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August 05, 2004

富士山-詳細版-

ということで、富士登山の詳細情報です。

2日の時点で、3,4日富士山は雨。という予報。
それで、3人でメッセで話し合う。
もちろん答えは、とりあえず行ってみる。
もし、雨が降ってきたらあきらめて帰るということになった。
そして、当日(3日)の16時少し前に、西日暮里の駅を出る。
時間がなかったので、とりあえず駅のホームの自販機で水、スポーツドリンク各500mlを購入。

16時20分新宿駅西口のバスターミナルで友達2人と待ち合わせ。
二人はもう来ていた。

この二人は、同じ大学でもっとも仲のよい、二人です。
で、予約して買ってくれていた、チケット2600円を払う。
さらに、昨日、酸素と懐中電灯を買ってきてくれていた。
本当に、ありがとうございます。
二つ(酸素、懐中電灯)で、1800円。
この2つが、今回の登山で最も重要なものになるとは、このとき知る由もなかった。
さらにいえば、ラバーで覆われた懐中電灯。
これが非常に良かった。
なぜかって、岩を登るときに、懐中電灯が岩にぶつかる。
ラバーだと傷が付かないし、落としても壊れない。

で、話は戻ってバスターミナルの横のサンクスでおにぎり3つと、ジュース、チョコレートを購入。それから富士急行バス(新宿〜富士山五合目線)(16:50発)に乗る。

おお、外国人比率多い。
途中、何人かを拾って、ほぼ満席。
lonely planet Japanにも富士登山についてのっていたからなのかも。

それで、19時ちょいすぎぐらいに、富士山5合目到着。

ケッコウ早いな。
ついたころには、真っ暗。
それで、腹も減ったし、おにぎり一つ食べる。
これから、上り始めるので、準備。
懐中電灯を出したり、服を準備したりトイレに行ったりと。
それから、いざ富士登山開始(19時30分)。

しかし、真っ暗。
どっちへ登ればよいのだ?
分からない。
ということで、売店の店員に聞く。
すると、教えてくれた。
おそらくこの道というのは分かったが、人が誰もその道へ行かない。
さらに、真っ暗で看板があるかどうかも定かでない。
警備の人がいたので聞く。
するとあっているらしい。
それで、歩きはじめる。
まずは、6合目を目指す。

すると、帰ってくる人に何人か会った。
やっぱりあっている。
でも、懐中電灯の明りだけで歩いており、どんなところを歩いているかも分からない。
すぐ隣は、崖だったりと、ふざけていると危ないかも。

歩いていると、立ち止まっている2人組みが。
分かれ道みたいだった。
そこに、看板があったので、我々も確認してさらに進む。
すぐに6合目だ。20時ちょい過ぎぐらいに6号目に到着。
予想していたよりも早く、さらに意外と楽だった。
そこで、帰りの登山道で、静岡と山梨に別れる道があると聞く。
表示も大きくないので気をつけるようにと、紙ももらった。

このころから、ほんの少し空気が薄いかなと感じるぐらい。
ほとんど、地上と同じ感覚です。
まだ、このころは歩くと暑かった。
シャツ一枚で問題ないくらい。

さらに登ると、5~6号目と違い岩場なども出てきた。
登山道もぐねぐね。
そんなとき、遠くを見ると、山の頂がほんのり白く幻想的だった。
きれいだな。
なんか柔らかい感じがしました。
さらに、町の明りも見えたり、雲が下に見えたり。

登っていると、月が昇ってくるのを発見。
遠くの山から月が顔を出し始めた。
どんどん、月が昇ってくる、その速度を感じた。
さらに、山という対象物があるので大きく感じる。
オレンジ色のつき。
すごかった。
日の出の前に月の出を見た。(20:45)
なんと、満月に近い。
きれいだった。
3人で、ボーっと見てました。

