情熱大陸
東信 29歳 九州男児 銀座の花屋 ジャルダン・デ・フルール
生花もフラワーコーディネートも勉強していない。
感性だけで作っている。
完全オーダーメイド。
花のない花屋
花はそのままでもきれい。アレンジして汚いことはありえない。
気持ちと花は結びついている。
気持ちがないことをしたくない。
ウィンドディスプレイも。
ソニー ウォークマンやダンヒルなども
花の鮮度は葉っぱや茎の根元で分かる。
花がモノになりすぎている。命あるものじゃなくて。
4年前に店をはじめた。
花を送る人と送られる人、その人のためだけに作る花。音楽じゃなくても花で人を感動させたい。
自分を花にたとえると。コンクリートの隙間からはえた雑草。窮屈だけど、強く育って咲いていける。
結婚一周年で妻に送りたい。新築祝い。などなど。個人の趣味や家の内装にあわせて作られる。
花だから伝えられることがある。
AZUMA MAKOTO
原研哉さんを知ったのは、無印の広告がきっかけだっただろうか。僕は、2年ほど前ウユニ塩湖の存在を知りどうしようもないほどの衝撃を受けた。その時に、ウユニ塩湖について徹底的に調べていた。そんな時に、ウユニ塩湖で撮影をしたという無印の広告に出会った。その広告はこの二つ。
この広告を作っていたのが、原研哉さんだったのだ。それからずっと気になる存在だった。しかし、特に著書を読むこともなく、実際に会いに行くわけでもなかった。そしてそのまま、ウユニの地へ行った。南米の旅のさなか原研哉さんの話が出たのは1ヶ月月が過ぎようとしたころだったと思う。4回も偶然会った人がいる。その人となぜか話が盛り上がった。W大を止めてデザイン系を大学で学んでいるといってた。そんな話の中で原さんのことが出てきた。原さんが好きだとラパス行きのバスの中で言っていた。(このバスの中での会話はかなり真剣なトークで今でも思い出す)僕が、ウユニ塩湖を使った無印の広告も作っていると話した記憶がある。それからラパスで別れ、最後にまた偶然会ったのはウユニ塩湖の真上。ほんの5分ぐらいだった。それから、原さん実際に会って話を聞きたいと思っていた。
Making of Ex-formation 『Ex-formation 四万十川』(中央公論新社) 刊行記念 原研哉トークショーがあるというので行ってきた。青山にある青山ブックセンターに。青山ブックセンターにははじめていったと思う。日曜日の夜だからか人も少なく、居心地の良い本屋だった。さらに、洋書も含めホンノセンスが良かった気がする。
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open型脳 人の脳で考える
人の考えを自分の頭にとどめるより、他人の頭につなげていく。
間違いないことを伝えること=教える
そうでないことは=一緒に考える
デザインは共通項 みんながそうだなぁと思えるもの、そしてそれを試すこと。
デザインはアートではない。デザインは製作段階で、人の実際の反応を見て、いけてるかどうか判断する。
ボールゲーム(球技)とデザインは似ている。球技は上達する。なぜなら常にボールは丸いから(常に同じ形)でルールが決まっているから。だから、原理を理解していくことが出来て上達する。同じようにデザインやコミュニケーションも上達する。
一番うまいコミュニケーションは相手が知らないうちに(無意識のうちに)、知っちゃっているとか、伝わっているとか、買っちゃってる。それがベストなデザインコミュニケーション。
open museumという概念。建物などハードウェアにとらわれない。
情報が編集されてあるところ、物が集められてくるところ=museum
ヨーロッパのmuseumは王様のコレクション
アメリカのmuseumは大衆教育のため
日本は、基本的に行政主導
コレクションしてみるよりも、現代は移動が簡単になったので現地へ行って見たほうが良い。自分でイメージすると現実化する。
デザイン・情報の建築を建てること。編集された情報。
情報のゴールはユーザーに力を与えること。脳をさらに運動させることが情報の力
現代の人は情報を投げ、受ける。また投げて、受ける。それの繰り返し。それなのに知っていると言う。表面情報だけたくさん現代人は知っている。それは本当の意味で知っていることにはなっていない。別のことをしないと、伝わったといえない。
コミュニケーションをやっていて、相手に知っていると反応させちゃダメ(ゴミの情報ということ)以下に知らないかを分からせる。そして、次のアクションにつなげさせるのがベスト。
Information 情報 In-formation
Ex-formationは造語 未知化 知らないことを知らせる。 人に興味を持たせるもの
表面情報だけたくさん現代人は知っている。だから、ちょっとやそっとのことじゃ驚かない。
・四万十川プロジェクト
四万十川の上流から下流までの、生物や水などの特徴がまとまったマップがあれば100倍楽しめる。
上流中流下流それぞれの川の水の流れをアスファルト&白線の道路に合成で変える。すると普段見ている道路の車線で、川幅が自然と分かる。
--脳についた傷のように、川の形状は忘れない。あんなふうには見ていなかったと気づく
昔は足(素足)がインターフェイスだった。センサーの役割を果たす。
主観が入らない同じ質問のインタビューをたくさんの人に行う。
ex)いったことのある場所で一番遠いところは?昨夜の夕食は?ポケットに何が入っている?など
これらの質問を多くの人に、そして東京と地域の人に行うと特徴が見えてくる。
情報は、相手に分からせるときに使う時と、相手にわからせないで興味を引く時がある。
前者は取扱説明書、後者は映画の予告編。
異化 当たり前の日常を見直す。 アフォーダンスを疑う、逆手に取る。
ゲシュタルト崩壊がおこって、わけがわかんなくなる。それから結局本質は何か?と突き詰める。
徒労のようなことを超えてこないと、人と違った面白いことは出来ない、そういった発想は生まれない。
バカ力が必要。
関係ない話。思いつき。
思いついたこと、デジカメで写真を撮った直後にタグをつけれたら、どこで取ったかがはっきり分かり、あとの整理が楽になるなぁ。
Ex‐formation四万十川 | |
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