部屋の片付けもめどがついた。ここに住み始めた日々のことを思い出す。
この町に引っ越してきた時は、全く知らない町だった。東京でありながら、全く行くことのないエリアだった。だから、近くに友達もいない町だった。住み始めて2年。いつの間にか友達が近くにいるようになっていた。不思議な話だ。
この近くの大学に通っている友達、もともと住んでいて後から知り合った友達、後から引っ越してきた友達。いつの間にかそんな友達に囲まれた町になっていた。住めば都とはこのことかな。
住むということは蓄積することなんだと、この片づけを通して思った。知らぬ間に部屋にたまっていくもの。いろな日々や思い出。そして、友達。
住むということも、生きていくことも、旅することも、ある一つの時間軸に沿って移動していくことなんだということに変わりないのだが。
そして、大学生と言う時間も一つの時間軸として過ぎ去り終わりを迎えたのだ。また、新たな軸を歩み始めよう。その前に、一休みになるか知らないが、旅に出かけるとしよう。
どんな旅の時間軸が待っているのだろうか。ワクワクする。
では、コレが旅の前最後のエントリーになるかもしれません。