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October 02, 2004

イチローが普段メディアにそっけないわけ

普段イチローはメディアに対してそっけない。
実際は面白く、明るい面も持っている人だと思う。
気の会う人とはケッコウ盛り上がりそうな人だと思う。
勝手な想像だけどね。

メディアは自分の意思と反して、てきとうに報道することが多い。
そんなメディアが嫌いという理由でイチローはそっけないのかもしれない。

しかし、これだけではないのではと、ふっと思った。
勝手な推測なんだけどね。

こんな感じ。
自分の精神のコントロールをメディアを利用して行っている。
ということだ。
これだけでは、意味が分からないかもしれないので詳しく書く。

イチローぐらいの選手になると、節目節目でインタビューなどを絶対に受ける。
ニュース性があるから、イチローはあまりコメントをくれないから記者はコメントがほしくてたまらない。
そんな節目は記録達成の目前だったり、優勝するなどの前だったりする。
このとき、すごくワクワクしていたり、ありえないほどのプレッシャーを感じていたり、緊張しているだろう。
でも、イチローはそんなそぶりを見せない。
淡々と、冷静なコメントする。
このコメントは自分のためにしているのだ。
冷静なコメントをあえてすることで、自分を高揚した状態から落ち着ける。この意味があるだろう。
(外部に宣言するって感じの意味もあるだろう。
外部に公言して自らを追い込むみたいな。)
精神を落ち着けて、次の試合に臨むことが重要だと知っているから。
平静を保つこの大切さを知っているから。
で、この冷静なコメントには他の意味もあると思う。

インタビューを受けたものはテレビで放映されたり、新聞記事になる。
見たくなくても、テレビで自分のコメントを聞くかもしれないし、記事が目に入るかも、周りからコメントに対する感想などを言われるかもしれない。インタビューのコメントは、ほかっておいても自分の耳に入ってくる。

自分の発言をメディアを通して聞く。
これは自分の発言なんだけど、いったん記者のフィルターを通り、メディアというものを通して聞くと、客観的な発言のような感じで自分で感じられるだろう。自分の発言を聞いて、改めて自分で実感するというか、発言したときとは違った意味を持って自分の中に入ってくるだろう。

ここに意味があるんじゃないかな。
いったん自分の発言が外に行き、もう一回自分に戻ってくる。そこで、自分にもう一度言い聞かせる。高揚した状態から我に返らせるような意味があるのではないか。精神を落ち着けて、また次の試合に臨む。

そうやって、メディアを利用しているのかなとふと思いました。

それにしても、達成したときのイチローの笑顔は本当にいい。
それだけの積み重ねがあるからあそこまで、いい顔で喜べるのだろう。

イチローという漢

今日は朝からイチローの話題で持ちきりだった。
僕もヒットを見てすごく興奮した。
彼はすごい。
自分の道がある。
その道を信じて、その道を生きている。

イチローに関するニュースはできるだけ見た。
ヒットの映像も、インタビューも。
毎回毎回、サブいぼが出た。
僕が尊敬するような精神の持ち主の話を聞いたときに感じる心の状態になった。

ニュースの中でも7時のNHKニュース。このインタービューは長かった。
普通ではカットされている部分がここではやっていた。
そのカットされていた部分が非常に良かった。
他のニュースは重要な部分を分かってない。
何度いろいろなニュース見ても、7時のニュースのコメントは放映されない。
さまざまなブログやニュース記事を検索してもかかれていない。
どうしようと思った。
そうだ、NHKのウェブニュースにないかなと思い、見に行く。
あったのだ。ぜひこれを見ていただきたい。
文章では伝わらないものがある。

このムービーから文字お越しをしました。
以下、その文章です。

イチローのコメント(NHK7時のニュース)

「はぁーぁー、ちょっと言葉には出来ない。
もう多分、少なくともこれまでの僕の野球人生の中では最高の瞬間でした。
激アツでしたね今日は。

(ここまでは普通のニュースやネットにも掲載されている。
ここから下のコメントがすばらしい。)

こういう数字ってのは時間が経ってとんでもないことだと気づくんだと、思ってますけど。この前のホームスタンドではすごくプレッシャーがありましたし、まあ胃が痛くなった程度だったじゃないですかね。やっている間にそのプレッシャーから解き放たれるというのは、不可能ですね。

よくプレッシャーがかかった中で、どうやってそこから抜け出すのかと聞かれますけど、その方法ってのはないですね。その苦しみを背負ってプレーするしかない。それを今回も強く感じました。

Qそれでもどきどきしておもしろいっておっしゃってましたよね?