雨も降る感じはなく、月も見れた。
さらに、このころから、星が見え始める。

21時ぐらいに7合目到着。
非常に順調だ。
カップヌードルが500円で売っていた。500mlのジュースは350円。

ここらで、少し休む。
あまり疲れてはいなかったが、時間調整。
頂上で、長い時間過ごすのは辛い。
なんていったって寒さとかぜが違うから。
7合目あたりには山小屋が多かった。
少し登ると、また山小屋というかんじ。

休みを終え、また少し登る。
7合目のトモエ館で再度休憩。(21:20)
風が吹くので、風にあまり当たらない、壁際などの場所で。
このあたりだったと思うが、トイレに行く。
一回100円。

トモエ館ではジュースが400円になっていた。
どんどん高くなる。

酸素の濃度(薄さ)に慣れてきた。
呼吸の乱れも少なくなった。
こまめに水分を取っていたことも良かった点だろう。
特に、スポーツドリンクはおいしく感じた。
さらに、水やお茶よりも回復が早い感じがした。

山小屋の前は、急な岩や、ロッククライミングのような場所が多かった気がする。
軍手は絶対に必要だ。
さらに、足元を確認するために、懐中電灯も欠かせない。
前日に買ってもらった、懐中電灯大活躍。
というよりも、懐中電灯がなかったら確実に登山不可能です。
まあ、夜中に登るんだから当たり前なんですけど。
今回は月が満月に近く、明るかったので懐中電灯だけでも比較的良かったのかも知れない。
新月のときは懐中電灯だけでは足らないかも。
それくらい、明りがありません。

休んでいると、寒くなってきた。
さっきまでは、そんなにも感じなかったが、
夜もふけてきたし、高度も上がってきた証拠だ。
それで、重ね着をする。
雨という天気予報だったので、シャカパン(通称)防水のズボンや、
カッパ、ウィンドブレーカー、長袖のシャツ、
もちろん着替えのシャツ、靴下などを持ってきていた。

雨というっ天気予報がなかったら、
こんなにもってきていなかった。
頂上に近づくにつれ、この服をもって着てよかったと実感。
最終的には持ってきた服をすべて重ね着した。

休憩と時間調整を終え、再び登山開始。
眼下に見える雲が月の光を帯びて神秘的だ。
トリイ荘の前の岩場がきつかった。
急な坂であった。
トリイ荘でまた少し休憩

すぐ、歩き始める。
このあたりは本当に山荘が多い。
下から見ても、明りで山荘の多さが分かる。

東洋館。
この前あたりから、風が強くなってきた。
風が冷たい。
さらに、きつい岩が多くなってきた。
酸素が薄くなってきた。確実に感じる。
このあたりから、見える星の数が増えていく。
飛行機からみえる星、瀬戸内海のフェリーから見た星、富士山から見る星。
これは今までいた中で、本当にきれいな星たちだ。
今回は飛行機とは違い、360度というか、
上下左右、どこを向いても星。
高い高い富士山だから、さえぎるものが何もない。
当たり前のことなんだが、開放感というか、この世界は俺のもの感があった。

東洋館で休憩。
ここを12時に出てもご来光には1時間も早くつくらしい。
頂上の小屋が開くのは3時という情報も聞く。
まだ、22時ちょいすぎだ。
早すぎる。
しばし休息。
どんどん、風が強くなってきた。
常に吹いている。
服を重ね着する。
あったまろうと、ポタージュスープ400円を飲む。
量が少ない。もっと温かい方が良かったが、
体の中が暖まってきた。

食べ物を買えば、山小屋に入れると思ったら、違った。
1時間100円ぐらい払わないといけないらしい。
うをー。
それで、外で食べる。。。

飲んだ後、少し休んで、
また上り始める。
ちょくちょく休憩を取っている。
山登りには休憩と水分、酸素、防寒着これ重要。
実感しました。
登っていると、天国みたいな景色が見える。
天国なんていったことがない。
テレビや、絵でもイメージはあまり見たことはないと思うが、
私の脳の中にある天国のイメージに似ていた。
暗い空、満月に近い明るい月、降ってきそうな多くの星、
山の峰は青白くひかり、無駄な音が何もしない、
大きくゆったりとした雲、そんな感じです。

