが正解だった。そこのダイビングスクールに決め、次の日から。一日目は自分でDVDとテキストで勉強、2日目、学科と限定水域(プール)、3日目、学科&テスト、海洋実習 4日目は海洋実習、こんな日程。まず、タオについた日は何もやることがない。だから、本を読んだり、日記を書いたり、ハガキを書いたり、砂浜でぼーっとしたり、考え事したり。日記は久しぶりに左手で書いた。初日から最後の日まで。出発の2日前ぐらいに飯を食っている時に約束したので、実行したのだ。左手で日記を書くと時間がけっこうかかるので、時間のあるタオ生活には良かった。そういえば宿は砂浜にあった。だから、扉を開ければすぐ海だ。その砂浜に机と椅子があったので、よくそこに座って海を眺めた。波の音を聞きながら寝るのは久しぶりだった。無人島の生活を少し思い出した。次の日は自分でDVDを見て、テキストで勉強して演習問題を解いた。自分のリズムで出来るので昼飯を食いに行ったりもしながら。そして、3日目学科をやりながらインストラクターといろいろ話す。そして、毎日違う店に連れて行ってもらって、島のうまいものを日々食べた。午後からはプールでの練習。初めてダイビングの機材をつけて水の中へ。一番初めは行った時は水の中で息が出来たことが不思議だった。はじめは少しぎこちなかったが、すぐに慣れた。そして、水の中での不思議な感じを楽しんだ。そして、翌日、学科テストをクリアし、海へ。雨もふっており波も風もあった。そんな中初ダイビング。はじめは体に力が入った。それに呼吸の仕方が難しかった。中性浮力といって、沈みも浮きも沈みもしない状態で保つには呼吸が重要なのだ。でも、しばらくすると慣れてきた。そして、魚が出迎えてくれた。カラフルな魚がたくさんいた。水中植物もたくさんいた。それに、自分が海の中にいるというのが不思議で仕方なかった。2本のダイビングを終え、島に戻った。そして、次の日もダイビング。この日は余裕があった。ほとんどファンダイビングと同じ。自分でほぼコントロールできるようになった。ダイビングを楽しむって事ができた。魚が自分の周りをぐるぐる泳いでいたときは、うぉー、すげーって感じ。水族館でしか見たことのないような光景。それを生で感じられる。たまらんね。水深16メートルにいる感覚は地球の一部という感じだった。そして、ウェットスーツだけを着て、海に大の字で浮かんだ時は地球の表面にいる感じ。この海に大の字で浮かぶのが個人的にはかなり心地よかった。何もかも体から抜けていく感じ。これが、一つの遊びとして確立してもいいと思うぐらい。みんなにもぜひやって欲しい。そんなこんなで、ダイビングは終わった。この日はタイの焼肉みたいなのを食べた。うまかったなー。

PB230069

チュンポン

次の日チュンポンにフェリーで。チュンポンで一日ふらついた。特に何をしたわけでもないが、町を歩いたり、スーパーがあることに驚き行ってみたり、屋台で飯食ったり、ネットしてたらスコール。なんてことも。

PB270125屋台で飯

アユタヤ
夜行列車に乗ってバンコクへ、そしてそのままアユタヤへ。暑かったな。適当に客引きに呼ばれたゲストハウスに決め、自転車をレンタルして町を走った。それにしても、ここは日本人ツアー祭り。学生の団体と退職した人のグループばかり。日本のツアー会社はアユタヤに集中投資しているような気がした。ツアー客の人たちはワイワイガヤガヤ騒ぐのがセンスない。まあ、たくさん人がいるのに常に静かだったら、逆に不気味かもしれないが、静かな方がいいところで騒がれるのは苦手なので、場所を移した。アユタヤの町をひたすら自転車で回った。それから市場なんかに行ったりしてから、また遺跡に。人が来ないはずれの遺跡で本を読んでいた。するとキレイな夕日が目の前に見えた。
PB280184アユタヤで夕日