イヤーもう最高ですよね。ものすごく苦しいんですけど、やっぱりどきどきする感じとかワクワクする感じ、プレッシャーがかかる感じってのはたぁまんないですからね。僕にとって。

うーん、これが勝負の世界にいる者の醍醐味ですからね。
それがない選手では、全くつまらないですから。
残りあっても10打席ですか、おそらくマックスで10打席なると思います、1球1球一打席を大事にしたいと思いますし、僕にとっては最高の野球シーズン最後をしっかりと終わらせたいとおもってます。

(ここまでが本当にすばらしい。
どうせなので、全文掲載。以下は上記の続きです)

弓子夫人もスタンドで見ていましたが?

どうでしょうね、今頃おそらく帰って晩御飯の準備をしてくれていると思いますけどね。
一番近くにいて、いろんなこと感じて、いいことも悪いことも辛いことも楽しいことも分かち合ってますからね。今晩は一緒に、一弓(愛犬)も悲しんだり喜んだりしてくれているみたいなんで、いい時間をすごせればいいと思います。

その他コメントもついでなんで掲載。

ちっちゃいことの積み重ねのみがとんでもないことを達成するためのタダ一つの道なんだなと思った。

「今シーズンはチームがなかなか勝てなかったが、その状況に身をゆだねてしまうことはできなかった。自分の中でモチベーションを『やる気』を作っていかなければいけなかった。プロは勝つことだけが目標ではないプロとしてどういうプレーをしていくのかが大切だと思っている」

日本でプロ野球でのシーズン最多ヒットとなる210本を打った1994年と比較して「あのころは若くて怖いもの知らなかった。今回の記録は怖さを乗り越え、自分の技術を確立して達成したものなのでまったく意味が違います」と分析していました。

「僕は大リーグでは体が小さいほうですが、こういう記録を作れた。これは日本人選手や日本の子どもだけでなくアメリカの子どもにも言えることだが、大きさや強さにあこがれ過ぎて可能性をつぶしてはいけない。自分の持っているものを生かした方がいいと思うし、可能性は広がると思う」

(心境は)ちょっと言葉にできません。少なくても僕の野球人生では最高の瞬間でした。
(新記録の瞬間、チームメートが祝福してくれたが)普段はなかなか言葉でコミュニケーションはできないですけど、こういうときにチームメートが熱い思いを表現してくれて、普段は感じられない言葉では分かり得ないものがあって、僕も熱くなりました。

 まずは一緒にシアトルにいる妻・弓子と一弓(愛犬)に感謝したいと思います。それから両親や友達にもお礼を言いたいです。

――記録達成への原動力は何か。
 野球が好きだということ。今季は、チームが厳しい状況で、そこから自分のモチベーションを作らなければならなかった。プロとして、勝つことだけが目的ではない。勝つことだけが目標の選手だったら、今回のようなことは無理だった。それは自分自身が自分自身に教えてくれた気がする。

――記録達成には重圧がかかったか。
 僕はやりたいと思ったことはやる。やりたいとか、やれるとか思うと、プレッシャーはかかるもの。注目を苦しいと感じることはない。注目をされないと僕らは終わってしまう。

周りがいようがいなかろうが重圧は変わらない。僕はやりたいと思ったことをやり遂げたいほう」と胸を張り、ヒットの原動力については「野球が好きだということ」

 ――自身の年間最多安打記録は破られるか。
 84年もなかったことだが、ここにやってしまった人がいる。自分がもう一度破りたい。
 ――次の目標は。
 次のヒットが目標です。 これで終わりじゃない。もちろんですよ

9月上旬に安打のペースが上がったころ、「普通にやっていれば(最多安打)記録は出来るかもしれないと思った」という。その後に1度、ペースが落ちたが、9月21日の試合で5安打。「また、可能性が出てきたと思った」と振り返った。

