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May 05, 2004

インターネットは人をせっかちにする

インターネットは人をせっかちにする。とか思ったんですけど、どうですかね?

そう思った理由は主に二つです。
・インターネットは自分のスピードで見れる。
・世界中のどんな情報でも速報性がある。

・インターネットは自分のスピードで見れる。

コレだけではわかりにくいかもしれません。
テレビと本を例にとるとわかりやすいかもしれません。
テレビは作成者(テレビ局)が作って、どんな人に対しても決まった流れで放送する。
もっと早く見たい人、年寄りの人でゆっくりと見たい人いろいろいると思います。
でも、それぞれの人には関係なく、どの人にも同じ映像が同じスピードで流れる。
テレビをもっと早く見たい人は遅すぎて我慢できないでしょう。
一方、本は個人で読むため自分のスピードで読める。
誰かに邪魔されない限り個人で完結する行動である。
インターネットはこの本に似ているといいたかった。
自分のスピードで見れるということは、我慢することなくどんどんすきなスピードで読める、見れる。
自分のスピードで長期間やっていると、どんどんスピードが上がるだろう。
その行動が慣れればなれるほどスピードが上がる。
これがせっかちへの第一歩。
それを長い間やっていると、全員同じスピードで読んだり、見たりしなければならないときは遅すぎて退屈になるだろう。
フラッシュ(ムービーのフラッシュです)が嫌いな人が多いのは「重たい」「自分のスピードで読めない場合が多い」のこの二つだろう。
どちもせっかちが故の理由のような気がする。

プッシュ型、プル型メディアがあるが、ウェブはプル型メディア。自らの意思で情報を探しに行かなければならない。反対にテレビなどはテレビをつけさえすれば興味のあるないに関わらずどんな情報でも自然に情報が入ってくる。ウェブは自ら探しに行くがゆえに、自分が気になる情報、少なくとも知っている情報しか探そうと思わないし、知っていることしか検索することができない。(まあ、どっかのリンクで興味のないサイトへ飛ぶこともあるが、確率的に低い)。これもせっかちにするというか、自分勝手にする?偏った人間を作るかも。でも、昔と比べると入ってくる情報量が圧倒的に多い時代だから、ネットを通じて自分の興味以外の情報も多く入ってきているのかも。スパムも含めて。(笑)

・世界中のどんな情報でも速報性がある。

9/11などや最近の事件、世界中のどこで起ころうと常に最新の情報、映像をすぐ得ることができる。
世界中どこにいても時間の差を感じないほどである。
その質もかなり高いものであることが多い。
また、携帯やPDA、無線ラン、AirH"などが発達してどこでもネットワークに接続できる。
情報を得ることができないほうが珍しい。
情報がコレだけ早く入ってこれば、それが当たり前になり、もっと早く詳細な情報を欲しくなる。
これまた、せっかちへの第一歩。

タダ単に、インターネットが人をせっかちにするから良くないといいたいわけではありません。
ご注意を!

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