バンコク
アユタヤからバンコクにまた戻った。そして、町をぶらぶら歩く。僕は世界中どこに行っても出来るだけ歩くことにしている。街中で道を聞くと、そんなところは遠すぎるから歩けないといわれるが、歩く。5キロぐらいなら普通だ。歩いて見るといろいろなものが見えてくる。人々の生活が目の前に広がっているからだ。なんといっても、自分の目で見て、肌で感じる。これじゃないと分からないことばかりだ。そして、いろんなお寺に行ってみたり、タイ名物のトゥクトゥクにも一応乗ってみたり、旅の始まりと言うカオサン通りも通って見た。カオサンは自分にはあっていなかったので、そのまま過ぎ去った。夜はソンブーンって店でうまい蟹カレーを食べた。そういえば、バンコクのスーパーには驚くほど日本の食品が。スーパーだけじゃなくて日本語の氾濫具合にも驚いた。そういえば、バンコクのセブンにTIMEとBusiness Weekがあったのでなんとなく読んでみる。その号には2005年の発明品とグーグルの話が。ひとりで、ワクワクしながら読んでいた。自分はこういうのもやっぱり好きなんだよなーと実感。そして、電車で空港へ。電車の中では、警察のおっちゃんがまたよくしてくれた。世界中どこでも、現地の人のやさしさに感謝する。それにしても、どこの人も僕に優しくしてくれる、ありがたい限りである。
PB290213聳え立つ三本の塔

バンコク→成田

今回はマイルチケット。ネットで予約して、席も指定した。帰りの便は夜飛ぶ便で朝日本着だったので、右側の席(東が見れる席)でかつ窓際。そんでもって一番後ろの座席。これはリクライニングを気兼ねなく出来るから。そんな席を選んだ。これはすべて朝日を見るため。しかし、星もきれいだった。夜はいつも外を見るようにしている。星がきれいだからだ。そして、今回は三日月も。うっすらと丸い輪郭が見える三日月は神秘的だった。これを小学生の時に見ていたら、月の満ち欠けの授業も納得して出来たんだろうな。って思った。そして、日の出だ。徐々に明るくなる空。そして、太陽が出る直前は火山噴火かと思う赤さ。いやー、良いもんだ。後方には星空、前方には日の出。美しい。そんな最高の自然を味わいながら日本に戻った。

PB300284

December 03, 2005

水の温度と疲れ

素朴な疑問。

プールや海に入ると体がだるくなるとか疲れるとか眠たくなるとかいうじゃないですか。自分の経験上もそんな気がします。

でも、お風呂って疲れが取れてリラックスできるって言うじゃないですか。風呂とプールって基本的に水温の違いですよね。冷たいと体が疲れて、暖かいと疲れない。なんか不思議だ。どうしてなんだろう。

それに、温度がどれぐらいから疲れが取れるようになるのだろう。体温ぐらいが境なんだろうか。気になるところ。温度を一度筒づつとか上げて実験した人いないかな。

現地のマイアヒー

マイアヒー。マイアフーみたいな、歌があると思うのですが、世界中で流行ってるのがすごいよな。

南米で聞いた時は、南米の曲なのかと思った。そうしたら、日本に戻ると日本でもブーム。今回、タイとカンボジアに行ったが、そこの町でも流れていた。世界中でヒットするってこういうことなんだなと肌で実感した。

しかし、聴く国によって曲の感じ方が違う。それぞれの国に、現地のマイアヒーがあるような感じさえする。

December 01, 2005

とりあえず、帰国

帰ってまいりました。
タイとカンボジアから。それにしてもやはりアジアは近いですなー。
国内の旅行ぐらいの移動感覚ですな。
飛行機とはすごいものです。歩きとはレベルが違いますな。

マイルでネット予約だったんですけど、その時に帰りの便は夜発で朝着だったので東側が見える席をゲットしたのが正解でした。夜は星空が、朝は太陽が昇ってくるのがばっちり見えました。ああ、三日月も良かった。三日月なんだけど、うっすらと丸い輪郭が見えるのがなんかたまらんかった。

まあ、相変わらず元気に帰ってきました。
またそのうちに旅行記でも書こうと思います。

ここに写真があります。
http://www.flickr.com/photos/teratown/tags/thaicambodia/