〜快挙達成のイチロー、一問一答(1)〜
by 丹羽政善


 1日のテキサス・レンジャーズ戦でジョージ・シスラー(ブラウンズ=現オリオールズ))の持っていたシーズン257安打というメジャー記録を84年ぶりに更新したシアトル・マリナーズのイチロー外野手。歴史的金字塔を打ち立てた試合後、その胸のうちを語った。



メジャー新記録を樹立した後、チームメートから祝福されるイチロー。(写真提供:AP/WWP)


Q:今の気持ちは。
A:(達成した)直後は、かなり熱かったですね。これまでの僕の野球人生の中では、最高に熱くなりました。(試合後にチームメートから)ビールを掛けられましてね、まさか最下位のチームで、ビールを掛けられるとは思わなかったです(笑)。

Q:257安打という数字は、いつ頃から意識し始めたのか?
A:具体的にイメージするようになったのは、当然200本越えてからですけれども、ペースが急激に上がった時がありましたよね。まあ、あの頃は「普通にやっていけばできるかもしれない」、そんな風に考えましたけれど、この前のホームスタンド(9月17日〜19日のアスレチックス戦)でなかなかヒットが出なくて、「厳しいかな」っていうふうに逆戻りして。アナハイムにいって5本、4本と(ヒットが)出た試合があったんですけれども、そのときにまた「可能性が出てきな」って思いましたね。

Q:メジャー1年目だった2001年と比較すると、今年はお互い知り尽くした状況での記録となったが。
A:2001年に残した記録とは、全く違うものだと感じています。日本で残した数字、210安打というのを良く思い出すんですけれど、1994年にやったその記録というのは、怖さを知らないで自分の力よりも大きなものが働いたシーズンだったんですね。でも、この2004年のシーズンというのは、いろんな怖さを知って、それを乗り越えて、自分の技術を確立した上で残した数字ですから、僕にとっては重みが全く違います。

Q:ヒット1本の重みとは。
A:状況によりますね。打てるぞって思うときもあるし、やたら難しいと感じるときもあるし、それはメンタル的なものも大きいです。やっぱり周りからの期待だとか、異様な雰囲気。そういうのに影響されることもありますし。常に安定した状態でっていうのは、まだまだできないですね。

Q:記録への原動力は何だったのか?
A:野球が好きだということだと思いますね。今シーズンに限って言えば、チームが勝てない状況が最初から続いて、そこに身を委ねることができなかった。自分の中からモチベーションをつくり出していかなければならなかった。ただそれっていうのは、これまでもやってきたことなんで、人が心配するほど大きな力はいらなかったんです。今シーズンここまで来て思うのは、プロとして勝つだけが目的ではないということ。これだけ負けたチームにいながら最終的にこんな素晴らしい環境の中で野球をやれているっていうことは、勝つことだけが目的の選手だったら不可能だったと思うんですよね。プロとして何を見せなくてはいけないか、自分自身が何をしたいかということを忘れずにやらなくてはいけないんだということを、自分自身が自分自身に教えてくれたような、そんな気がしています。

Q:子どもたちへのメッセージを。
A:僕がこちらに来て強く思うことは、体が大きいことにそんなに意味はないということ。ある程度の大きさっていうのはもちろん必要ですけれども、僕は見てのとおり、メジャーに入ってしまえば一番小さい部類。でも、メジャーでこういう記録を作ることができた。これは日本の野球選手、日本の子どもだけではなく、アメリカの子どももそうですけれど、自分自身の可能性を潰さないで欲しい。そういうことは強く思いますね。あまりにも、大きさに対する憧れや強さに対する憧れが強すぎて、自分の可能性を潰してしまっている人ってたくさんいると思うんですよ。そうではなくて、自分自身の持っている能力を生かすこと。それができれば、凄く可能性が広がると思います。

http://www.major.jp/news/news.php?id=2004100254

後悔という人生最大のリスクはとりたくない

楽天の三木谷浩史さんといえば、今野球で大忙しだ。
テレビなどのメディアでもよく取り上げられているので、世の中のほとんどの人が知っているだろう。

で、先日三木谷さんの話を聞いた。

今年の春も彼の話を聞いた。
そのときの話はそこまで面白くなかった。
ナルシストナ人だなと思ったぐらい。
一橋の入学式という場所だったのでつまらない話にならざるを得なかったのかもしれないが。

