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December 09, 2005

極地マニア

友達から">「極地マニア!―地球のメカニズムを大分解!その不思議と謎に挑む」という本をもらった。

ペルーのチチカカ湖の写真をのっけても良い?ってことだったので、OKしたらもらえた。うれしい。南極、深海、砂漠などカテゴリーわけされていて、それぞれの極地の紹介がしてある。知らない場所もたくさんのっているし、知っている場所でもすごく詳しい情報が載っているので読んでいると面白い。

そんでもってウユニとかガラパゴスも載っているのがうれしい。それにしても、のっている情報は友達が全部調べたようだ。すごいよなって、純粋に思う。極地好きの人や旅好きの人、トリビア好きな人は是非手にとって見てください。

極地マニア!―地球のメカニズムを大分解!その不思議と謎に挑む
4061028847三推社出版部

三推社 2005-10
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長い旅の途上

相変わらず、何冊かの本を同時並行に読むくせがある。今も、数冊の本が交互に読んでいる。たまに、一気に読みきることもあるが、それのほうがまれな気がする。

で、他の本も読みかけなのに、長い旅の途上という星野道夫さんの本を読み始めた。やはり、星野さんの文章はいい。なんというか、やわらかい。すべてを包み込むような文章だ。

まだ、本当に読み始めたばかりだが、早速気になる文があった。

「人の一生には、思い出をつくらなければならない時があるような気がした。」

「クジラは圧倒的な生き物だった。小さなアリが生きる姿に目を奪われるように。僕たちは巨大なクジラに感動する。だがそれは、生命の持つ不思議さと言うより、一頭のクジラの一生を超えた果てしない時の流れにうたれているような思いがする。それは人間をも含めた生物の進化とか、地球とか、宇宙につながっていくような存在だった。」

「東京で忙しい編集者生活を送る彼は、何とか仕事のやりくりをしてアラスカの僕のたびに参加することになった。 中略 幸運にも彼はクジラと出会うことが出来た。 中略 クジラの行動が何を意味するのかはわからないが、それは言葉を失う、圧倒的な一瞬だった。 その時、彼はこういった「仕事は忙しかったけれど、本当にアラスカに来てよかった。なぜかって?東京で忙しい日々を送っているその時、アラスカの海でクジラが飛び上がっているかもしれない。そのことを知れただけでよかったんだ。」

ついでに、「はじめての冬」って章の12,13、14ページの過去と現在と未来に関する記述もすばらしい。長いのでメモ。

最後まで読み終わったらまたエントリーするかも。


長い旅の途上
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いつのまにやらgmail

いつの間にかgmailを使うようになっている。いや、前から使っていたのだが、メインがジーメールになっていた。たくさんのメールアドレスを転送しているから、ラクなんだろう。けど、それだけじゃないgoogle magicがある。

南米の旅や歩いていた時、タイとカンボジアに行ったときは、いつものメインのアドレスから転送してあった。だから基本はgmailを使っていた。

去年、インドに行ったときもgmailに転送してあったのだが、その時はgmailベースに変わらなかった。

中学の時から使い続けているベッキー。いつのまにやらgmail.
google パワーを考えるきっかけかな。

運命を分けたザイル

なんとなく、借りたこの映画。ここ一ヶ月ぐらいで、誰かから薦められた記憶があったから借りてみた。しかし、誰が薦めてくれたかさえ覚えていない。その前にこの映画を知っていたわけでもない。

で、見て見た。ドキュメンタリータッチとでも言うのか。映像の間にコメントが多く入っていた。いやー、本当に南米の雪山の絶壁で撮影したらしく、けっこうリアル。

雪山の怖さを知りました。でも、雪山は見ていてきれいだな。そして、人間の生きる執念も。死ぬ時に、人がいる、もしくはいた形跡のあるところで死にたいということを言っていたのが印象的。

そして、共に極限の状況に挑むことの難しさと、その関係の重み、決断をしなければならない時の自らの命と相手の死を踏まえたうえでの感情など、やっぱなんともいえない。お互いに命を掛け合うということはそう簡単に、ああだこうだと言えないと思った。

