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July 05, 2004

芸術とはしゃべることだ!

芸術とは何か?
答えなんてないと思います。
もし、あるとすれば、今あなたが思ったことです。

例えば、アリストテレスは芸術をこのように言っています。
「アートとは人に見せたくなるものの事を言う」byアリストテレス

先日も書きましたが、今「千住博の美術の授業 絵を描く悦び」を読んでしりました。
(まだ読みかけ)

それで、芸術とか人間の体の奥底から湧き出てくる表現したい欲求について考えました。
この本は、そこまでぼくにとって新しい考えは書いてなかった。
もちろん、何が言いたいのか矛盾しているのでは?というところもいくつかあった。
しかし、ふんわりと思っていること、たまには下手な文章でブログに書いたことが、
きれいな表現で書かれていた。
だから、自分の頭を整理して、その考えを再認識して、
さらに深く考えるきっかけをくれた。
とても、この本に感謝しているし、読みがいのある本だと思う。

話を戻そう、アリストテレスの言葉
「アートとは人に見せたくなるものの事を言う」
これははじめて知ったし、このように考えたことはなかった。
だからすごく新鮮だった。

この言葉が書かれていた後に、
以下のような趣旨のことが書かれている。

本来芸術とは「伝えたい心」
これを見てくれ、感じてくれ、という強い思い。
そして、そのホットな思いをそっくりそのまま作品にすること。

そこで僕は思った。
というか、思い出した。
とある知り合いのアーティストに「何で、作品を作るの?」と聞いた。
すると彼は「表現せざるをえない」
「体の奥底から描きたい、作りたいという欲求が生まれ、
作品を作らないと、つらい」という内容を語ってくれた。
そのときは、スゴイ気持ちから作品が作られるのだなぁと思った。

しかし、今日、本を読んで気がついた。
僕が、話すこと、ブログを書くこと、メッセの名前を変えること、旅に出ること、これも根本的に同じだと。
アリストテレスの言う、芸術だと思った。
もっと、言ってしまえば、生きていることは芸術だ。
人生は芸術の塊なのだ。
その代わり、自分の人生を生きている人に限る。
他人の人生を生きている人の人生は芸術ではない。
さらに言ってしまえば、死ぬことも芸術なんだろうと感じた。
この部分に関してはちょっと曖昧だけど。


体の奥底から、表現したい、書きたい、伝えたいと思う。
だから、書く。そして話す。
毎日ブログを書いてスゴイとかいわれるときがあるけど、
(長くて読みにくいという批判もよく頂戴するが。。。)
それは違う。好きで書いているのだ。
もっと言うと、書かずにはいられない。

さらに、言うと僕は前から、
ブログに書く文章は読み直して修正したり、
推敲しないといい続けている。
そして、実際にしていない。
これが言いか悪いかは別として、
あふれ出してくる、思い、そして言葉をそのまま書く、
そのままを、ありのままをぶつける。
これにこそ意味がある。
そのとき思った、気持ちをできるだけ直接伝えたい、
何らかのフィルターを入れたくない、
という気持ちが強いのだ。

読みやすく、きれいな言葉でとか句読点がとか、
これも確かに重要である。
しかし、そのような形ばかりにとらわれていると、
僕の伝えたいことは伝わらないと思う。

形にこだわると、僕の思いの半分も伝わらない。
形には待った文章には、感動や臨場感はない。
だってそうだろう、新聞のような型にはまった文章で感動するか?
するはずがない。

面白いから、ワクワクするから、心が躍る、チャクラが震えるから、
このように表現しないとどうにもならない、気持ちがあるから、
文章を書くのだ、話すのだ、歌うのだ。
書きたくないものなんて書いてもつまらない。
書いている僕もつまらないし、読んでいる方もつまらない。
以前僕は、広告のクリック単価を上げるために、
サラ金の単語をエントリーにちりばめたことがアル。
たしかに、クリック単価はカナリ上がった。
しかし、書いていて面白くなかった。
次また書きたいと思えなかった。
だから、すぐ書かなくなった。
このようなエントリーは間違っていたのだ。
もっともベースとなる、思い、情熱のようなものがないと、
面白いもの、相手に本当に伝わるものはできない。
それが、しっかりしている人、これを「信念のある人」、
というのかもしれない。


偶然とは重なるもので、この本と出合い、
そして今日、すばらしい写真とであった。
偶然、友達が見つけた。
そして、隣からその写真をみて僕も衝撃を受けた。
なんと言っていいのか分からないが、
その写真に吸い込まれていった。

これについては、書くとカナリ長くなるので別のエントリーで書くことにする。
ホントに書くのか?
と思う人がいるかもしれないが、書くと思います。
だって、その写真に関する更なる大きい衝撃が、近いうちにありますから。

それで、思った。
今までの、経験を通して少し分かった気がする。
写真が好きだ、音が好きだ。

前から、写真をみてすごくテンションがあがったことがある。
それは、有名人が取った写真じゃなくても、
純粋に感動していた。
結局写真がすきなのだと。
たぶん、絵よりも好きだと思います。
まあ、今までにそれほどの絵に出合ってないだけなのかもしれませんが。

あと、高くて澄み切った音が好きだ。
ピアノ、サックス、篳篥、バイオリンなどの音が好きだからだ。
このような音、楽曲を聴いていると心地よい。


なんか、最終的に何が言いたいのか分からない文章でしたけど、
しゃべることもブログを書くことも芸術なんだと、そういう認識が僕の中で生まれたと。
それは衝撃だったと。

この本はまだ読みかけなので、
読み終わってから、再度自分で考え直したいと思います。
気が向いたら再エントリーします。

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コメント

僕も書くことが好きになったような気がする。
そこまでエントリーしてないけど。

別にムズカシイこと考えなくていいし。
素直に書ける。

今の自分の気持ちを残せる快感かな

Posted by: sanchannel at July 9, 2004 08:44 PM

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Posted by: penis enlargement at February 9, 2006 11:42 AM

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