で、今回は前回とは違いかなり面白かった。
そこまでナルシストと印象もなかったし、
社会では三木谷さんは今あんまり良いイメージがないみたいだ。
後から野球参入を表明、ライブドアの後に仙台をホームにするなどがあるからだろう。
それとアドバイザリーメンバーがトヨタ、三井住友などのトップというのも受けが良くないだろう。

僕も、これらはどうかなと思う。
というよりも、ライブドアの方が想像も付かないオモシロイコト(常識はずれといわれそうな)をしてくれそうだから、ライブドアになってほしい。野球界にこんな転機はめったにないのだから、オモシロイコトをしてほしいから。

で、三木谷さんは野球関係でむちゃくちゃ忙しそうだった。まあ、そりゃそうなんだろうけどね。頭の中は野球でいっぱいだったっぽい。自分でもそういっていたし、話を聞いていてもそんな雰囲気が伝わってきた。僕が今回思ったのは、三木谷さんは読売じゃないかもしれないけど、誰かにそそのかされて野球参入を決めたなと。そんな感じが伝わってきた。いろいろな話を総合したり、雰囲気でそう感じた。印象的なエピソードを一つ言えば、野球のことがなかったら、今頃グーグルへ行ってカリフォルニアを満喫していたのに。みたいなことを言った。

グーグルのカフェテリアはむちゃくちゃイイらしいです。グーグルの人にカフェテリアが一番すごいからと三木谷さんは言われていたらしい。それで、楽天も社員食堂をヒルズに作るらしいよ。テキストじゃ伝わらないものってありますからね。

まあ、こんな野球の話はどうでもいいです。

三木谷さんのの話。

■ まずは会社の話。(あんま重要じゃない)

楽天はショッピングモール参入は後発だった。NTTとか大きなところが何社もやっていた。でも出店料が高かったり、システムがむずかったらしい。そこで、5万の定額で、手軽に出店できるシステムで参入した。初めは資本金2000万。サーバーも自分たちで準備したらしい。13店、850商品でのスタート。

一方今といえば、ヒルズに4000坪、1381人の社員、楽天市場の売り上げは8億円/一日。グループでは14億円/日。らしい。850万商品あるらしい。経常利益は160〜170億円。でっかくなったもんだ。

infoseek,mytrip,Ynotなどなど、買収している。そして会員を囲い込んで会員データベースを統合、single loginですべてのサービスが出来ることを目標にしているらしい。pointも全部で使えるなどone stop serviceを目指している。で、一番はrakuten booksで本を買ってほしいらしい。このためにDBの統合やpoint制度をやっているといった。本をオンラインで売るのってそんなに儲かるのか?アマゾンもそこまで儲かっているように聞かないし、うまい話ではない気がするが、何かあるのだろう。

いろんな会社を買収している楽天だが、楽天とサービスメイを変更したものとそのままのものがある。今回の野球の件で楽天と名のつくサービスはアクセス数30%アップ。しかしブランド名が買収前と同じサービスは変化ナシ。ブランドネームの重要性と、名前の統一の意義を感じたそうだ。ライブドアもアクセスがアップしたというニュースが出ていたしな。名前を売るって重要だよな。


■ 日本のうまくいかない企業
・Agency Cost
株主、経営者、従業員の利益が相反関係にある。だから、どれかが常に不利益をこうむることになる。いかに3者の利益を同じ方向に向けるかが重要。(ストックオプション、オーナス経常利益連動など)

・既得利益
制度・規制に守られた企業→将来性や、エキサイトメントなし

・いきすぎた年功序列
→若い優秀な人材ではなく、昔からの社員優遇

・産業の陳腐化
→IT化の流れに遅れ、将来性ナシ

彼、曰くこんな企業はもうだめ。

興銀のシステム開発料は3000億円、新生銀行は10億とか言ってた。新生の情報センターみたいなところにはデルが大量に並んでいたみたいです。

楽天も普通500億ぐらいかかるシステムを50億でやったらしい。

■ 三木谷的ベンチャー論

・草ベンチャー(パン屋とか、小さなお店。小さなままの会社。アメリカではstreet businessというらしい)←これがいいとか悪いという話ではない。個人のやりたいこととマッチしていればすばらしいこと。