人は挑戦する。
その対象は何であるかは関係ないんだろう。

運命を分けたザイル
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アニッシュ・カプーア

上野のスカイザバスハウスに行った。
芸大に行く前によってみた。と言うのも、みんながこのアニッシュ・カプーア(Anish KAPOOR)の展示を評価していたから、見てみようと思って。

正直、想像していたのと違った。個人的には好きとか嫌いとかは感じなかった。どっちかいうと好き。でも、すっごく衝撃を受けた。何と言うか、目がチカチカしたし、声(音)の聞こえ方に驚いたり、水が水と思えなかったり、不思議の連発だった。今までの常識をつぶされ、異次元な感じがした。それだけで、良かった。

スカイザバスハウスというギャラリーは小さなところ。そこに、6点の作品が置いてある。そんなところ。入ってすぐ目に入った紅色の作品に足をすすめる。すると、目がおかしくなる。チカチカ。凹面鏡の原理そのものといえばそうなのかも。しかし、それだけじゃ説明がつかないような。まあ、俺はよく分からないことだらけ。逆さに映ったり、はっきり映ったり。自分が遠ざかったり近づいたりすると、そんな感じで変化する。

素材は何だったんだろうかと疑問を持った。一通り見て、作品集をぺらぺら見ていた。するとシンセティック ウッドって書いてあった。合わせ木なんだろうか?僕が行ったらちょうど偶然友達がいた。ばらばらに見ていたのだが、お客さんもいなくなったので、しゃべった。すると、不思議。一人邪気がつかなかった体験をした。声が反射して耳に入ってくるのだが、その聞こえ方が不思議。音が反射して伝わってくる順番が変わっているのかなぁ。自分が動きながらしゃべると聞こえ方が変わって面白い。

さらに、中央に回転する作品があった。透明な樹脂が表面に塗ってあり、その下に赤色物体があるのだと思っていた。でも、何で回転しているのかなぁと思った。作品解説をチラッと見たら、waterとなんとかってのが目に入った。この上に水でもたらすのかと思った。友達と話すと、透明の樹脂じゃなくて水だという。!!??驚き。遠心力で凹面が出来上がっていたのだ。タメシに息を吹きかけると、さざ波が立った。驚き。

写真で見ても分からない、全く分からない。写真を見て分かったつもりになるのは怖いな。実際に作品と向き合ってみないとあの不思議な感覚は絶対に味わえない。本物のみが持つ力。

なんか、すっごい印象深い展示だった。お勧めです。上野に行ったら是非行ってみてください。行ったら感想教えてください。


こんな言い方は良くないと思う。それに、どんな国も十人十色でいろいろな人がいる。しかし、インドにいったことある人なら不思議だと思う。インドに生まれ育った人、そして20歳までと言うその人の大部分を作り上げる時期をインドで過ごした人が、この作品を作り上げるなんて。まあ、金持ちの家に育っていたにせよ。

地球一の。

地球一のって、日本テレビでよく言っている。なんか、サッカーの世界大会?トヨタカップというのの番宣なんだけど、それで芸能人とかスポーツ選手が「地球一の」って言っている。

それはいいのだが、そのイントネーションが気になる。「ち」にイントネーションを置く人がほとんど。これには違和感を感じる。でも、一人、「い」にイントネーションを置く人もいる。個人的にこっちはしっくりくる。
なんと、それは朝青龍だけ。朝青龍だけ僕の中でしっくりするイントネーション。

これは、東京弁や岐阜弁という次元ではなく、俺の発音だけが少しおかしいのか?俺は他の言語の人が日本語を後から習った人と同じ発音。俺の言語(日本語)の学び方(習得過程)は、別の母国語がある人と同じなのだろうか?それとも、岐阜弁と東京弁の違いなんだろうかな。でも、聴くたびに違和感を感じるんだよな。

東京弁以外の皆さん、あの発音に違和感感じませんか?