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February 15, 2005

僕の目には発着する飛行機が見えていますよ

いやー、この言葉。
ガイアの夜明けなる番組があります。

中部国際空港(?)セントレアと関西国際空港についてあーだコーダとやっていた。セントレアはトヨタのマネジメント層の人が社長で、関空は松下の改革を中村さんとやった人が社長らしい。セントレアはオープンだし、関空は第二滑走路建設でいろいろあるみたいだ。

まあ、第二滑走路の話は関空側から報道するか、国民側から放送するか、政府側から放送するかで、見ている人のイメージはだいぶ違うだろうなと思った。まあ、こんなことはどうでも良いことである。

で、関空の社長が言っていた。

「僕の目には発着する飛行機が見えていますよ」

とね。これだよな。一歩間違えば宗教です。しかし、この論理的思考力に基づいたイメージや想像力非常に重要だと思うのです。シュミレーションって奴ですか?先をイメージすることは、その後の行動に大きなメリットがあります。

ちょいとまてよ、ここでいう「僕の目には発着する飛行機が見えていますよ」はそんなシュミレーションとかいう次元じゃないのです。本当に見えるんだと思います。見えないものが見えるんです。こうでなくっちゃ、新しい社会を創造する人にはなれないと思う。世の中をがらっと変える、面白くする、まさにアップルの広告でいうクレージーな人だと思う。

まあ、この社長さんがこれに当てはまるかどうかは知りませんが。

トータス松本と人間

先日、某先生の家に行ったときにウルフルズの昔の曲をもらいました。

ウルフルズと言えば、ガッツだぜ、バンザイなどのテンションの高い曲を歌っている人たちです。で、そのメジャーどころをもらったのです。そして、今日道路を歩きながらMP3プレイヤーで聞いたいました。するとふと思うことが。

ガッツだぜなる曲が売れたときは、確実に一発屋だと思いました。いかにも、一発屋のにおいのする曲調、メンバーのキャラ、そして衣装。あの勢いだけの安っぽさを感じ、すぐ飽きられる感じがした。すごい失礼なことを書いたが、そう感じた。

しかしだ、しかし、ウルフルズって存在が薄くなったなと思うと「明日があるさ」が売れたり、なんだかんだと、売れに売れているわけではないが、それなりにメディア露出がある。

その中でも特に、トータス松本なる男。この男には不思議な魅力がある。別に、何がいいというわけではないと思う。でも、なんか魅力を感じる。何が人をひきつけているのかは知らないが、全身から染み出てくる雰囲気といってしまえばそれまで。その雰囲気とはなにをもとにしているのであろうか。

彼は実にいいポジションをとっている気がする。

まあ、第一印象とは変わるものであり、これは人を短時間で見極めれないことを意味するのである。しかし、人間はパッと見て何らかの他人のイメージを自分の中に作り上げる。それは外れていることがおおいにある。とは言うものの、一瞬でイメージが作り上げられるとなると大事なのはパット見たときの感じなのである。まあ、つまらんが第一印象は大きな影響与えるんだよなー。

人間なんて常に変化しているのだから、第一印象と変わったといっても、その人自体が変わっているからかもしれないし。猫かぶっていただけかもしれないし。なんともいえない。結局は常にそのときが第一印象なのであり、その第一印象の積み重ねなのである。

長期間知り合いになり、何度も会うということは毎回変化するその人の第一の積み重ねであって、その人の本心を知れたと言うよりも、その人の変化の過程を見れたと言うことなのである。その人の変化の過程を知ったから、良く知ったと思ったり、本心を知ったと思うのである。たぶんね。

使い勝手なるもの

どんなものにも使い勝手なるものがある。

使い勝手が良い、悪い。
アフォーダンスどうのこうの、という話もあります。
ユニバーサルデザインは人が物に合わせるのではなく、物が人に合わせるとか聞いたことがあります。

いまさら、はまったflickrは、感覚的にこう出来たらいいなという操作性抜群。
今までの経験則的に、出来ないだろうなと思っていた操作が、flickrでは出来たりするのです。今までの経験から、あきらめてはじめから操作しないのではなく、常に新しいものとであったときは試してみるといいのかも。でも、今までの経験を考慮して操作するから、効率的になると言う話もあるわけで。。

まあ、そんなことはどうでも良くて、使い勝手。とはいっても、使い慣れたと言うことは神業と言うことが分かりました。

何でかって、パソコンですよ。私のパソコンは熱暴走します。IEはウィルスかなんか知らんが、変な検索バーが出て消しても出てくる。などなど、問題だらけ。しかし、私はこのパソコンをそこまで苦にせずつかっている。何でかって、知らない間に、このパソコンの特性を理解して、問題が発生しないように使っているのだ。これは、ほとんど無意識のうちにフリーズしないようにやっている。(それか、私のPCの使い方の特徴をPCが理解し、パターン化して処理が簡略化・高速化しているから、私が使うと問題がおきないとか!?だったらすごい。)まあ、ということで、私が使うと問題は少ないわけです。というか、問題が起こることすらほとんど気がつきません。

しかし、ですね。パソコンを他人に貸して、作業する場合がある。その人は使い勝手が分からない。このパソコンの特徴をすぐに感じ取ることが出来ない。よって、フリーズしたり、電源切れたり、するわけです。でも、その使っている人は、いつも自分のパソコンを使うように普通に使っているだけなんです。でも、他人のパソコンだとフリーズしてしまう。うーん、なんとも不思議なことです。誰が使っても、ある特定の操作に対して同じ結果をだすパソコンがこんなにも違う結果に陥るのです。

使い勝手、使い慣れる、ってことはすごいことなんだなと再認識。人間は無意識にやる行動が一番洗練されていて高度であるのではないかと感じました。