23時10分ぐらいに8合目に付いた。
24時ぐらいまで休んだ。
体が暖まってきた。
中に長袖のシャツを着たからだろう。
ここで、また休む。
山荘の壁にへばりついて休む。
風を感じないからだ。
ここで、持っている服を全部きる。
半そでシャツ、長袖シャツ、薄いジャンバー、ウィンドブレーカー、帽子、フード、軍手、チノパン、シャカパン、こんな感じ。
これだけ着ても、暑くはない。
寒いくらいだ。それだけ風が強い。

また、上り始める。
これ以降は山小屋が少なくなるらしい。
このあたりから、人が多くなる。
いわゆる、数珠繋ぎだ。
ツアーの人も多いみたい。
でも、我々は自分のペースで行くために、追い抜く。
その前は人がいないこともあったので、
ペースを保てた。

8.5合目に到着。
8.5合目が最後の山小屋だった。
下を見ると、懐中電灯の明りで、人がたくさん並んで登ってきているのが分かる。
それで、あまり休まず上り始める。

ここからが辛かった。
急激に酸素が薄くなった感じがした。
3200〜3400の間で酸素が激減した感じがした。
正直辛かった。
足の歩幅も短くなった。
このあたりから、少し歩いて休む感じになった。
心臓のペースがカナリ速い。
さらに、脳に酸素が回っていないのが分かった。
友達の話しかけにも、答えなくなる。
そのうち、限界に近くなる。
意識が朦朧としてくるレベルだ。
酸素を持ってきていたので、酸素をこまめに吸う。
少し歩いて休む。
休むときは寝てしまいそうだった。

この状況を見て、
友達が、バックパックを持ってくれた。
ありがたかった。
右手に懐中電灯、左手に酸素ボンベだ。
それで、上り続ける。
なんか惰性で登っているというか、
気力だけというか、
人間の動きにも完成の法則が適応されるのではないかと思うほど。

9合目の表示はなかった、
見あたらなかった。
が8.5からカナリ歩いた記憶がある。
なんとか一歩ずつ歩いていると、
上に建物と明りが見えた。
さらに、平らな場所があった。

とりあえず、あそこまで行こうと思った。
あそこは頂上に違いないと思い込ませ、
最後の力を振り絞った。
そして、たどり着くと、頂上だった。
うれしかった。

あれだけ、グロッキーだったが、意識が戻った。
頂上という文字を見て復活した。
といっても、まだかなりしんどいレベル。
登らなくていいので、酸素をあまり必要としないから、
少しだけ落ち着いたのかもしれない。

一人では絶対無理だった。
友達2人の支えがあって登ってこれた。
感謝、感謝ただそれだけです。
本当にありがとう。

けっこう早くついた。3時10分ぐらい。
人はあまりいない。
ご来光を見るために、ベンチがいくつかあった。
最前列に誰もいないベンチを発見。
はっきりいってベストポジション。
そこを陣取った。
これで、ご来光をベストポジションで見られる。
でも、まだ1時間30分ぐらいある。
ご来光まで、待たなければ。
でも、寒い。
風が強い。
まあ、日本一高い場所で、一日のうちで一番寒い時間帯。
さらに、屋外にいる。風をさえぎるものはない。
寒いのは当たり前だ。
場所をとられないように陣取ったのはイイが、動けない。
すると、すこし寝てしまった。
こんなところで寝ると危ないぞ。
と思うが、何度かうたた寝を。
日本一高い屋外の場所で寝た男でした。

