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April 15, 2006

慣れたもの。書きたい気持ちにさせるもの

ライブドアの無線LANを使っているのだが、安定していない。
さらに、窓を開けて窓際に立ってネットをするから限りなく不便だ。

だから、ネットは最低限しかやらない。
ブログも書いた文章が消えるのが嫌で、エディターで書いてからコピペしている。
エントリーミスが起こっても、文章が消えたってことのないように。

すると、ふと気がついた。
エディターだと筆が進まない。
筆が進むという表現はおかしいかもしれないが、タイピングが進まない。

ブログのエントリー画面のあのインターフェイスだから、なぜか文章を書きたくなることに気がついた。
なんで、ブログを書くかといえば、エントリー画面がなにやら書く気持ちを促しているからに他ならない気がした。

エディターのインターフェイスを見ながら書くと、(エディターを使っていたら自然と見てしまうのだが)なにやら書く気が起こらない。

これは、慣れたからなのか、もともとブログのエントリー画面には文章を書きたくなるような要素が詰まっているのか。


美しいもの

今、池袋で友達と4人で飯を食って家に戻った。
ふと思えば、10年近い付き合いになる。
そう数字で思うととても長いが、そんなに長いのかと驚く。

家に帰ってテレビをつけると、NHKの世界遺産でガラパゴス。
いつ見ても、あの海、空、自然は美しい。

今思えば、ガラパゴスを意識し始めたのは3年前の夏。
ネパールとインドの国境沿いの安宿だった。
そこで一緒だった、福井県の兄ちゃんと少し話をした。
その時、旅の話をしてガラパゴスのすごさを知ったのだった。
彼はあった瞬間に、気が合う。と感じた。
さらに、センスというか同じ年代と思えないほどのキャラだった。
その彼が、イチオシだったのがガラパゴスだった。
その時は、どんなところか分からず、話から想像していた。

それから、1年後ぐらいに旅仲間がガラパゴスへ行った。
そして、写真を見せてもらったのだ。
その写真に僕はイチコロだった。本当に、やられた。
この青さはいったい何なのかと頭が混乱するぐらいに。
ボリビアのウユニに勝るとも劣らないレベルで。

IMG_1453


初めて聞いた時の想像とは違った世界が広がっていた。
そして、この写真を見た瞬間に行くと決めた。
何があろうと。
もちろん、ボリビアのウユニ塩湖にもイチコロだったので、
ガラパゴスとウユニをメインで行くと決めたのだった。

そして、エクアドルのキトからガラパゴスへ向かった。
船上生活は想像以上にタフだった。
が、そんなこと忘れさせてくれるくらい、すばらしい自然だった。
美しい。
本当に美しい。
そこには、今まで経験した想像したことのない世界が広がっていた。
そしてそこに俺がいた。たまらなかった。
ガラパゴスの海で3回ぐらい思いっきり泳いだ。
ここにはない異物(自分)が自然の中にいる感じも少しはしていたが、海の中に入ったら自然と一体化した気がした。

南米の写真1
南米の写真2
南米の写真3


で、言いたかったことは、テレビを見てガラパゴスが懐かしかったってこと。そして、あの青の美しさがたまらないってこと。


キャラと違うといわれるかもしれないが、美しいものが好きだ。
無論あまり、嫌いと言う人は聞いたことはない。

以前に、美しいと感じるものには何か静けさがあると書いた記憶がある。
今でもそう思う。美しさには静けさがある。
また、美しさとはバランスだとも思う。
唯一コレがと言う意味ではなく、これとあれの関係、バランスが美しいのだと思う。

NHK世界遺産のエンディング。
まつとうやゆみ の音楽がまた良い。

星野道夫という大好きな写真家&物書きがいる。
彼の美しい言葉を思い出した。