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September 26, 2004

旅の跡、その6

バラナシ→スノウリ

インド乗り、これは俺がつけた名前。
バスや電車、リクシャ、車、何でも定員の倍は乗る。
それをインドのリ。ジープのような車に12人乗っていった。
荷物を天上に縛って。狭すぎ。それで、朝から夜まで走り続けた。

昼飯では、運転手のインド人がビールを飲む。
早く出発しないと今日中に国境までいけないと思い。
せかす。しかし、おいおい。
一本かと思ったら、ストロングビールを追加、8%のビール。
もちろん両方とも大瓶で飲んでます。酒臭すぎ。
意味不明で時計を横瀬みたいな感じで客みんなにからむ。

ああ、と思っていたら酔っ払ったまま出発。
途中で車は止まる。麻薬の運びやみたいな人と運転手が話す。
こいつが車に相乗りしようとする。アホ。絶対無理だ。乗れるかボケ。
むちゃくちゃみんなで抵抗。

コロンビア人カップルが乗っていて彼らは、
あの拉致がおきまくって危険すぎるといわれるコロンビア人。
さすがに強い。乗り込もうとする黒くて、デブで、金のネックレスの奴に
open your bag , show meと何度も叫んだ。
中に麻薬が入っていると思ってマジで言っていた。
乗り込もうとするインド人ぶち切れ。目が怖かった。
車のガラスを殴って割るかと思った。

すると、何度も言っていたのでしぶしぶかばんを開けた。
中にはシャツとか靴下が。とりあえず、入ってなさそう。
ではなぜ素直にあけなかったのか?と思っていると、
かばんだけを車の屋根に乗せ、その男は帰っていった。
シャツならもって行かないとダメだろう。やっぱり、麻薬が入っていたのだと確信した。

狭いジープは何度かアクシデントがあった。
でも、夜に国境付近に着いた。

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