・幹となるベンチャー(雇用を創出し、社会を変える企業。マイクロソフト、オラクル、シスコなどなど・Professional Venture)

どれくらいの会社にしたいかは、あらかじめ決めておくべきである。

ヒッピー的にやりたいことをやるのは無理。プロフェッショナル意識を持って自由にやる。

環境や予見を決め付けて、人間は壁を作ることが多い。初めから無理と決め付けない。何かを変えて達成できないかを考える。たとえば、予算を増やして時間短縮など。

通常の会社は12ヶ月かかる仕事。ベンチャーは通常の会社ではない。だから何とかして時間を短縮してやるのだ。

■ 楽天の目指す企業像

・できる人間が切磋琢磨するビジネス界のメジャーリーグ
・アントレプレナーマインドあふれる創造的集団
・ゴールオリエンティッドなプライドの高い集団
・仕事のできる人間になれる最高の職場
・フェアなリターンが得られるプラットフォーム

勝たないと意味がない。会社・人生は面白くなきゃ意味がない。
決してあきらめない。常に前に進む。

■ 必要なもの

・スキル
・ナレッジ
・マインド(目標達成意欲、自己成長意欲、CSマインド、プロフィットマインド、チャレンジマインド)

変な細かな知識は後で勉強すればどうにでもなる。マインドが最も重要。
まずはいろいろな経験をたくさん積み、精神的に強くなる。これが一番大切。

コミュニケーション能力も大切。

■ エピソード
・消費者は100円、200円ぐらい値段が違ってもあまり気にしない。
・会社設立に作ったロゴ、明朝体で楽天市場=5万円。現在のゴシックロゴ=250万円。世界進出のローマ字のロゴ=7000万円。
・会社を始めて一番の決断は、出店料を定額5万円から5万円プラス売り上げに応じての課金に変えたとき。このときは悩んだがそうしないとサービス継続は無理だった。出店数が10店になってもやる不退転の決意だった。
・楽天市場という名前は純日本的でITッぽくなく反対された。しかし反対されるとやりたくなる。みんなと同じことはやりたくない。だからよけい楽天市場という名前にしたくなった。

■ 印象に残った言葉
・会社を成長させるポイントは「大きな目標をたて、それを社員、メディアなどに言い続けること」
・変な細かな知識は後で勉強すればどうにでもなる。マインドが最も重要。
 まずはいろいろな経験をたくさん積み、精神的に強くなる。これが一番大切。
・会社はつぶれても死なない。それに、人間はいつかは死ぬ。地位や金はそこまで重要じゃない。
「後悔という人生最大のリスクはとりたくない」
・直感で意思決定することが多い。その後根拠付けを行いビジネスプランニング。
・直感で間違ったらすぐやめる。
・花形セクションに初めから入ると成功しない。地味なセクションでも学ぶことは多く、腐らずに自ら改善点探し、腐らずにまじめにやる。これは後々大きなプラスになる。

以下は楽天を楽天たらしめている、三木谷浩史を三木谷浩史たらしめている考え。

成功のコンセプト
by三木谷浩史

■楽天の目標

世界一のインターネット・サービス企業

■楽天における5つのコンセプト

1)常に改善、常に前進
人間には2つのタイプしかいない。

【GET THINGS DONE】
様々な手段をこらして何が何でも物事を達成する人間

【BEST EFFORT BASIS】
現状に満足し、ここまでやったからと自分自身に言い訳する人間。
一人一人が物事を達成する強い意志をもつことが重要。

2)Professionalismの徹底
楽天はプロ意識を持ったビジネス集団である。
勝つために人の100倍考え、自己管理の下に成長していこうとする姿勢が必要。

3)仮説→実行→検証→仕組化
仕事を進める上では具体的なアクション・プランを立てることが大切。

4)顧客満足の最大化
楽天はあくまでも「サービス会社」である。
傲慢にならず、常に誇りを持って「顧客満足度を高める」ことを念頭に置く。

5)スピード!!スピード!!スピード!!
重要なのは他社が1年かかることを1ヶ月でやり遂げるスピード。
勝負はこの2〜3年で分かれる。

イベントに大切な三要素

連帯感(地域性、フランチャイズ、参加意識)
競争心
ドラマ効果(主役、動き)