で、4時ぐらいになると、だんだん空が明らんできた。
日の出の予感。

雲も太陽が出てくる場所にはなく、最高。
こんなきれいな日の出を見れるのは、
富士登山をした人多くいれど、めったにいないはずだ。
さらに、雨も降らない、満月に近い月の出が見られる。
運が良すぎます。
多分、日本人の中でもっとも付いているやつらです。
うれしい限り。
幸せでした。

どんどん、明るくなってくる。
金華山、伊勢神宮でも日の出を見たな。飛行機からも見たな。
明るくなってから時間がケッコウかかるのは知っていた。
でも、今回は日の出だけではなく、雲に移る太陽がきれいだった。
P8040221.JPG

明るくなってきた。
日の出だぁ。
太陽が昇ってきた。
おお、ご来光。
美しい。
すごい、
うぉーーー。
たまらん。
こうかくと、安っぽいが、もっとずしーんとじわっとくる重みがあった。
なにやら、何事もないように、しかし、徐々にじわりじわりと、
ここちよい感動が生まれた。

4時40分ごろから日の出。
太陽ですよ。
さっきみた、月の出とは全く違う。
日の出。
P8040257.JPG

実は、河口湖がすぐ下に見えた。
これまたきれい。
さらに、雲がきれい。
空の青がきれい。
樹海の緑がきれい。
本当にすごい。
富士山。
着てよかった。
頂上は格別です。


思う存分、日の出を見た。
手とか鼻が痛い。
寒すぎるのだ。
それで、うどんを食べた。
頂上でうどん800円。
高い、でもうまい。温まる。

食べ終わると、すぐ下山。
登ってきた方と反対側から降りる。
それが下山ルート。

降り始めると、白くふんわりとしたくもが見える。
幻想的な雰囲気。
なにか、繭にでも包まれたかのような雰囲気がした。
P8040266.JPG

5時20分ぐらいに下山開始。
降りるのは、楽。
カナリのスピードで降りる。
しかし、砂埃が、、、
すごすぎる。
のどと、目がやられる。
さらに、暑くなる。
登るときと全く逆。
時間も昼に近くなり、標高も低くなるため。
で、どんどん、服を脱いでいった。
行きの8合目ぐらいで買っポカリが役立った。
冷たくてうまかった。

青い屋根の小屋がある分かれ道でも迷わなかった。
須走口、山梨方面へと行く。
7時15分ぐらいに6合目を通過。
2時間でここまで来た。
早すぎる。
一気に降りた。
朝はすがすがしい。
雲も山も空気もきれい。
雨も降らなくて良かった。
6合目から5合目までが意外と長くてびっくり。

行きは暗かったし、元気だった。
人間の感覚とはそんなものなのだ。
途中、馬を見た。
馬で、食料などを運んでいるみたいだ。
8時、長かった富士登山も終わり。
疲れた。つかれきった。
まあ、徹夜で登ったんだから当たり前。

問題が。。。
富士山5合目発のバスは11時が始発。
3時間待ちです。

ハンバーガーを買い食べた。
それと、服を脱いで片付けた。
5合目はだいぶ温かかった。
3人とも広場の床みたいなところで寝てしまった。
相当疲れていた。
当たり前だ。

それから、バスに乗り新宿へ。
1時40分ぐらいについた。
もちろん、バスの中でも寝た。
新宿の吉野家に3人で行き、解散。
楽しかった。

富士山最高!

コメント

隊長、8/25に決行することになりました。最初から最後まで読み返したけど、特に「どっちに行ったらいいんだ?」がやばすぎ。相当びびってます。
しかし、ご来光の魅力には耐え難い。無事生還したら報告します。

Posted by: at August 18, 2004 09:14 PM

最初から最後まで読む人は他にいなさそう。

まあ、気をつけて言ってきてください。

マスク、酸素、スポーツドリンク、懐中電灯、食料、服、これは必須ですよ。

では、日の出が見れるのを願ってます。

Posted by: tera at August 24, 2004 11:03 PM

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Posted by: Totally free webcam at October 18, 2005 01:22 PM
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