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July 25, 2004

飛ぶ夢を見た

先日、茂木さんの日記で一枚の写真を見た。
その写真はすごかった。
美しかった。
それは、無駄がない美しさだったのかもしれない。

tobuyumesmall.jpg

その写真を生で見たいと思い、
調べると原美術館で開催されている「飛ぶ夢を見た」という写真展。
23日に知って、最後の日が25日。
24日は無理だったのでいけるのは25日だけ。
明日はテスト2つある。
とはいっても簡単なテストだから、正直どうにでもなる奴です 笑

そして、さっき行ってきた。
非常にに良かった。
原美術館の立地、建物の大きさ、庭、流れる音楽、部屋のつくり。
どれをとってもすばらしい。
疲れたときは、ここでぼーっとしてみたい。
これからもちょくちょく来たい。

で、写真も非常に良かった。
やはり、ここにはっつけてある写真が一番良かったが、
展示の仕方が天才的に良かった。
写真禁止だったので取れなかったが、
個室に写真が2つ並んでいる。
廊下から見ると2枚の写真が見える。
その部屋には扉、窓とかがない。
壁は白色。
こんな感じです。
2枚あった写真は1枚は上の写真。
もう一枚は、微妙に違う。
それは、小さく写っているロケットの位置が違う。

そんな2枚だった。
これは、目の前で見るよりも、
少し離れて、廊下から見ると最高です。
一人で、ボーっと見てました。
ほんとうに美しい。
2枚あること、この配置、この部屋。
この明り、この空気。
何が欠けてもいけない。
何も余分でない。
そんな感じだった。
非常に良かった。

以前エントリーした「芸術はしゃべることだ」で書いた本、「千住博の美術の授業 絵を描く悦び」を思い出した。
この本の初めのあたりに、「りんご二個を描くとは、りんご二個の「あき」を描くこと」という章がありました。ここでは、メインと思われがちな「りんご」だけでなく、そこにある余白、さらにはりんご二つの関係が重要である。と書かれていた。これを実感。

「飛ぶ夢を見た」という写真1枚よりも、ロケットの位置が微妙に違うもう一枚の写真、これがあり、2枚が配置される。それによって新たな意味が生まれていた感じがした。
結局どうのこうの言うよりも、2枚一緒に並べてある方がきれいというか美しいというか、なんていうんだろうな、その空間にマッチしていたというのかな。オーラが出ていたというか、すっきりとした空間が生み出されていた感じがした。無駄がなかった。自然だった、あるがままの姿だった。あるべきものがあるべき場所にあるというか。違和感がなかった。飾ってあるという感じがなかった。あたかも地球が出来た初めからそこにあったかのような感じ。表現できないのが悔しいですけど、なんとか感じを掴み取ってください。

複数になることにより価値が生まれる。
もともと価値があったものは別の価値が。価値というか別のよさ、面白さ、意味が生まれる。
それは、単純に片方にあったものと、もう片方にあったものが合わさった良さではない。
全く新しいよさが生まれる。
これはすごい面白い。
1+1じゃなくて、1×1か割るか、累乗かしらないけど、足し算では想像できない、ものが生まれる。
もっと言えば、掛けるでも割るでも違う。
論理的に考えては生まれてこないような面白さ、よさが生まれる。
これ面白い。

これは価値のあるもの、意味のあるものが複数の場合だが、
価値や意味のないようなものが複数集まっても非常に面白い。
これは、人間の細胞→人間、とか酸素→空気とか、分子→本、パソコンなど。
情報に関してもいえることだ。2chもその一つかな。
単語(あ、い、う)→単語→文章ってな感じで。
意味のないものに意味が生まれる。
タダ集まっただけで。
これって面白い。
だって、なんか話とかしていて、それ意味ないじゃんとか言った人がいたら、
たくさん集めてみればおもしろいかもよってことが言える。
でも、論理的にどうしてかとはいいずらい。
まあ、とりあえず引っかき集めるってのも一つの方法です。
そう感じました。

これと関連して、根拠のない明確な根拠。
これがある。
理由はないんだけど、そこに理由がある。
論理的ではないけど、確信に満ちたものがあるときがある。
これっていったいなんだろう。
それに、これが当たっていることが多い。
僕はこういう感がケッコウ鋭い方だと思う。
なんか、こうなるだろうなとか、感じる。
そのプロセスは自分の意思で論理的に考えいたったものではない。
ふと、思うもの。
これってなんだろう。
昔からこのことについては考えているけど、いまいちピンと来ない。
まあ、論理的なプロセスによって生まれたものではないから、
冷静に論理的に考えても答えはでないのかも。
でも、空想にふけるのは好きなので暇なときに考えよ。

まあ、そんな感じです。
この写真展始まったのが僕の誕生日。終わったのが今年(2004年)の7月25日。
両方とも意義深い日ですね。
なんていうんですかね、偶然なんだけど必然性を感じました。
さらに、この写真を見て「人生はロケットだ」と思いました。
これは、長くなりそうなので別エントリーします。

ただ一つ、今回の写真展で残念なことが。
それは感動を共有できなかったこと。
人間は他人と何か同じことがある、体験、思い、趣味、
共通点に喜びを感じる。
それに、感動を共有したがる。
するとワクワクうれしい。
今回は一人で行ったのでそれを共有できなかった。
まあ、美術館とかは一人で行ったほうが自分のペースで見れるからいいんですけど。
でも、僕が紹介して他の人が見に行って、
この写真展について話せたら面白かっただろうなと思う。
でも、もう今日で終わりなので無理です。
ともうと、ネットってすごいな、
感動を共有できるツールとしては。
トラックバックとかも感動共有ツールとしては最適だ。
アクオスのCMの時もこれを感じた。
次、またいい情報があったら流します。
ぜひその時は思いを共有したいものです。

コメント

楽曲でもそうです。
余計な音はいらない。
しかし、ついつい詰め込みたくなるものです。
特にヴォーカルのスキルが足りないときなど。。。

Posted by: 丹 マリ at July 26, 2004 07:05 PM

楽曲もそうなんですか。
そんな感じもする。
余計なものがないと、すっきりしたというか、心地よい。

チーターとかの体も余計なものがなくて美しいです。

無駄なものでも美しいと感じるけど、その無駄と一見感じるものが実は重要であったり。

Posted by: tera at July 30, 2004 09:29 PM

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