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October 08, 2005

南米の旅路、その9

コパカバーナからラパス→ポトシ

コパカバーナからもバスでラパスへ向かった。チチカカ湖を船というか、ちょうどばすがのるぐらい木の船にヤマハのモーターひとつ。そんなんでバスもチチカカを渡った。それから、ラパスへの道もきれいな景色だった。チチカカもきれいだったし、荒野もなかなかのものだった。ラパスについた。僕は急ぎ足で、テルミナル(バスターミナル)へ向かった。そこで、出会った日本人の人と別れた。バスの中では人生について話していた。ストレート(何をストレートと言うかは、それぞれだがニュアンスは伝わると思って。レールのほうがいいかな)に来た人生を自ら抜け出して、自らの決めた人生を歩む人の話はおくが深かった。まあ、次はバスでポトシを目指した。ラパスで泊まっても良かったのだが、ラパスoutの飛行機だから絶対戻ってくるので、このときはラパスにとまるメリットがない。ポトシ行きのチケットを買った。翌朝5時とかにつくバスだ。悪路と聞いていたし、限りなく寒いと聞いていた。そこで、服も防寒の装備でバスに。

隙間風が冷たかった。さらに、夜中の2時ぐらいにバスが故障。そこで、2時間弱バスの修理が行われた。まあ、仕方ないことだ。それにしても寒かった。故障のおかげで7時ぐらいにポトシについた。ポトシの朝もひっそりとしたものだった。朝も早くて宿もあまり空いていない。仕方なく、開いていて安いところにした。部屋が限りなく臭かった記憶しかない。本当に臭かった。俺がくさいというんだから、普通の清潔な人が宿泊したら発狂すると思う。朝も早かったし、ドアを開けたままにして空気を入れ替えながら、外で日記を書いた。

それからセロリコ(富の山)といわれるポトシ山へ。鉱山で働く人と共に乗り合いバスで行った。ここは本当に鉱山の町だ。鉱山の近くには、作業服を着た人が立ちながら朝食をとっていた。トラックの荷台にあふれんばかりの人が立ってのり、セロリコに入っていった。この町は世界最高所の町4070メートル。そんな町にある山で彼らは働く。彼らは毎日自分の仕事場まで山を登っていく。5000メートルはあろうかというところまで。毎日、毎日自分の場所まで歩いていく。過酷な労働条件で。働くということは何なのか、ついつい考えてしまう光景だった。

南米旅行写真その1
エクアドル、ガラパゴス、赤道、リマ、ナスカなど

南米旅行写真その2
ポトシ、ウユニ、ナスカ、クスコ、マチュピチュ、チチカカ湖など

南米旅行写真その3
ウユニ、チリ、アメリカなど

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