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February 03, 2006

3年後の自分へ

かの有名な投資家。ジョージソロスとともにファンドをやって驚異的な運用成績を出した男。

俺が自分の行動を肯定するためにこの文章を支持しているのかも知れない。でも、それ以上に、自分が旅をした時に同じようなことを感じた。だからこそ、この文章を読んだときに納得できたのだと思う。

すごいしっくりくるんだけど、そんごいしっくりこない。たぶん、成功という言葉がその理由なきがする。

ジムロジャースの著書の冒頭

世界を見よう

できる限りこの世界の現実を見ることだ。どのような仕事に就いていようと、世界を自らの目で見ることで人生の成功がより確かなものとなる。子育てにも役立つし、教師、政治家、実業家、芸術家、ジャーナリスト、商人、そう、投資家にも必要なことである。

世界を見れば、自国のこともわかるようになる。他の国を知っている者は、そうでないものよりも自国へのかなり深い理解が得られる。さらに重要なことは、各国を旅する中で、自分自身を知るという点だ。自分の強み、弱み、興味、関心がわかってくる。いずれの分野を目指しているにせよ、自分のことがわかるにつれ、成功は確かなものとなっていく。

世界各地を旅することが、時として難しいのは、言語、習慣、住環境、食物、法律などが違うことによる。それだからこそ旅は楽しいのであり、刺激的なのであり、勉強になるのである。

自国の中で行ったことのない場所を旅行するのも、海外を観光するのも楽しいことではある。しかし、本当のたびの喜びや学ぶべきことは、地面を直に歩き、見ることから生まれる。思いもしなかったことに疑問を持ったり、自分が知らなかったことを学ぶことになるのだ。
読者のみなさんが旅によって啓発され、人生をよりよい方向に変えていくことを祈る。今よりも成功し、幸せになるのだ。人生は短い。だからこそ、力強く遠くへと旅立とう。成功への第一歩を歩み始めてほしい。

どこか世界の街角で会おう。

ジム・ロジャース

冒険投資化ジム・ロジャース
世界バイク紀行

ついでに小澤征爾さんが体調を崩したというニュースを聞いて思い出した。彼の著書の冒頭を。

「まったく知らなかったものを知る、見る、ということは、実に妙な感じがするもので、僕はそのたびにシリと背中の間の所がゾクゾクしちまう。」

この文章が非常にしっくりと来て好きだ。

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